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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

話の内容と話す人、判断の参考にするのはどちら?

2009年11月10日 22時12分01秒 | Weblog
「あなた方に言われたくない」
と、つい本音を漏らしてしまったのが、鳩山さん
それが総理大臣として適切であったかどうかは別として
世の中には
「お前に言われたくない!」
といった例は数多くある

それらは言葉にすると一見正しい事
例えば
「挨拶をしっかりしよう」とか
「礼儀正しくしよう」とか
つまり誰も反論できない事柄を口にされたとき
表立って反論できないが為に
つい「お前に言われたくない!」と口走ってしまう
(あるいは陰に隠れて)

問題なのは、このように
残された言葉だけで人の判断はできないこと
いくら正しそうな事を言っていたとしても
その本人が、自分に甘く人に厳しいタイプの人物であったなら
他の人には、発せられた言葉も説得力を持たない

話は変わるけれど(いつもの事だけれど)
歴史上でも公式文書に残された言葉だけで
正しい判断ができるかは
先の例の様に、おおいに疑問の残るところ

つまりは裁判ではないけれど
反対の評価をする人の意見、見方も加味して
総合的に判断していかないと
人の業績の客観的な判断はできないのではないか?

もっとも歴史等は上のものが都合いい様に
書き換えてしまう
だからこそ正しい判断をする為には
敢えてアンチの立場の意見、資料を集める様にしなくては
いけないのではないか

それにしても残された言葉
しかも紙に残された言葉(内容)だけで
判断する事の恐ろしさはどうだろう


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