パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

アジア杯 サウジ戦

2007年07月26日 06時37分29秒 | Weblog
日本2-3サウジアラビア

現在の日本代表チーム 
真に強いチーム、過酷な条件下で戦えるか?が問題であったが
(日本での国際親善試合ではなく)
結果的に心配した通りの結果になってしまった
このシリーズ、ずっと点を取られていたから
守りが安定していないと言えないだろうか
サッカーだから1点くらいは、との考えもあるけれど
不用意な失点、いや、それよりも印象としての軽さが気になってしまう

アジア以外の強豪国と戦ったとしたら
今行おうとしている方向はいいとしても個人の力が、、、

サウジの得点の背の大きくない2得点の選手
可能性を秘めた選手だ
例えばヨーロッパのスカウト陣がこの試合を見に来たら
日本の選手で誰を欲しいと思うだろう?
チームとしてはエレガント、しかし個人は、、、

得点シーン(失点シーン)は最終的には個人の力による突破で
決められてしまったが
日本人にはあのような可能性のあるプレーが
できるようにはならないのだろうか?
勿論、中村俊や高原はしばしばよいプレーをする
だがこの試合に関してはコンディション不良のせいか今イチ
遠藤も疲れていたようで、いつものさえが見られない

このチーム、よく走るかもしれないけれど軽い
そんな印象がしてならない
日本人は永久にフィジカルは強くならないのだろうか?
個人の能力が限界に来ているからチームでなんとかしようとする
というのは考え方としては悪くないけれど
始めっから個人の能力を見限っている点でいつも疑問を感じてしまう

ドイツ人のように基本的に1対1に負けないサッカーではなく
数的有利の条件を上手くつくって、きれいにさばいていく
この考え方自体が日本人のフィジカルの強さを強めていかない原因ではないのだろうか
高校でも戦術的に洗練されてガツガツと当たるところは少なくなってきている(?)
時に国見、鹿児島のように体力勝負的なチームが出るが
それでもクロスの精度が悪かったりで
サウジの様に得点圏内に入ると危険な香りがいっぱいというわけではない
日本人は骨が細く、身体も軽く、背も低いから
結局より上のランクにはいけないのだろうか
ならメッシ、ラウルはどうだろう (彼らはそんなに身体に恵まれているわけではない)

対外国戦を見ると、また、古くて新しい問題が気になって仕方なくなる
つまり日本人のフィジカルの問題
マッチョではなくバランスとしてのフィジカルの強さの向上
これがない限りこれから先は難しそうな気がしてならない

そして、いい意味で「俺がなんとかする」と考える人物の
多数の出現が多くなってほしいものだ

再びこのチームの話に戻って、チームが軽く感じられるのは
確固としたリーダーが不在なためのようにも思える
中村は引っ張っていくタイプというより職人タイプだし
ならばいったい誰が、、、

いずれにしても過酷な環境下
見ていて、あれこれ言うのは少しばかり無責任だけれど
他との比較の上ではこのように思った次第だ

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