パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

メモリーズ

2024年08月20日 10時02分03秒 | 徒然なるままに

夜中の3時半頃、雨が降り始めた
ずっと期待していた雨、地表が冷えて連日の猛暑から逃れられることを期待した
だが、直ぐ止んでしまう気もした
それでも思いのほか雨は粘って、雨という自然現象を久々に実感した

木々も草も虫たちも、本当に久しぶりの雨を喜んだに違いない
今朝、埼玉の妹からラインで今朝は曇り空なので朝顔が元気に咲いている
と連絡があった
生き物たちには本当にきつい今年の暑さ
これが今年からずっとなのか、今年だけのことか、、少し不安が残る

ところで、どこかにあったはず!と本棚から見つけたのがこのノート

購入した本(読んだ本)、購入したCD、見に行った映画、聴きに行ったコンサート、
見に行ったサッカーの試合、出かけた旅、そしてコーチしていたサッカーの試合の結果
書き残されている
思い出のタイトルを英語で書いたが情けないことにスペルが違っていた
正しくはMemoriesだった
記録はもっとたくさん残っていると思っていたが、1997年から1999年までだった
別冊を探したが今のところ見つかっていない

このノートは自分の内面を育てた具体的なものの記録だ
こうしたものにお金を費やしていたことは、今見ると懐かしいし
どこか誇らしい気もする

始めの1997年は読んだ本(購入した本)は25冊
購入したCDは59枚(セットも一枚とみて)
映画は5本
コンサートは6回(クラシックコンサート)
スポーツ観戦はグランパスの試合で4回
子どもたちのサッカーの体外戦は5試合で4勝1敗
(負けた試合は風邪が流行っていて一人少ない状態だった)

1998年は本が19冊
CDが28枚
映画が4回
コンサートが4回
サッカー観戦が3回
少年サッカー(小学生)は12試合(勝敗は半々くらい)
中学生は10試合(引き分けが数試合、勝ち負けは半々)
旅は京都へ

1999年は本が26冊
CDが15枚
映画が8本
旅は京都、東京、

これらを眺めると、1997年当時は読む本はフィクション主体の軽めが多かった
ところが徐々に真面目な本も多くなっている
キリスト教の死海文書関係とか須賀敦子の本とか
フィクションではない本が増えている

こうしてみると、いつ頃から哲学系、社会学系(ベルクソンとかオルテガとか)が
増えてきたのか気になる
確か今年読んだ本で記録に残しているから、いつかチェックしてみよう

購入したCDはどの年もがクラシック関係
バッハから現代音楽(メシアン)まで種種雑多で今も愛聴しているものがある
ただ、つくづく変な曲を聞いているものだと思う
市場性はないアルバムばかりだから、売りに出したら二束三文の口だ

母の父、祖父は何でも記録に残しておく人だった
今もとっておけば昔の良い記録になっただろうが
メモ魔だったという記憶しか残っていないのが残念だ

母はその血を受け継いで何でもメモしている
家計簿をつけているが面倒だからといって合計金額を出していない

その血をついで自分は、こんな感じの記録を残した
それがどうした、、といえば、それまでだが
こうして眺めてみると何かが残っているというのは
大したものだとも思う

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