パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

決定力だけでなく

2015年03月14日 21時05分15秒 | サッカー

シュートにつながるクロスの精度が悪い
それが今日のグランパス対ヴァンフォーレの試合の感想
甲府の守備がいいというよりはグランパスの攻めの雑さ加減は相変わらず
左右からのクロスがぴったり頭に合うことはないし
途中で引っかかったりして得点の香りはしない
(ゲームは甲府が1-0の勝利)

このクロスの精度の悪さは代表でも同じこと
流石に調子のいい時の長友は良かったが
評判の良くなった内田でも最初アシストってあったかな
と思わせるほど、、
内田のアシストってどうも印象にない
フリーランニングは良かったかもしれないが
パスが良かったという印象は何故か無い

そして決定力は相変わらずふかすシュートが多いし
守備側が攻めこまれてカットしたボールを前につなぐ時
プレスがかかった状態でのパスの精度
これもイマイチ

日本ではサッカーだがフットボールと言う国のほうが多い
そして日本はこの競技はレッグボールというくらい
フットの部分のことよりレッグに代表される部分のほうが大きい
戦術が重要視されるイタリアは前提として現実的な止める、キープする
パスするといった技術は高い

ここの部分が少し不満
ドイツのように華麗さはなくても
やるべきことがクソ正確にできるというのは
現実的には上手いということだと思うが
日本はどうもトリッキーな思いつきのプレーを評価しがち
この基準がそろそろ変わらないかな
つまりうまい選手と言う定義を変えたほうがいいのでは
中村俊輔のプレーはファンタジスタというより正確なキックのこそ
その本質はあったように思う
ミスが少なくこじんまりというのではなく
どんな時も正確に戦えるメンタリティを持った選手
それが真にうまい選手なのでは

それと気になるのがボールを奪取する能力
これを鍛えないともう一歩上にはいかない
この部分は対人プレーでボールを取るプレーの練習をもっとしなくては
つまり育成時代のあたりから人と人との距離が近いプレーを
たくさんこなさないと身につかないのでは

体で覚えるしかないことを
あまりにも頭で理解して実用化しようとするが
残念ながらそれには今壁にぶち当たっている感じ
やっぱり体験、積み重ねのちからは馬鹿にできない

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レアチーズ餅 | トップ | 新城×若者 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

サッカー」カテゴリの最新記事