パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

音読(黙読)は、人の説明より内容が頭に入るか?

2020年06月30日 08時57分24秒 | あれこれ考えること

家電製品の取扱説明書は二人で取り組むのが良いらしい
1人が声に出して読んで、もうひとりが操作を行う
そのほうが操作するひとの頭にすんなりすべきことが入るようだ

これはなんとなくわかる気がする
読んで覚えたつもりの操作を1人でするのは、思いの外手こずる
どうも読む、覚える、行動するということは
そんなに簡単に繋がっていない気がする

だが、一通り操作等が分かった後で読み返すと、
覚えにくかった説明も「何だそんなことか!」と
すんなり頭に入っていく

これは、スマホとかコンピュータの使い方は読んで覚えるよりは
最初はとりあえず試行錯誤でトライして
一段落したところで説明書を読んだほうが理解が進むことに似ている

同じことは難解な本を読む時も感じることで
最初から解説を読むより、本体を四苦八苦してあれこれ想像・考えながら
読んだあとで解説書を読んだほうが理解が進むように感じる

読むという行為は、覚える行為のように思えるが
時と場合によってはあまり効果的ではないのではないか
特に音読という作業は、頭の中に内容を入れることには
(発声に集中しすぎて)あまり適さないのではないのか、、
子どもたちの勉強の手伝いをしているそんな気がしたりする
もっとも、物理的な音声を発する行為(訓練)は大切なので
音読の必要性は否定しないけれど

ということで、外国をルーツに持つ子どもたちには
どうすれば効果的に覚えてもらえるか、考えてみよう
(例えば、右手を使うと左脳が働いて言葉を覚えやすいそうだから
 ひたすら右手で言葉を書かせたり、、、?)

ただ、彼らは辛いことは嫌だろうから、勝手に努力する方法を考えねば!
ところで勉強の手伝い、今日火曜日は2年生の男の子が相手
彼のリズム感はすごい(太鼓の達人の真似事で机を叩くと日本人とは全然違う)
おだてながら、頑張らせよう

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