パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

チームになっていない感じ(ウルグアイ・コロンビア戦)

2023年03月30日 09時28分59秒 | サッカー

テレビは相変わらず野球の報道が多い
なんでもWBCに関連付けて取り上げている
それで視聴率が上がるとしたら、民放の宿命でこれは仕方ない
最近はスカパーやネット配信で専門チャンネルが活躍しているが
まだまだ圧倒的に地上波見る人が圧倒的に多いようだ

サッカーはJリーグの試合中継をDAZNに委託するようになって
少しだけ地上波でも流すようになっている
このために、熱心なファンしかJリーグの試合を見ていない
観客はそれなりにいるようだが、以前のような持ち上がりには欠けるようだ

先日の国際親善試合キリンカップの二戦目、対コロンビア戦は所用のため
録画で見ることになった
1−2の逆転負けの結果を知っているゲームを見るのはどこか物足りない
だが次のワールドカップに備えて新しいチームづくりのこの時期は
結果も大事だが内容も気になる

そういう視点で見てみると、チームになっていないな、、という印象
2失点のシーンも崩されたというより、どこ気の抜けたところで
あっさり入れられてしまったという感じ
これは自身の経験からすると確固たるキャプテンがいない時に
見られるパターンだ

攻撃面の新しい試みとしてサイドバックが内側に入って三苫とか伊東
堂安をより活かすシステムにトライしているようだが
全体的に安全なバックパスが多く、ボールを前に運べていない

ボールを前に運ぶのにパスの依存が高いのが日本
スペインなどは結構ドリブルで持ち上がるシーンの印象が強い
そこの違いをスペインのチームに所属する久保は感じ取って
自分の役割はボールを前に運ぶことと感じているようだ
(ボールを前に運べた選手は過去に中田英、本田がいる)

三苫もボールを前に運べるが、ドルブルするコースがタッチラインに近い
伊東もタッチライン沿いに縦に抜けるプレイが得意だ
久保もサイドに張れば縦に行くが、左右の真ん中でボールに触るほうが
自分の特徴を活かせると自覚しているようだ

ドリブルはそれぞれ個性がある
三苫はネイマールのそれに似ているし
久保はどちらかといえばメッシに似ている
日本の選手に出てきてほしいのがイニエスタのドリブルができる選手で
人が多くても真ん中をスルスルと抜けていく、そういう技術をもった人

野球の華々しい結果と比べて、三苫の活躍以外に褒めるところがないサッカー
だが日本のFIFAランキングは20位で
対戦したコロンビアもウルグアイもそれより格上だ
だからそんなにうまくいくはずがない
(だが見てる方はそれで良しとはしない)

それは仕方ないとして、やっぱり問題は前々から言ってるが
点取り屋がいないことだ
前目にいてもそれはプレッシャーをかける役割で
点をとる役割でなかったのがこの前のワールドカップ(前田の役割)
結果としてそれがうまく行ったのは認めるが
そのままの戦術では弱者のそれで、いかにも情けない

野球よりもコミュニケーションが必要なサッカーというゲーム
海外から帰ってきて二三日の練習で直ぐに本番というのは
どのチームもそうだが難しいのはわかる

それもあるが、森保さんの監督ぶりにも若干飽きがきた
それは悪い方の予想があたってしまうということで
選手の選択、配置などに新鮮味がない
にもかかわらず先日の試合では森保メモを試合中の選手が
回し読みして若干の混乱をしていたようだ

話は変わるが、日本は媒体が大騒ぎして
一人の選手を称賛するスターシステムがあるが
これなどは、選手のためにも全体のためにも
もう少し考えないといかんのではないか、、と思ったりする

録画を見ていて、やはり試合には勝たないとつまらない!
というのが、正直なところ!








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