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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

昔、サッカーで感じたこと

2024年10月12日 09時41分43秒 | サッカー

サッカーワールドカップ最終予選は、思いのほか順調に推移して三連勝
普通なら大騒ぎするところだが、放映権の問題で地上波テレビは大騒ぎできないようだ
大谷の活躍はフジテレビと日テレがあまり伝えられないようだが
(例の自宅の暴露報道のため)それでも、それ以外では異様に多く
これで良いのか?と不安を思えないことはない

今日は昔サッカーで考えたことを思い出して書き残してみる
一つは子ども会(小学生)のサッカー大会でのこと
冬になると我々の地区は各子ども会同士でのサッカー大会があった
サッカーに経験のない子も女の子も混じって、サッカーを楽しむのが目的だが
やる以上は勝ちたいのは正直なところ

試合前に数回だけの練習だが、監督を受け持った時に子どもたちに聞いてみた
「サッカーで勝つには相手より一点多ければ勝つという考え方と
  相手よりも失点が一点少なくて勝つという考え方があるけど
 みんなはどっちが良いかな それに合わせて練習をするけど」

この答えは、ほとんど得点をたくさん取って勝ちたいとする子が多かった
女の子で一人失点しない方を選んだ子がいたが
練習はとにかく点を取る、相手のゴールに近づく練習をした

と言っても、数回の練習でうまくいくほど甘くはない
結局、みんながひたすらボールに触れる機会を作って練習した
試合形式の練習では2つのボールで戦い
上手い子ばかりがボールに触れる時間が多くならないようにした
これはみんなが熱くなって、サッカーに馴染みのない女の子が
サッカーにハマるきっかけとなった
(彼女は高校に入ってサッカークラブに入ったらしい)

相手より一点多く取るスタイルは、自分のクラブでもそうだった
後ろから、うじゃうじゃと人が溢れてくるようなそんな超攻撃的なチームで
頻繁にカウンターで失点しても、それを反省する知恵がないので
同じことを繰り返した
そのうちに、前からの攻撃が多いために
相手はカウンターすらできない状況も多くなった

このクラブチームも定期的に他の地区との戦いが設けられた
正式な試合となれば、子どもたちもみんな試合に出たいし、勝ちたい
先発11人にはどうしても外れる子が生まれる
このとき、自分はみんな試合に出たいだろうから、でたい人に手を上げてもらって
じゃんけんで勝った人が出ることにした
チームには先発間違いなし、、と思われる、運動神経のいい子がいたが
彼はじゃんけんで負けてスタメンではなくなった
その時の子どもたちの不安そうな顔
でも仕方がない
そのチームは明らかに一つ不安なポジションが生まれた

試合はその場所から相手の攻撃が始まると想像したが
いざ試合が始まってみると、子どもたちはその不安なポジションを
みんなで緊張感をもってカバーしていた
もし仮に、運動神経のいい子が先発していたら、楽な試合運びはできただろうが
みんなで戦っているという実感はあっただろうか

この試合、最後は途中交代の運動神経のいい子が得点し勝利して
みんな大喜びということになった
そこで自分が不意に思ったのは、どこか不安のあるチーム構成のほうが
チームには緊張感を与えて、結果的にうまくいくかもしれないということ
飛び抜けた子がいると、つい彼に全てを任せてしまうことになってしまい
一人ひとりが少しサボりがちになってしまうのではないかということ

この考え方は想像上のこと
しかし大外れでもないという実感はある

だが、ワールドカップ最終予選のような結果が全ての試合では
不安のあるポジションがあるのは危険極まりない
特に後ろの方は責任重大だから、現在の先発メンバーが怪我をしないことを願う

それにしても、サッカーの報道は少ないな

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