パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

靴ひもの結べない子供たち

2006年04月15日 19時12分28秒 | Weblog
今日は久しぶりに、広い総合公園でのサッカーの練習日。
だけど雨か曇りか、悩ましい天気だった所為か、グランドにきた子は約半数で
おっさん担当の3.4年生は12名。

今日もやっぱりいましたね、上手に靴ひもの結べない子。
3人の子が、ほどけたままになっているので、その都度結ぶように言うのだけれど
しゃがんで結んでいる子もいれば(きつく結べないので、すぐに解けてしまうのだけれど)結ぶ振りして結べずに、諦めて解けたまま練習を続けようとしたりしてた子もいた。

本当に最近、靴ひもの結べない子が多い。
マジックテープでひもの代わりをしてる靴が多く、わざわざひもを結ばなくてもいいので必然的にひもを結ぶ機会がなく、結べない状況になっている。
でも、親御さんも結び方教えないのかな?と思ってしまう。
練習にくる前から解けているのだから。

子供たちを見ていると、知らず知らずたくましくなっているな、と思う事がある。
練習に来るようになった当初は、膝や肘に擦り傷がほんのチョットできだだけで
「痛い」と申し出て、不安そうにしてたのが、今では「痛くないよね」と言うと
「うん」と答えて、何事もなかったかのように練習に戻っていく。

今日も、ある子が至近距離からの強くキックされたボールに当たってしまった。
当たりどころが悪かったのか、少しの間「痛い、痛い」と声をあげて泣いていた。
その子に、練習終了時に、「さっき当たって痛かったかもしれないけど、我慢できるとカッコいいぞ!」と内緒で耳打ちすると、彼は納得した表情で、うなずくのだった。(ホント、子供はかわいいな)

コーチのおじさんたちは、実は子供たちに遊んでもらってるのかもしれないと
思うのでありました。


コメント
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