パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ゴールキーパーがハットトリック

2006年04月11日 23時05分12秒 | Weblog
PKでもなく、FKでもなく、ハーフウェイラインのあたりから彼はドリブルを始めて仲間がパスを要求してるのを聞き入れず一人で点を取ってしまった。しかも3点!一月ほど前の交流戦でのこと。
小学1年から6年までのゾーンに分かれたゲームの3年生のゾーンでの出来事で、相手との実力差があったから、と言えなくはないけれど、早いうちに3点とって一方的になりつつあった中で、キーパーの彼は言った「攻めにいっていい?」
おっさんの答えは「いいよ!楽しんで来い」
その結果、彼はニコニコ顔で帰って来られることになった。こんなことは(一方的なゲームは)よくあることだ。そんな時、最後尾のキーパーは退屈で、ゲームに参加してる感覚さえ持てないでいる。ゲームが終わったとき、「勝った」と言うだけでは、彼はつまらないだろう。勿論、相手のチームを馬鹿にしてるのではない。
サッカーは誰が点を取ってもいいのだ、前にいるほうが点を取る確率が高いだけのことで、チャンスがあれば誰でも狙うべきなのだ。
バックスやキーパーは守り専門みたいな感覚で、コートの横から「そんなに上がるな」などと指示する人が多いが、小学3年の範囲では「まずは楽しむことが一番」とおっさんは思うのであります。
その試合、4点目を狙いに行った彼は、スキをつかれて、仲間から文句タラタラの1点を取られたのでありました。相手のチームは1点取ったことで大喜びであったのは言うまでもありません。
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