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パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

新生児の名前

2024年03月23日 11時21分25秒 | 徒然なるままに

今年の新生児の女の子の名前は「ひらがな」、「〇〇子」が
多くなるのではないか!と想像してしまった
まひろ、ききょう  倫子、定子、彰子、
ご存知「光る君へ」の登場人物で
こうしたクラシックな名前も案外良いもんだ
と思う人が少なからずいるのではないか

新城の広報誌では毎月新生児の名前が紹介されるが
まだまだキラキラネームが少なくない
つまりは読めない名前だが、自分たちの時代の「子」が多い名前も
わかりやすさ故に便利だと思うえるのだが
果たしてどうなのだろうか?

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新渡戸さんの5000円札は、セルフレジでは使えなかった

2024年03月21日 15時57分33秒 | 徒然なるままに

我が家のしっかりものが非常用持ち出し袋のチェックをした
賞味期限の過ぎた乾パン、手軽な化学反応を利用した熱源も
2年ほど過ぎていた
しっかりものだからお金も用意していた

財布を見ると、新渡戸稲造の5000円紙幣が2枚入っていた
今は樋口一葉だから、ずいぶん久しぶりの対面だ
心配症は「使えるかな?」と不安の声
そこで、スーパーのセルフレジで使ってみることにした

今となっては珍しい5000円札
家には、記念用にとってある(2000円札も)

レジに新渡戸さんは入っていった
ところが直ぐにお釣りが出て来る場所からそのまま出てきた
もう一度繰り返したが同じことの繰り返し
つまりは新渡戸さんは今のセルフレジでは使えなかった

そこで銀行に行って両替をすることになった
ついでにお賽銭箱に入っていたものすごく汚い硬貨も両替を依頼した
その額、37円
でも硬貨は数が多いと手数料がかかる
そこで、かからないようにATMで10円だけ口座に入金して
窓口で5円が5枚、1円が2枚の27円に交換してもらった

そういえば新しい500円硬貨も使えないレジがある
便利になっていくレジでも現金主義の人には使いづらい!みたい


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昨日の「光る君へ」は、紫の上を連想した人が多かったようだ

2024年03月18日 16時20分56秒 | 徒然なるままに

既に何人かの人が指摘しているが、昨日の「光る君へ」で
道長がまひろに妻になって欲しいと申し込んだシーン
心はまひろ第一にあるが、地位としては正妻ではないが
勘弁して欲しいとする状況は、光源氏の最愛の妻
紫の上の立場を連想させるようだ

紫の上は、女三の宮が光源氏に嫁いだために
紫の上の形式上の立場は弱くなってしまったが
この関係が昨日の場面とシンクロしているとする見方だ

確かに今回のドラマは、源氏物語に採用された部分のネタ探し
に注目するとなかなか面白い
少し前は「雨夜の品定め」のシーンを連想させる部分があった
自分が気づかなかった部分では、源氏物語の桐壺のエピソードですら
ドラマで匂わせるような部分があったらしい

このドラマは単純にストーリーを追うだけでなく
このような別の楽しみ方があるわけだが、本来何かを楽しむということは
こうした深読みができるとか、それなりの知恵を持つことが必須なのかもしれない

何でもそれなりに知ってくると物事はより楽しめる
楽しむには少しばかり努力が必要ということだろう



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梅酒

2024年03月16日 08時46分00秒 | 徒然なるままに

4合のお酒を8日間かけて飲む
つまりは飲み手ではない自分だが、時々好んで購入するのが梅酒
蝶屋の梅酒のいろいろ、日航の機内で使われる梅酒などある内で
最近気に入ってるのが「日本酒でつくった梅酒」

大吟醸「空」(くう)で有名な隣町の関谷酒造で作られたお酒だ
(空の看板を知らない人が見ると、そらと読んでしまうそうだ)

飲み手ではないので辛口が良いなどとは言わない
飲みやすいのが良い
少し飲むだけだから(食前酒くらい)口当たりの良いほうが好ましい
焼酎のものよりは柔らかなもったりした感じ?

でもこの商品、直ぐに店から無くなってしまう
次に店に行った時はあるかな


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攻めてるNHKとの声もある

2024年03月14日 09時57分51秒 | 徒然なるままに

NHKの大河ドラマ「光る君へ」の先回は
家族で見る人も多いあの時間に、まひろと道長のあんなシーン
が出てきて落ち着いて見ていられなかった親御さんもいたと思われる

このラブシーンと花山天皇の出家の陰謀が同時進行したのだが
もしかしたら男は陰謀の方に関心が集まり
女は恋愛のほうに関心があつまったのではないか?
と勝手に思ってしまった

子供の頃の男は機械ものに関心が集まり
女は食べ物とかファッションに関心が集まるように
根本的に向かっていく方向が違うと思えるから
そんな風に思ったのだが、さてどうなんだろう?

今年の大河ドラマは、放送後のYoutubeを見ると面白い
ものすごく細かな解説があったり、歴史を教えてくれたりする
先日も知り合いと話をしていたら、彼もYoutubeで復習をしているとのこと

つくづく、そう言う時代になったものだと驚く

ところで、まひろ(紫式部)は源氏物語のエピソードのネタを
どのように仕入れていったか?と考えながら見るのもちょいと面白い
先日は「雨夜の品定め」のネタと想像されるシーンがあったし
Youtubeでは深読みする人たちがいろいろ教えてくれるし
今のところ昨年の家康よりは、個人的には面白いと感じている

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写真に撮っておけばよかった風景

2024年03月02日 09時12分27秒 | 徒然なるままに

以前、登山しているときに写真を撮るのはやめるようにした
と決めたことはここで書いた
それは写真撮影に気がいって山を楽しめないからだが
これとは反対に写真を撮っておけばよかった!ということもある

9年ほど前、ドイツに行った
このときも昔旅したところを再び回って、そこでの自分の感じ方の違いを
見るためだったが、それ以外にも有名どころも抑えていた

有名なローテンブルクへ行く予定でニュルンベルクから列車に乗ったが
その列車は途中で止まって、それから先には行かないと車内アナウンスがあった
ネットで計画したコースでその先の駅で乗り換えるはずなのだが、何故か行かない


どうやらバスで乗り換えて、いくつか先の駅まで行くようになっている
となんとか理解してバスに乗った

このバスから見える風景がすごく興味深かった
バスは小さな町を巡ってのんびりと走っていった
教会、町役場?それぞれの家がこじんまりと固まって
それは生活を感じさせるもので、ドイツ人の本当の暮らしを
垣間見ることができた気がした
そしてそれは日本人の自分にとっては、まるでメルヘンの世界のように思えた

バスの時間は予定外だったが、この予定外の時間は本当に楽しかった
写真に撮っておけばよかった!
今でも残念に思えて仕方ない
記憶の中の風景は時間とともに美化されて更に忘れがたいものになっている

この日、電車に乗り換えて、そこで同席したドイツ人のおばさんが
とても親切な人で、ローテンブルクに行く方法を
駅のインフォメーションまでいって聞いてきてくれた

旅は困っても、なんとかなる!
と実感することが多いが、このような親切な人との出会いも
いい経験となった

50年ほど前には、バイロイトで初めて会ったフランス人のおばあさんと
ホテルを二人で借りて泊まった事もあった
(着替えのときは部屋から追い出された)
この方もとても良い方で、バイロイトの出しものまでの時間は
二人であちこち出かけたものだった

人の一生は記憶でできているのかもしれない
その記憶とか経験、それらは自分が満足できるものなのだろうか

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時代から取り残されつつある?

2024年02月29日 09時54分34秒 | 徒然なるままに

歳をとるってことは、こういうことなんだな!
と実感するのはこんなことからだ

ビートルズの音楽はつまらないのに、何故騒がれているのですか?
この問をしたのは若い人、ビートルズを知らない人だ
この問には答える人がいて、音楽の評価は時代によって変わる
ビートルズの音楽の歌詞(?)が今の時代ではフィットしないかも
しれないが、彼らの全盛期は時代にあっていた

つまりは時代によって感性に訴えるものが違っているということだ
若い人がつまらないとするビートルズだが(この人は炎上商法かもしれない)
自分はその反対で、今の音楽はつまらないがビートルズはすごいと思っている

そういえば今の音楽には全く疎い
たまにテレビで流れてくる大勢で歌う楽曲は、幼稚だな!
と否定的な思いしかない
大勢いて音楽的にあんなことしかできないのか、、と思ったりする
(ただし、音楽はつまらなくても彼らの見せ方は高度かもしれない)

不意にバッハの音楽が彼の死後しばらく忘れられていた
という事実を思い出した
メンデルスゾーンがバッハ再発見のきっかけを作ったらしいが
バッハがしばらく消えかかっていたのは、少し分かる気もする
バッハの音楽は理屈っぱくて面倒くさいし、ワンパターンのように聞こえる
そう思う人がいても不思議ではないと思う
忘れられていた時期はもっと感情に直接訴えるものが要求されていたのだろう

自分が違和感を覚える違和感(年寄りの苦情)は
今の歌があまりにもポジティブ的でありすぎることのような気もする
それは若い人特有のエネルギーから生まれる必然的なものかもしれない
でも、、、

今の若い人が何十年経った時、懐メロとして今流行の歌を歌うことに
なるのだろうが、今の歌は時の淘汰に負けないでいられるのだろうか?

ということで、年配者は何かと今の時代に文句を言いたいってこと
そしてそれが歳をとるってことか!と実感したということ


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こんな和歌送られたら、男は困りうそう?

2024年02月21日 09時09分13秒 | 徒然なるままに

男の日記は記録、女の日記は物語
何かでこんな言葉を目にした
なるほど、物語を作るのは女性がうまいのかもしれない
と勝手に納得した

源氏物語の作者、紫式部を主人公にした大河ドラマ「光る君へ」は
戦争シーンがないので安心して見られるが
困るのは登場人物の名前とか人物の関係性がさっぱり覚えられないこと

タレントさんが演じている人はどういう人だったのか
それがわからないと深く理解はできないが、横着者だから
そのうち分かる、、と放ったらかし状態が続いている

平安時代は和歌が重要な役割を果たすが、和歌も女性の歌のほうが
感情にストレートに響いてくることが多い
こんな歌を贈られたら困るなとか、つい惹かれてしまいそうになりそう
と思えるものがいくつかある

「あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
和泉式部のこの歌、こんなの送られたら平静を保つことなどできそうもない気もする
「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ」
待賢門院堀川のこんなのも、ちょいと答えに困りそう

平安時代より古い女性の歌で感情が動きそうなのが
「夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ」
大伴坂上郎女の歌、これもなんかストレートに響く

ところで今年の年女、紫式部の百人一首に収められた歌は
「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな」
少しばかり技巧的?で、自分は感情が動かわれるということはない

ライバルの清少納言は
「夜をこめて 鳥の空音(そらね)は 謀(はか)るとも
 よに逢坂(あふさか)の 関は許(ゆる)さじ」
これも感情に直接響くようなことはない(自分は)

それにしても、ただドラマとか物語を追っかけるよりは
こうした感性を持った人々の物語と認識するほうが
理解は深くなっていきそうな気がする

幸い現代はYoutubeで「光る君へ」の詳細な解説が多く出回っているので
それを見ていくとより楽しめる事になっている
自分も参考にさせてもらっている

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雨夜の品定め?

2024年02月20日 09時02分18秒 | 徒然なるままに

先日の「光る君へ」のワンシーン
雨の降る中、まひろ(紫式部)はとある家の軒下にいた
そこにやってきたのは若い男たち
男たちは無邪気に女の話をしている
どういう女と付き合うと良いか、、とか

この話、あれだな、、と気づく人は気づく
源氏物語の有名な「雨夜の品定め」のシーンだ

上流の女と付き合うのが現実的だとか
中流の女と付き合うのが良いとか、、
その内容は忘れてしまったが、源氏物語は思いのほか、面白いぞ!
と感じるきっかけになったのがこれで
その他にも、源氏物語には光源氏の息子への親心などは
今にも通じるものがある

ということで、どうやら「光る君へ」はこのような意味深のシーンが
多くあるようだ
この回でもう一つ面白かったのは、ロバートの秋山竜次の演ずる源実朝に向かって
誰かが「日記に書けば!」というセリフがあったが
これは小右記という日記を源実朝が書いていて
その日記には有名な道長の歌
「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる ことも なしと思へば」
が書かれていて、というよりこれしか記録に残されていないとか、、
そう言うことを知ってくると、脚本家の意図の深読みができて面白い

どうも視聴率は芳しく無いようだが、個人的には昨年の家康よりは
面白いし、脚本もプロの仕事、、と思う

紫式部(まひろ)はこの男どもの話を覚えていて、物語に採用したと
脚本家は言いたかったのだろう

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紫の上と明石の君の娘との関係、紫式部と倫子の娘との関係

2024年02月18日 09時29分59秒 | 徒然なるままに

先程は日曜の朝にふさわしくない内容だったので
お口直しに軽いものを!

源氏物語では光源氏の妻、紫の上は子どもに恵まれず
光源氏が明石の君に産ませた女の子を育てることになったのだが
このストーリーは、紫式部が藤原道長の子(彰子)の教育係になった
ことがきっかけになっていないだろうか

「光る君へ」はまひろと道長は特別な感情を共有している
しかし歴史的な事実は道長はドラマでは黒木華が演じる倫子を
妻に迎え、紫式部はその倫子が産んだ彰子の世話係になっている

この関係は、紫の上と明石の君の娘の関係と似ていないだろうか
物語は想像の作り出したものだが、そのきっかけとなるものは存在する
紫式部は好きな男の子どもの面倒を見る役となった

そんな風に想像するのも面白いことだ



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