自然教育園日記 その264 虫のハイスピード撮影、追尾編
2023-9-24~10-7
機材:Fujifilm X-H2S + XF80mm macro
めずらしく同じ機材で長い事がんばっています。
先日、東京ミッドタウンのフジフィルム・スクエアにいって、虫のハイスピード撮影における追尾をどうするか聞いてみました。結局Qボタンを押して、猫ちゃんマークをだして、鳥マークにする。フォーカスエリアは広すぎず、狭すぎず適当に。鳥マークでも虫の目をフォーカス追尾するはずということ。無論コンティニアス・フォーカシングです。しかし、蝶はなんとかなるが、蜂になると上手くゆくかわからないとのこと。
やってみました。ツマグロヒョウモンでもシジミチョウでも蜂でもアブでも同じこと。目を認識したり、認識が体全体になったり、羽の丸模様を認識したり、認識場所があちらこっちに動き回る。プレ撮影にして、目を認識した時に上手く飛んでくれることはまれのまれ、たまには数ショット追尾してくれることもあるが、ブレ撮影の時の半押し時に認識がコロコロ動くから鳥マークは99%意味が無い。
ソニーαRVは人の瞳フォーカスが抜群だとか、ソニーα1は認識した後は追尾能力が抜群だとかいいますが、虫の飛び出しを追尾できるかどうかはなはだ疑問です。人の瞳ならともかく、虫の目など種々様々のうえに、擬態とは体のあちこちに目の模様を付けているわけだから、いかなる虫でも本物の眼だけを追いかけるなぞ無理に決まっていると思うのです。
一億画素中判Fujifilm GFX100IIが発売になって、8コマ/秒の連写が出来るようになりましたから、いずれFujifilm GFX100Sも8コマ/秒の連写が出来るようになるだろうと一瞬喜びましたが、人のポートレートならともかくこれで虫や鳥の飛んでいるのが撮れるわけでもなく、こんな連写をやったら、PCのキャパがいくらあっても足りなくなる。
あれやこれや考えて、結局今のままFujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかしょうがないと思っているしだいなのです。
2023-9-30最初の絵は飛んでいる2匹のカラスアゲハを撮影で偶然撮ったものです。ほとんどのショットはピンボケでしたが、このショットだけピントがあいました。 このショットは追尾しているようです。 虫の飛び出しだけでなく、既に飛んでいる虫を撮れる時もあるのだなと感心しました。しかし、これは全くまれなケースです。
要するに撮る場所と思います。込み合った森でなく、広い空間に飛ぶ虫や鳥を少し遠くから撮れば、きっと撮れるのでしょう。こいつはソニーα1の得意技の気がします。一度成功すると病みつきなる気持ちもわかります。蝶の場合は、比較的広角のレンズで無茶撮りする
方がいます。これはとても魅力的絵が撮れるのですが、当方には無理でした。
2023-9-30
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2023-10-05
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2023-9-27
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2023-9-24
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ちょっとわかってきた気がするのです。いつもプレ撮影30コマ/秒連写で撮影していますが、とにかく連写して、その中膨大な写真(通常1500~2500枚/日)から気に入った写真を拾う。この時何を拾うかが問題なのです。どうも当方は、虫の表情、ルックス、周囲とのマチング、周囲を含めた情緒などが選択基準になっているようなのです。無論ピントが合っていることが前提条件です。これに該当する絵を得るには、とにかく連写で撮りまくるしかありません。追尾できないなら、プレ撮影は意味ないじゃないかという疑問がわきますが、じゃあお聞きしますが、虫の場合どういうタイミングで連写を始めるのですか? 動き始めたり、飛び始めたりするとき連写を始めるのでしょう。それは急に起きることが多いのですから、やはりプレ撮影モードにして、変化を始めたら連写する、すなわちプレ撮影モードが役に立つということになります。追尾出来なくても面白い表情を得るにはプレ撮影30コマ/秒連写が適当なのです。ソニーはプレ撮影がないのですから、Fujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかないのです(今、ふと思ったのですが、ソニーがプレ撮影を付けないのは、ソニーはもともとムービー屋さんだったからに違いない)。
しかしながら、飛んでいる虫や鳥を撮るにはソニーα1しかのかな? 高級レンズが必須だから最低80-100万円は必要だ。この前ソニーα1の中古を買って失敗しました。うまくゆかないと中古の個体が問題なのか、もともとソニーα1新品でも同じことなのか悩むことになる。 飛んでいる虫や鳥を撮るだけでこの投資はおじけづく。
2023-9-24~10-7
機材:Fujifilm X-H2S + XF80mm macro
めずらしく同じ機材で長い事がんばっています。
先日、東京ミッドタウンのフジフィルム・スクエアにいって、虫のハイスピード撮影における追尾をどうするか聞いてみました。結局Qボタンを押して、猫ちゃんマークをだして、鳥マークにする。フォーカスエリアは広すぎず、狭すぎず適当に。鳥マークでも虫の目をフォーカス追尾するはずということ。無論コンティニアス・フォーカシングです。しかし、蝶はなんとかなるが、蜂になると上手くゆくかわからないとのこと。
やってみました。ツマグロヒョウモンでもシジミチョウでも蜂でもアブでも同じこと。目を認識したり、認識が体全体になったり、羽の丸模様を認識したり、認識場所があちらこっちに動き回る。プレ撮影にして、目を認識した時に上手く飛んでくれることはまれのまれ、たまには数ショット追尾してくれることもあるが、ブレ撮影の時の半押し時に認識がコロコロ動くから鳥マークは99%意味が無い。
ソニーαRVは人の瞳フォーカスが抜群だとか、ソニーα1は認識した後は追尾能力が抜群だとかいいますが、虫の飛び出しを追尾できるかどうかはなはだ疑問です。人の瞳ならともかく、虫の目など種々様々のうえに、擬態とは体のあちこちに目の模様を付けているわけだから、いかなる虫でも本物の眼だけを追いかけるなぞ無理に決まっていると思うのです。
一億画素中判Fujifilm GFX100IIが発売になって、8コマ/秒の連写が出来るようになりましたから、いずれFujifilm GFX100Sも8コマ/秒の連写が出来るようになるだろうと一瞬喜びましたが、人のポートレートならともかくこれで虫や鳥の飛んでいるのが撮れるわけでもなく、こんな連写をやったら、PCのキャパがいくらあっても足りなくなる。
あれやこれや考えて、結局今のままFujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかしょうがないと思っているしだいなのです。
2023-9-30最初の絵は飛んでいる2匹のカラスアゲハを撮影で偶然撮ったものです。ほとんどのショットはピンボケでしたが、このショットだけピントがあいました。 このショットは追尾しているようです。 虫の飛び出しだけでなく、既に飛んでいる虫を撮れる時もあるのだなと感心しました。しかし、これは全くまれなケースです。
要するに撮る場所と思います。込み合った森でなく、広い空間に飛ぶ虫や鳥を少し遠くから撮れば、きっと撮れるのでしょう。こいつはソニーα1の得意技の気がします。一度成功すると病みつきなる気持ちもわかります。蝶の場合は、比較的広角のレンズで無茶撮りする
方がいます。これはとても魅力的絵が撮れるのですが、当方には無理でした。
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2023-10-05
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2023-9-24
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ちょっとわかってきた気がするのです。いつもプレ撮影30コマ/秒連写で撮影していますが、とにかく連写して、その中膨大な写真(通常1500~2500枚/日)から気に入った写真を拾う。この時何を拾うかが問題なのです。どうも当方は、虫の表情、ルックス、周囲とのマチング、周囲を含めた情緒などが選択基準になっているようなのです。無論ピントが合っていることが前提条件です。これに該当する絵を得るには、とにかく連写で撮りまくるしかありません。追尾できないなら、プレ撮影は意味ないじゃないかという疑問がわきますが、じゃあお聞きしますが、虫の場合どういうタイミングで連写を始めるのですか? 動き始めたり、飛び始めたりするとき連写を始めるのでしょう。それは急に起きることが多いのですから、やはりプレ撮影モードにして、変化を始めたら連写する、すなわちプレ撮影モードが役に立つということになります。追尾出来なくても面白い表情を得るにはプレ撮影30コマ/秒連写が適当なのです。ソニーはプレ撮影がないのですから、Fujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかないのです(今、ふと思ったのですが、ソニーがプレ撮影を付けないのは、ソニーはもともとムービー屋さんだったからに違いない)。
しかしながら、飛んでいる虫や鳥を撮るにはソニーα1しかのかな? 高級レンズが必須だから最低80-100万円は必要だ。この前ソニーα1の中古を買って失敗しました。うまくゆかないと中古の個体が問題なのか、もともとソニーα1新品でも同じことなのか悩むことになる。 飛んでいる虫や鳥を撮るだけでこの投資はおじけづく。
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