小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

コロナ対策2021-1-3

2021-01-03 13:29:55 | 日記
コロナ対策2021-1-3

菅政権は緊急事態宣言を渋っているそうです。はっきり言ってバカです。感染は家庭内感染が主流になっている時に、止める手段はないのです。家庭でみなマスクをしましょうだの、高齢者が最初にお風呂に入りましょうだの言ったって無理に決まっています。家庭で広がって、また無症状者を生んで、それが外に出てまた感染者を増やすわけだから、もう打つ手はないのです。経済と感染症対策のバランスだのいっている状態ではないのです。一刻も早く感染の広がりを止めないと、経済もへったくれもありません。
さらに、新たな変異種が子供に感染するとすると、もう無茶苦茶になります。現状の子供たちの感染症対策は殆ど無防備です。あっというまに広がって、パニックになります。知っていますか、東京の子供たちの日常を。休日は狭い空き地に集まって、お兄さんが野球やバスケットを指導して、ワイワイ騒ぎ、親がそれを取り巻いて喜んでいるのです。下校する時は友達どうしてワイワイさわぎながら帰るのです。とんでもなく無防備なのです。

コロナ対策にかかわっている現政権、官僚、専門家は全員クビです。こんなことになる前に止められなかったことは重罪です。このダメージはコロナ対策にかかわっている現在の連中の責任です。もうすでにクビに値します。

さて、最も重要な②の問題に入ります。
②の問題とは昨日書いたブログを見てください。
① 現在、緊急に行うこと
② 感染者数増加を抑え込んだ後行う感染症対策
この2つを分離して考えることが重要であるといいました。
当方は色々忙しいのです。何で、コロナ対策なぞ考えねばならないんですか。頭にきています。



感染症対策に重点を置くと経済活動は阻害される。どちらに重点を置くかによって主張は真っ向から対立する。一気に経済活動を止めて、感染者を0にすれば、その後経済活動を正常に戻せる。ニュージーランドや台湾を見習え。 コロナは風邪とおなじだ、ワイドショウでさわぐから多くのお店が困窮し、ばたばたとつぶれる。ワイドショウをボイコットせよ。
この議論は他の方に任せて、当方はその真ん中にある矢印に注目したい。緑の矢印、医療体制の強化は当然であるが、これはお医者さんに任せたい。ワクチンに関しても同様である。行動変容のプロパガンダは小池知事にまかせよう。

議論を赤矢印にフォーカスします。さらに以下2点に絞ります。
1,無症状者をいかに見つけるか?
2,新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合のシミュレーション

まず言っておきたいのは、<皆の平等を前提としたコロナ対策をとる>を捨てることです。
これだけ対策が上手くゆかないのだから、発想を逆転させなければ。

1,地域が実情をもっとも知っているのですから<競争的資金提供>を行います。
地域ごとにコロナ対策のアイデアを出させて競争させる。良いアイデアから資金を提供してゆく。地域の首長の力が試されます。勝ち組と負け組が生まれます。
目的は必死に考えさせることで、負け組にはベースの支援金は用意してありますからそんなにひどいことにならないようにしてあります。それでも格差が生まれます。それでいいのです。地域が自ら考え競い合う風土が地方創生につながるのです。災い転じて福となすです。

2,コロナが広がるビジネスは限定されており、もうわかっています。例えば食事ビジネスにおいては、コロナ対策の優秀性で店のランク付けをします。優良可、不可です。虹のマークを付けているお店に検定員を派遣して、基準を決めておいて、それに照らしてランク付けをし、店に表示します。ミシュラン☆のようなものです。 ネットでも情報を流します。ランクの低い所は補助金を支給してランクを上げることを支援します。1か月ごとに巡回してランクを確認します。巡回する人は民間から雇います。ちょうど駐車メーターを見回る民間の監視員と同じです。これで職の無い方が少しでも救われます。店に格差が生まれます。それでいいのです。努力したところが報われ、しないところは淘汰される。一律に規制するのはやめましょう。ちゃんとしたホテルのバイキングであれだけの人数が食事をしても感染は発生しなかったではありませんか。やればできるのです。オーバーナイトで営業したっていいじゃないですか。

3,GoToトラベルで移動することが感染を拡大してはいません。人の移動を全て止めることが感染防止に必須だというのは間違いです。騒ぐ若者と一部の年寄りが問題なのです。
(GoToキャンペーンの負の効果をキチンと測定することをないがしろにしたことが、GoToキャンペーンの最大の問題点です。理論的政策でなくパワーバランスしか考えていない証拠です。)

食事ビジネスが悪いのではなく、ルールを守らない若者と一部の年寄りが問題なのです。ルールを守らない人間にはきちんとペナルティーを与えましょう。大人数や騒ぐ客、ルールを守らない人を追い出す権限を店や輸送機関に与えましょう。いうことを聞かない人は警察が排除して罰金をとります。

飴と鞭は休業補償金と休業要請ではなく、推薦の店を優遇することとルール違反者に与える罰則です。

4,業態を変えることを支援しましょう。ビジネスは世に合わせて存在し得るので、全て補償金支援で対処することはおかしい、自然の摂理に反しています。自分で稼げるように支援しましょう。たとえば、屋形船がピンチだというなら、昔の江戸にでてくる二人で密会する小舟にしたらいいビジネスになるでしょう。その転換の資金を貸し付ける。転換できないところはつぶれてゆく。格差ができる、それは仕方ないことです。居酒屋も個室にしたらいい。それができない小さなところは 居酒屋料理とお酒のテイクアウト・出前や屋外、移動の屋台営業ではどうですか? 業態変容が出来なくて、 コロナ対策ランクがさがってもそのまま営業し、ビジネスがなりたたなければ仕方がない、廃業が自然の摂理です。

5,コロナ感染の危険があるビジネス、たとえば食事ビジネスに参加するお客は、その店にある程度の個人情報を提供することを義務付ける。飛行機だって船だって宿だってお客は個人情報を提供しているのだから出来ないわけはない。もちろん、感染が発生した時に、濃厚接触者を追う為です。GPSですべての人間の全ての行動を追いかけられるのはごめんこうむりたい。外で会食するなら、それだけの対価を払えばいい。個人情報のリークを防止する方法は専門家に任せます。うその情報を書いたら罰金です。発症したら、行動歴を追いかけられ、嘘がばれます。

命題1,無症状者をいかに見つけるか?
無症状者が発見できなかったから、市中感染が起きて、現在発表される患者数として表される。発表される患者数は当然実際の感染者数でない。おそらく現在発表される患者数の10倍存在すると考えることにしている。東京の感染力を持つ人は1000名/日x10x10日=10万人、100人に1人が感染力を持つ。毎日すれ違う人が1000人とすると毎日10人の感染者とすれ違っている。
新型コロナ感染の定義はPCR検査陽性であるから、無症状者発見はPCR検査しかない(抗原検査もこの範疇にいれておく)。これ以外の方法が無いか、血中のマイクロソームで測定できないかとか、結構あれこれ考えました。しかし、当方は今のところ思いつかない。 呼吸状態を測定してコロナ感染を判定する試みをしているという話を聞きました。応援します。

①まず、感染拡大防止のポイントでの防波堤を確保しましょう。守りからです。 保育園、学校、病院、高齢者施設の関係者すべての定期的PCR測定を義務付けし、資金を補助します。食事ビジネスはコロナ対策ランキング付けに従業員の定期的PCR測定が組み込まれます。コンサート、カラオケは無理です。リモート業態変容しかないとおもいます。 企業は力のあるところは自ら自らのお金で定期的PCR測定を行うことを要請します。全てはここに書けません。細かいことは専門部門にまかせます。

② 家庭内感染の防波堤として、その家庭でもっともリスクのある人がリスクを感じた時に、いつでもだれでもPCR検査をできるようにします。国や地域の補助金を出してもいいとおもいます。

③ 全員検査で犯人(感染者)をあぶりだすという方向は、当方は嫌いです。この感覚でやるとコロナ差別や風評被害が大きくなります。なんとか健康診断みたいにコロナ検診を広げられないものか? 健康診断は地域が費用を負担しているとおもいますが。一人残らず調べて、感染者を0にしようと考えるのではなくて、少しでも無症状者を見つけられればいいという方向です。

④ 見つかった感染者をどうするか? これは専門家にまかせます。GPSで行動追跡もやむをえない。自宅待機やホテル待機の違反者にペナルティーをあたえることもやむをえ
ない。

⑤ クラスター対策は継続し、これまで以上に接触者の範囲を拡大しましょう。民間からトレーサーを雇って、接触者を追いましょう。コロナ対策で地域の仕事を作って、失業者を吸収しましょう。

⑥ これが一番重要な論点です。市中感染をモニターしましょう。定点観測です。PCR検査と抗体検査、双方を実施します。どれくらいの人数、どのような人にするかは専門家にお任せします。これがないと、対策がうまくいっているか、失敗しているかわからない。この定点観測と、上記での測定値を総合すれば、相当の確かさでトータルの感染者の推移を把握できるでしょう。 感染者が少なくて定点観測は効率が悪いと国はおっしゃいます。では、現状でいいのですか、対案はありますか? 実情がわからずに対策しているのが、パワーバランス政治の特徴で、理論的な攻めになっていない。立案→ 実施と測定 → 結果解析と改良 測定がちゃんとして、まずければ改良すればいいのです。 ギッコンバッタンやり続けても、無駄な議論と社会不安をまき散らすだけです。 測定がなければこの理論的攻めは成立しないのです。

命題2
新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合のシミュレーション

現在子供は無防備です。 学校では、子供をコントロールしているから一応大丈夫ですが、一旦学校をでると無防備状態です。子供は最もさわぐ。全てを面倒みられない親たちは、保育所や何か面倒見てくれるシステムに子供を託したがります。例えばスポーツ教室とか。そうでなければ 公園とか町中で動き回ります。 ここが盲点となります。新たな変異株が子供にも強い感染力があった場合、保育所とかなんとか教室とかからものすごい勢いで変異株感染が広がり、あっというまに家庭内感染に発展します。 これまで経験して、ポイントを絞ってきた発生原因と対策が崩壊します。 もう変異株は日本中に存在しています。この新たな展開がおきると、親たちはパニックになります。のんびり構えていた若者たちも真剣になるでしょう。
変異株は海外からもたらされるだけでなく日本で発生する可能性があります。現在解っている変異株を想定して感染症対策を0から見直して、これに対応できるように今やっておかないと、パニックになります。
変異株の場合は、出だしの防止はやりやすい、子供、若者が対象ですから経済問題の影響が少ない。学校閉鎖は比較的容易です。しかし、出遅れれば、突然市中感染の爆発が起きて大混乱になります。現政府の崩壊になるでしょう。

本当は、民意の問題も書きたかった。日本人の優れた動きも書きたかった。
もう疲れました。なんで当方がこんなこと書かねばならぬのか?

当方は自然科学研究者です。そこから見たコロナ対策を書いたにすぎません。もっと自然科学的に書いてもいいのですが、そんな書き口は殆どの方にそっぽを向かれることはわかっています。
当方がベンチャーを経営していた時に、経営会議で最も役に立たない人とは、文句ばかり言って、代案を提示できない人です。大企業の定年退職部長や大学教授が傍観者として参加するからです。スタジアムから奴隷の殺し合いを見て喜んでいるローマ人を思い起こします。現場は殺し合いでも自分は違うところにいると思っている。国会議員も若者も一部の年寄りも、全員、フィールドで一緒に戦いましょう。

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