小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その130 FujifilmGFX50Sによる花撮り

2019-02-23 21:53:16 | 日記
自然教育園日記 その130 FujifilmGFX50Sによる花撮り
2019-2-21, 22
自然教育園の春の始まりを告げる花、セツブンソウとユキワリイチゲが咲き始めました。鳥撮りはほっておいて、花の撮影に入ります。
同じレンズPentaxFA645 120mm macro F4を使って、フルサイズSony alpha7RIIIと645中判FujifilmGFX50Sの対決をしてみました。

フィールドでは全く条件を同じにして比較することはできませんし、そのようにしようとも思っていません。とにかく色々撮って見て、それぞれにいいと思った絵を選択して、その結果を比較してみました。

結果は、あえていうなら、説得力のあるのがSony alpha7RIII + Pentax FA645 120mm macro、美しいのがSony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2 + 接写リング、生っぽいのがFujifilm FX50S + Pentax FA645 120mm macro F4。

慣れているせいかもしれませんが、操作性はFujifilm GFX50S に比してSony alpha7RIIIの方が断然優れている。なんといっても重さが違うこと自体が、扱い易さを生んでいる。
いずれのケースも撮りにくい低アングルで三脚+外部液晶モニターを用いてマニュアル・フォーカスしています。LED懐中電灯<閃>でライティングを色々変えて絞りやシャッター速度も色々変えて撮影しています。重たくて操作性が悪いFujifilm GFX50Sはとても不利です。こんな小さな花を進入禁止ロープ越しに低アングルで撮るのは、格闘技に近い、腰は痛くなるし、めんどうになって放りだしたくなる。

ネット上ではZeiss Batis 40mm F2をレンズが設定絞りを無視して、距離により勝手に絞りを決めるといってクソミソに言う投稿がありました。Zeiss・Batisはどのレンズもなにかしら不思議な疑問点を持っています。しかし、当方は接写リング付けて、レンズ前数センチまで近づいて撮影して、マクロレンズ並みに撮れるのでどちらかというと感激してます。Zeiss Batis 40mm F2はZeissの持つビビッドな美しさがあり、やっぱりZeissはいいと思うのです。


Sony alpha7RIII + Pentax FA645 120mm macro


Sony alpha7RIII + Pentax FA645 120mm macro


Sony alpha7RIII + Pentax FA645 120mm macro


Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2 + 接写リング


Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2 + 接写リング


Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2 + 接写リング


Fujifilm GFX50S + Pentax FA645 120mm macro F4


Fujifilm GFX50S + Pentax FA645 120mm macro F4


Fujifilm GFX50S + Pentax FA645 120mm macro F4


Fujifilm GFX50S + Pentax FA645 120mm macro F4

次の日(2019-2-23)は昔から使い慣れたマクロレンズでじっくりと撮影してみました。カメラはSony alpha7RIII一本です。
やはり、最も古くから使っているZeiss Planar 100mm macro F2はそのビビッドなスリリングなZeissの慣れ親しんできた味がうれしい。Sony FE 90mm macro F2.8 GはソニーのGレンズの中では最も推薦できるレンズです。この2者は昨日のマクロレンズよりずっと操作性が良い。特に Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 Gは完璧な操作性を持ち(慣れてるせいもありますが)、操作性がいいと色々の角度から撮影できるから、
絵のバラエティーが広がる。これはとっても重要なことです。


Sony alpha7RIII + Zeiss Planar 100mm macro F2 +接写リング


Sony alpha7RIII + Zeiss Planar 100mm macro F2+接写リング


Sony alpha7RIII + Zeiss Planar 100mm macro F2+接写リング


Sony alpha7RIII + Zeiss Planar 100mm macro F2+接写リング

Zeiss Planar 100mm macro F2はフルサイズで小さな花を撮ると、接近が足りないので、接写リングを一枚かますと丁度良くなります。


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 G


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 G


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 G


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 G


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8 G

ではどれが一番魅力的かとじっと見ると、Fujifilm GFX50S + Pentax FA645 120mm macro F4の印象が、一番濃いと思います。そう印象が濃いという表現が当たっていると思います。

しかし、まだFujifilm GFX50Sがダントツということはできません。もっとFujifilm GFX50Sの力を引き出すには、その操作に慣れることと、補佐する機材、例えばその重さに耐える低アングル用三脚が必要です。さらに、FujifilmGFX50Sには純正フジノンレンズを付けなくてはダメかなと思い始めました。645フジノンレンズ3本分70万円の資金は稼ぎ出しましたから実行可能です。しかし、大きな資金投資によって、ますますメリットを出さねばならない重圧がのしかかってくるでしょう。ほんとFujifilmGFX50Sは大変だよ。

今回のトライ、低アングルで外部モニターを使って、ライティングを色々変えて、色々な機材で撮って比較するというのは大変なのです。春の花は色々な方が撮りに来ますから、その度に気を使ってどかねばならない。鳥撮りに飽きた連中が望遠ズームをもってドカドカやってくる時もあるし。

とにかく、FujifilmGFX50Sのマクロ撮影はまだまだ色々やってみなくては。

以下の文は、前回のブログに書いたのですが、そのブログ自体を非公開とした為に、前回のブログを読まなかった方は、突然多くの過去のブログが非公開になって不思議に思っていることでしょう。ということで、今日のブログは消えませんから、前回のブログの非公開のお知らせを再び載せておきます。

<アート考察は過去の記事を含め全て非公開といたします。アート考察にはどうしても他人様の作品を引用する必要があり、残念ですが、これ以上続けることは難しい。また新たな形で自分の考えの表現にトライします。>

アート考察はとっても真面目に書いていました。新たな切り口でアートを考察するこのシリーズは自分にとっても他人にとっても意義あることと思っています。これを非公開とすることは、何かぽっかりと心に穴が開いたようで、本当は泣いているのです。
しかし、文章を書くことより、早く自分の作品を真正面から世に問えるようになりたいと思っています。
ガラス工芸HaLi`s の作品展が4月16日、陶芸文化振興財団の公募展が4月14日最終締め切りで、それまでが勝負。 ここまでに3点の作品を完成させて出展したい。その後個展開催にこぎつけたい。

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