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小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

京都の紅葉 2011 最後の紅葉 ~御苑から紫式部の面影を追って~

2011-12-22 21:44:22 | 旅行
京都の紅葉 2011 最後の紅葉 ~御苑から紫式部の面影を追って~

12月14日
 京都府庁は御苑の近くにあります。ずっと御苑の枯れ葉を撮りたいと思っていました。冬の曇り空はさびしい、太陽の光がさして初めて、幸せな気分になるのです。いくら、枯葉をさびしく撮ろうと思っても、曇り空ではさびしすぎます。
府庁の帰りに、とてもよい天気で、とてもよい光線の加減です。今日は、自宅に帰って仕事をしようと思っていたのですが、自宅に帰ってから、カメラを持って再び御苑に向かいました。

ところどころに、紅葉がまだ残っています。Zeiss 100mm macroとペンタックスDA200mmの2本で、葉っぱの近景だけを狙います。きれいな葉っぱである必要はありません。色と形が面白ければ撮ります。青葉の季節の葉っぱも、その生命力が魅力的ですが、落葉の季節の葉っぱは、色と形がさまざまでとても面白い。無限の組み合わせが生まれます。虫食いの穴がさらにバリエーションをひろげます。撮り始めたのはもう2時半、いつまで光があるのだろうか、傾くお日様を横目で見ながら夢中で撮りまくります。モミジの林の中で、光に輝く葉っぱを求めてさまようと、なんとも幸せな気持ちになるのです。とても幸せすぎて、ここで、このままコテット倒れて死んでしまったらいいなと思えるのです。あまりに優しい自然に囲まれて、そのまま自然につつまれて、自然の一部になってしまいたいのです。こんな気分にさせる自然は、この前ブログにかいた白神山地の映画で出てくる一面の雪景色の中で、そのまま雪の中に溶け込んでしまいたいと思った時以来の、同じ気持ちなのです。そんなに大自然でもなく、絶景でもなく、御苑の、それ以上でも以下でもない、ただの<バッタが原>なのですが。御所の背景がある必要もないし、なぜここなのか、わかりません。優しい空間と時と、もしかすると1000年のさまざまな人の情念が自然の中に漂っているからかもしれません。
  4時を過ぎるともう日が陰って、いくら探しても、光の中の葉っぱが見当たらなくなってしまいました。冬の光はなんて素敵なのだろう。


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


タックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK7 Zeiss 100mm macro


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm


ペンタックスK5 ペンタックスDA200mm
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