31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

★私の病状と治療メニュー★

【病名:ホジキンリンパ腫 / 発生部位:胸部従隔および肺門リンパ節(鎖骨リンパ節への転移あり) / 進行の程度:ステージⅡ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD)治療2クール+放射線照射】  【2011年3月8日ひとまず寛解】  【2011年11月2日 ホジキンリンパ腫再発と診断。 /発生部位:脾臓(ひぞう)横のリンパ節と脾臓の一部 / 進行の程度:ステージⅢ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD→CHASE→大量LEAD)+自己幹細胞移植】 【2012年6月再発治療終了】

【再発】病室 /治療開始前日

2012年05月12日 16時07分50秒 | 闘病記
今日の昼から輸液(水分)の点滴が始まりました。

中心静脈カテーテルから点滴をするのは2度目だけど、個人的には
腕に針を刺して点滴するよりずいぶん楽な気がする。


いよいよ明日の午後から抗がん剤の投与が始まります。

今回大量投与する抗がん剤は『LEED』という組み合わせで

 1、エトポシド 2、エンドキサン 3、アルケラン 4、デキサート(ステロイド)

という薬剤を使用する。

この内、エトポシドとエンドキサンという薬剤は2段階でやったCHASE治療でも
使用したんだけど、今回は投与する量が比較にならない程多い。

総投与量でいうと、およそ3〜4倍。
CHASEの1コースで3日に分けて投与していた量を 1日で投与して、それを4日間続ける感じ。


どんな事になるのか想像もつかないです。



でも 治療を直前に控えた今の心境は、不思議と落ち着いているんですよね。

正直、もっと恐怖を感じるもんだと思っていました。

もちろん全く無い訳じゃないけど、不安を取り除く為の努力はとことんしてきたし
今は『辛い副作用を乗り切る覚悟』と『やるしかないだろ』という開き直りの気持ちの方がずっと大きい。

穏やかな気持ちで明日からの治療に望めそうです




あと、先日書いた無菌室の情報について少し補足。

かなりキッチリした無菌室に入っていますが、家族の入室は特に制限されていません。

手洗い&消毒してマスクをして、衣服にコロコロするくらいで普通に入室可。

風邪気味の場合は当然入室NGで、体調を管理しきれない家族以外は面会禁止になってます。


室内で多少の注意事項はあるけど、今までの病室と同じように過ごせてます。

昨日も 奥様は病室でモリモリ食事して、居眠りして帰っていきました。

家族に支えてもらいながら副作用との戦いを頑張ります。