31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

★私の病状と治療メニュー★

【病名:ホジキンリンパ腫 / 発生部位:胸部従隔および肺門リンパ節(鎖骨リンパ節への転移あり) / 進行の程度:ステージⅡ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD)治療2クール+放射線照射】  【2011年3月8日ひとまず寛解】  【2011年11月2日 ホジキンリンパ腫再発と診断。 /発生部位:脾臓(ひぞう)横のリンパ節と脾臓の一部 / 進行の程度:ステージⅢ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD→CHASE→大量LEAD)+自己幹細胞移植】 【2012年6月再発治療終了】

【再発】病室 /大量抗がん剤投与から17日目

2012年05月30日 20時57分11秒 | 闘病記
白血球の数値がなかなか上がってこない。

白血球の数値が1000を超えたら幹細胞が生着したと判断されるんだけど

今日はまだ700までしか上がっていなかった。

月曜の時点で数値は300だったので、上がるペースは本当にジワジワ。


当初の見込みから遅れているので少し不安にもなるけど

副作用の症状や回復の個人差は特に大きい治療なので、医師を信じて待つしかない。


次の血液検査は金曜日

今度こそ数値が1000を超えて生着が確定しますように…!

【再発】病室 /大量抗がん剤投与から15日目

2012年05月28日 16時19分21秒 | 闘病記
体の辛さは抜けた。

ベッドの上で新聞読めるくらい元気になってきました。


今日で幹細胞の移植から10日が経過。

血液検査で生着の傾向は出てるらしいけど、まだ白血球の数値が上がってこない。


医師によると、軽い感染症を起こして39度超えの熱が数日続いた時があったので

そのぶん生着が遅れているんだろう との事。


なんでも

高熱を出すと体内のタンパク質が解熱のエネルギーとして消費されてしまって

幹細胞を生着させるエネルギーが不足するような現象が起こるらしい。


なので、まだしばらく輸血・点滴・絶食の日々は継続。

体調が回復してきただけに 絶食は辛いけど、ここまで苦しみに耐えてきたんだから


最後まで耐え抜きます

【再発】病室 /大量抗がん剤投与から12日目

2012年05月25日 19時16分08秒 | 闘病記
大分楽になってきた。

時間が経つにつれて体を攻撃していた抗がん剤が抜けてきて

それに伴って 体の辛さも抜けてきた感じです。

久々にPC開いてブログ更新できました


今までの経緯を詳しく書きたいところだけど

楽になってきたとはいえ、まだ安心出来る段階でなく無理はできないので

現在の状況だけ少し詳しく書いておきます。



先回『峠を越えるまで1週間弱』という事を書きましたが、何の事かというと

抗がん剤投与の後に体に移植した造血幹細胞が、体に生着して増殖し始めるのを待っているのです。


現在は大量の抗がん剤で血液を造る細胞が完全に壊されてしまって、自分の体で血液を全く作れない状態。

移植した幹細胞は体に入れてもすぐに働いてくれず、生着まで10日前後かかるらしい。

その為、今は毎日輸血と大量の抗生物質をいれて体を維持しています。


内臓の粘膜は徐々に戻ってきているけど、食事で粘膜に傷や感染が起こると危険なので

幹細胞が生着するまで絶食も継続。 


辛さが抜けてきても油断せずに、安静・節制を頑張って続けます。

携帯から

2012年05月23日 16時28分35秒 | 闘病記
少しだけ水分を口に出来るようになってきた。

体の辛さも、血液の数値的にも、まだまだ危険な状態は続いているけど


どうにもならない苦しみの渦から ようやく顔を出せた気がします。


医師の話では、峠を越えるまであと1週間弱。

きっと なんとかなる

【再発】病室 /大量抗がん剤投与2日目

2012年05月15日 08時56分10秒 | 闘病記
きっつい。

吐き気MAX、食欲ゼロ。

大量の抗がん剤で心臓にもかなり負荷がかかっているようで、昨晩の嘔吐の負荷で心房細動(不整脈)が発生。

体を起こすだけで心拍数が180を超えてしまって、トイレにも行けないのでやむなく尿瓶対応。

寝返りうつだけでも動悸が乱れて、ほとんど眠れなかった。

朝に再び嘔吐したショックで不整脈は運良くおさまった。

今から鎮静剤ですこし寝て、午後の投与に備えます。

【再発】病室 /大量抗がん剤投与1日目

2012年05月13日 21時07分02秒 | 闘病記
昼から心電図モニターを取り付け、4時間かけて抗がん剤投与しました。

投与中は極端な体調悪化は無かったけど、夜になってムカツキが増してきています。

初日にして吐く1歩手前。まだ悪化していく気配ありあり。


短い文になると思いますが、出来るだけ日々の体調をレポートしていきます。

【再発】病室 /治療開始前日

2012年05月12日 16時07分50秒 | 闘病記
今日の昼から輸液(水分)の点滴が始まりました。

中心静脈カテーテルから点滴をするのは2度目だけど、個人的には
腕に針を刺して点滴するよりずいぶん楽な気がする。


いよいよ明日の午後から抗がん剤の投与が始まります。

今回大量投与する抗がん剤は『LEED』という組み合わせで

 1、エトポシド 2、エンドキサン 3、アルケラン 4、デキサート(ステロイド)

という薬剤を使用する。

この内、エトポシドとエンドキサンという薬剤は2段階でやったCHASE治療でも
使用したんだけど、今回は投与する量が比較にならない程多い。

総投与量でいうと、およそ3〜4倍。
CHASEの1コースで3日に分けて投与していた量を 1日で投与して、それを4日間続ける感じ。


どんな事になるのか想像もつかないです。



でも 治療を直前に控えた今の心境は、不思議と落ち着いているんですよね。

正直、もっと恐怖を感じるもんだと思っていました。

もちろん全く無い訳じゃないけど、不安を取り除く為の努力はとことんしてきたし
今は『辛い副作用を乗り切る覚悟』と『やるしかないだろ』という開き直りの気持ちの方がずっと大きい。

穏やかな気持ちで明日からの治療に望めそうです




あと、先日書いた無菌室の情報について少し補足。

かなりキッチリした無菌室に入っていますが、家族の入室は特に制限されていません。

手洗い&消毒してマスクをして、衣服にコロコロするくらいで普通に入室可。

風邪気味の場合は当然入室NGで、体調を管理しきれない家族以外は面会禁止になってます。


室内で多少の注意事項はあるけど、今までの病室と同じように過ごせてます。

昨日も 奥様は病室でモリモリ食事して、居眠りして帰っていきました。

家族に支えてもらいながら副作用との戦いを頑張ります。