31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

★私の病状と治療メニュー★

【病名:ホジキンリンパ腫 / 発生部位:胸部従隔および肺門リンパ節(鎖骨リンパ節への転移あり) / 進行の程度:ステージⅡ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD)治療2クール+放射線照射】  【2011年3月8日ひとまず寛解】  【2011年11月2日 ホジキンリンパ腫再発と診断。 /発生部位:脾臓(ひぞう)横のリンパ節と脾臓の一部 / 進行の程度:ステージⅢ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD→CHASE→大量LEAD)+自己幹細胞移植】 【2012年6月再発治療終了】

放射線治療/7回目終了

2011年01月28日 22時44分12秒 | 闘病記
今日で7回目の放射線照射が終了。


毎日 朝10時ごろ病院へ行き、10分ほど放射線を浴びて
そのあと診察を受けて帰ってくるのだが

全然待ち時間も無くて、いつもサクッと終了。

なんか『治療してる』という実感があんまりなかったりする。

体も放射線に慣れて来たようで
体のだるさは感じるが 辛さはほとんど無いし。

辛くないのはありがたいけど、ちゃんと効果が出ているのか
ちょっと不安になってしまう。


放射線治療は残すところ、来週月曜からの3回のみ。

ちゃんと効果が出ている事を期待して、結果を待つしかないですな。

放射線治療/4回目終了

2011年01月25日 22時48分11秒 | 闘病記
今日で4回目の放射線治療が終了した。

先週の土曜までは、放射線酔いが強く出ていて
ひどく気持ち悪かったが、今はずいぶんマシなった。

少し喉が荒れて、夜中にタンがからむ事があるが
睡眠は十分とれているし、毎日自分で運転して通院できているし。

体調はまぁまぁだ。


明日で半分が終了するので、今日は採血検査もやったが
白血球の数値も安定していて、状態は良好らしい。

順調順調。


この調子で放射線治療を乗り切れます様に・・・

放射線治療スタート

2011年01月21日 14時16分42秒 | 闘病記
いよいよ放射線の治療が始まった。

昨日、今日と2回の照射を終えて
次回は月曜日からまた照射を行う。

放射線を照射する範囲は結構広く
肺門と右鎖骨を中心に、みぞおちから口元にかけて照射している。

体調の変化については、昨日の夕方くらいから
二日酔いのような胸やけが強く起こるようになった。

今日、医師に相談してみたところ、これは
「放射線酔い」という症状らしい。

体のどの部位に放射線を照射しても
慣れるまで二日酔いのような症状が出るのだという。

放射線酔いの期間は、個人差はあるが
1週間程度で収まってくるらしい。


そのほかの影響は今のところ出ていない。


治療前に説明説明を受けた、想定される副作用は
・食道の粘膜ただれによって咀嚼(飲み込む動作)しにくくなる。
・照射範囲の皮膚に起こるかゆみ、ただれ

それに加えて、長期的な副作用としては
・耳下腺の被ばくで唾が出にくくなる
・心筋の機能低下(心臓疾患のリスク増大)

ということが起こるらしい。


まぁ悪い影響ばかり数えても仕方ないんだけどね。
この治療でがん細胞を退治できる(予定)なんだから。

気持ちを強く持って治療を続けます。

放射線治療の準備

2011年01月18日 13時14分34秒 | 闘病記
昨日、放射線治療の準備の為 病院に行って来た。

準備の内容は、体を固定する器具の作成と
CTによる放射線照射部位の設定作業。


照射位置がずれないように、わざわざ個人の体の型を取り
固定器具を作成して、照射位置のマーキングをする必要があるらしい。

まず、熱して柔らかくなった樹脂シートで顔から胸までを覆い
2人がかりでグイグイと押し付けられて型取り。

冷えて固まったところで、型をフックでパチンパチンと固定。

なるほど、これなら体は全く動かない。
押し付けられて顔はえらく歪んでいるけども。


そのまま、CT撮影で患部の位置を確認してマーキング。

てっきり固定具にだけマーキングするのだと思っていたが
腹と両わき腹の地肌にも、油性マジックでしっかりマーキングされた。


これで準備は万端。
木曜日からいよいよ放射線照射開始です。

抗がん剤投与後 / PET-CT検査結果

2011年01月13日 15時49分09秒 | 闘病記
今日、病院に行って 先日やったPET-CT検査の結果を聞いてきた。


以前の記事でも少し書いたが、『PET-CT』とはどんな検査か?
もう一度整理して書いてみる。

PET-CTの正式名称は『ポジトロンCT検査』。

一口に言うと、ガン細胞が体の どの部位にどの程度あるのかを
確認する検査。

どういう理屈でそれがわかるのかというとー

がん細胞は成長する為に体内の『糖』を大量に消費するので
体にがん細胞があると「体内の糖が がん細胞に集中する」
という特徴があるらしい。

その特徴を利用して、CTの放射線が当たると発光する成分を含んだ
「ブドウ糖」を体の中に注射する。

注射して40分ほど経つと、ブドウ糖が がん細胞に集まるので
その状態でCT撮影をすると、がん細胞のある部位が光って
CT画像に映る。

という事らしい。



そんなPET-CT検査の結果は

『ほぼ予想範囲内の まぁまぁの効果』


本当は『予想以上に効果が出ていますよ!』とか
聞きたかったんだけど、そんなにうまくは行かないみたい。

抗がん剤投与前と比べて、がん細胞は3分の1以下にまで減っていた。

今後の治療メニューに変更は無いし、経過はぼちぼち順調。
まぁ喜ばしい事なんだろうな、まだ万歳はできないけど。


来週からいよいよ放射線治療が始まる。

まず17日(月)に放射線前のCT撮影をして
20日(木)から2週間かけて10回放射線を照射する。

放射線照射終了から2週間後、もう一度PET-CT検査をして
無事がんが寛解していれば治療終了。

残っていたら抗がん剤治療アゲイン。


さぁどっちに転ぶか。

ともかくやれることを精一杯やろう。

抗がん剤投与終了から22日

2011年01月07日 18時05分04秒 | 闘病記
昨日の1月6日、初詣を兼ねて
静岡県袋井市の法多山(はったさん)へ御祈祷に行ってきた。

祈祷の内容は、私の病気の完治と 今年本厄の妻の厄除け。

世間では仕事が始まっているので、渋滞や人の混雑もなく
のんびりと参拝することができた。

境内までの参道は結構長く、急な階段もあって
着いた時はもう足がガクガク。

本堂で30分程 御祈祷を受けてお札をGETし
名物のお団子を食べて帰って来た。


元々あまり信心深い方では無いけれど
自分で出来る努力は全てやって来たつもりだし。

あとは天任せ。 願掛けが成就しますように…



体調は、少し鼻風邪の症状があったものの大事無く回復。
長い参道も歩けたし、体力も順調に回復している。

週明けの10日(月)に、いよいよ抗がん剤の効果を確認する
PET-CT検査を受ける。

結果が出るのには そこからさらに数日かかるが
きっといい結果が出ると思う。

何たってあれだけ強烈に副作用が出たんだから
主作用のがん細胞にもきっと効いているはずだ。

その後は2週間かけて放射線の治療。

やっとゴールの影が見えてきた。


治療スケジュールにずれが出ないように
体調の維持に全力を注ぎます。

新年 /抗がん剤投与終了から16日

2011年01月01日 12時31分16秒 | 闘病記
明けましておめでとうございます。

昨年末ガンが発覚してから激動の日々だったが
なんとか無事に年を越すことができました。


本当に、自分の命のリミットをリアルに意識した1年だった。
今後も再発や転移のリスクは抱えて生きて行く事になる。

でも、病気や事故なんて いつ誰の身にも起こり得る事だし
私の抱えるリスクが、人より大きいか小さいかなんて事はわからない。

ともかく、これからは1年1年を後悔ない様に大切に生きたいと思う


体の調子は良好。

体力も少しづつ回復してきて、ある程度出歩けるようにもなったし
家の大掃除も出来た。

もちろん常にマスクは着用しているし、絶対に風邪をひかない様に
手洗いうがい防寒はとことん徹底している。

免疫力が低下していて、風邪などの病気が命取りになる状況には
変わりないが、割と楽しく元気に過ごせている。


酒や生もの等、食事の制約はまだ多いけど
出来る範囲で正月をエンジョイしようと思います