31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

★私の病状と治療メニュー★

【病名:ホジキンリンパ腫 / 発生部位:胸部従隔および肺門リンパ節(鎖骨リンパ節への転移あり) / 進行の程度:ステージⅡ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD)治療2クール+放射線照射】  【2011年3月8日ひとまず寛解】  【2011年11月2日 ホジキンリンパ腫再発と診断。 /発生部位:脾臓(ひぞう)横のリンパ節と脾臓の一部 / 進行の程度:ステージⅢ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD→CHASE→大量LEAD)+自己幹細胞移植】 【2012年6月再発治療終了】

その後とこれから

2011年03月22日 17時13分18秒 | 闘病記
はじめに

3月11日に東北地方で地震と津波による未曾有の
災害が発生しました。

私は地震発生時 外で車の整備をしていた為、全く揺れに気付かず
1時間ほど後に 自宅のテレビで今回の震災を知りました。

今回の震災で亡くなった多くの方々に哀悼の意を表しますと共に
被災地域で避難生活を強いられている皆様に、お見舞い申し上げます。


私のブログは災害と直接関連はないのですが
突然身に降りかかった災難に翻弄される被災地の方々の姿が
ガン治療に苦しんだ自分とダブり、なんとなく更新する気になれませんでした。


ですが、このブログはこれからも続きます。
ひとまず体からガン細胞は消えたけれど、まだ再発の可能性が消えていないから。


今後は、毎月末に血液検査をして 半年に一度PET-CT検査を受けて
再発の有無を確認する事になる。

そして、再発無いまま無事1年を過ごす事が出来れば やっと完治が認められます。
(それでも年に数回検査必要)


考えたくはないけど、仮に1年以内に再発した場合。

体に抗がん剤の耐性がついている為に同じ治療ができず
『幹細胞の自己移植』という今回の何十倍も辛く長期間の治療を強いられるみたい。


まぁ自分に出来る事は、体力をつけて健全な生活を送る事だけ。
どうすることも出来ないんだから、心配するだけ無駄ですな。


今後このブログには、定期検査の結果と体調を含めた近況を不定期にアップしていきます。



普段通りの生活を送る事ができる幸せを噛みしめて
1日1日を大切に生きて行こう。


そして、今ある幸せを少しだけでも被災地の皆さんに
おすそ分けできるようにしたいですね。

検査結果

2011年03月08日 22時31分00秒 | 闘病記
今日、病院で最終検査の結果を聞いて来た。


結果は『寛解!』
ガン細胞は体から完全に消え去った。


検査結果を聞いた時の正直な気持ちは
意外 というか、『えっ本当に?』という感じだった。

そしてその後、心底『ほっ』とした。


追加の治療が必要な場合の心の準備をし過ぎていたせいか
『寛解』と聞いてビックリしてしまったらしい。


話を聞いても実感が湧かなかったが、知り合いに寛解を報告して
やっとジワジワ実感が湧いて来たところです。



まだ再発の恐れもあるし、定期的な検査も続くけど
とりあえず結果を喜ぼう。



あ~よかった。



自分を支えてくれた家族と、心配してくれたすべての人達に
心から感謝します。

ありがとうございました!



前日 /最終PET-CT検査

2011年03月03日 14時03分53秒 | 闘病記
いよいよ明日、最終的な治療効果を判定するPET-CT検査だ。


体調は上々。体力もずいぶんついて、ついでに体重もずいぶん増えた。

普段の外出ではハゲ頭も帽子で隠しているし 見た目には
ガンを患っているとは誰にも分らないだろうな。

元々、自覚症状はほとんどなかったので あてにはならないが
これだけ元気なんだから、きっと寛解していると信じたい。


しかし、やっぱり不安は消えない。

治療中の自分のブログを読み返すと、今でも鮮明に
辛い記憶がよみがえって気分が悪くなる。



期待と不安が入り混じった何とも言えない気分。



でも、ここまできたら成り行きに身を任せるしかないよなぁ。

あがいたところで結果は一つだし。
出来る事はとことんやって来たし。
神頼みも伊勢神宮でしっかりやって来たし。


あとは心を落ち着けて検査を受けて
結果を待つのみ。


明日は暖かくなるといいな。