31歳サラリーマンの ホジキンリンパ腫闘病記

悪性リンパ腫ホジキン病の発病から完治までの記録

★私の病状と治療メニュー★

【病名:ホジキンリンパ腫 / 発生部位:胸部従隔および肺門リンパ節(鎖骨リンパ節への転移あり) / 進行の程度:ステージⅡ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD)治療2クール+放射線照射】  【2011年3月8日ひとまず寛解】  【2011年11月2日 ホジキンリンパ腫再発と診断。 /発生部位:脾臓(ひぞう)横のリンパ節と脾臓の一部 / 進行の程度:ステージⅢ / 治療メニュー:抗がん剤(ABVD→CHASE→大量LEAD)+自己幹細胞移植】 【2012年6月再発治療終了】

確認のステップ その1

2011年10月12日 09時51分46秒 | 闘病記
先週、造影剤CTと2回目のPET-CTを行い
昨日 検査の結果を聞きに行ってきた。


病院に向かうときから胸やお腹のあたりに
嫌~なモヤモヤ感があって、ため息連発。

頭や口では覚悟を決めたつもりでも、体は
『結果を聞きたくない』と感じているのが自分でわかる。



再検査の結果は

先回と全く一緒。

更に追加でやった造影剤CTでは、脾臓の一部に
ぼんやり しこりの様なものが見えたらしい。



今回は検査1週間前から酒を抜き、塩分を控えて
気合いを入れて体調を整えて検査に臨んだんだけど

そんなものに左右されない 最新医療の検査精度はさすがですね。

大したもんだ。



今回の結果が先回と全く変わらなかった事で
脾臓周辺に何らかの病変がある事はほぼ確定した。

そしてホジキンリンパ腫キャリアの私の場合、このタイミングで
起こる脾臓の病変は、ほぼ間違いなくリンパ腫の再発だ。


まぁ、覚悟はしていた。 

淡い期待を少し抱いたけど、出てきた言葉は
『やっぱりそうか…』だった。



先回の治療から感じていた事だけど、私の担当医は
残酷なほど 確率論で物事を話す。

検査の結果『どちらか判らない』程度の確率なら
いたずらに患者を不安にさせるような事は絶対口にしない。

確率がかなり高いからこそ、『再発の可能性がある』と伝えたんだろう。


私としても、根拠のない気休めは絶対言って欲しくないので
その辺が 今の担当医を信頼している理由の一つでもある。

逆に生検で確定するまで『間違いない』とも言ってくれない人なんだけどね。



次のステップは腫瘍の細胞を採取する『生検』だ。

これについては、名古屋のがんセンター中央病院から
『手術で開腹せずに針で刺す生検ができそうだ』と
回答があったらしく、そちらを受診することになった。

かなり難易度の高い生検で、がんセンター以外のところでは
『針生検は無理。開腹。』と回答されたようだが
がんセンターの医師は、結構自信ありげに『できると思う』と
言ってくれたらしい。


さすが がんセンター。 

昨日ソッコーで予約を取れたので、今日これから初回の受診に行ってきます。




なんにせよ、ほぼ間違いなく再発だという事はわかってきた。

抗がん剤の治療開始に向けていろいろと準備を進めなくちゃね。

先回の治療開始の時みたくバタバタせずに、少し気持ちに余裕を作って
治療が始まったらできなくなる事を いろいろやっておこうと思います。


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2012年9月に追記。

新聞で、この検査の事が「先端医療情報」として記事になってました。

2012年4月12日:中日新聞の記事
検査を担当してくれた先生が写真に写っています(笑)

ホントに最先端の検査を受けたんだなぁ…

私は幸運だったんですね。
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