以前ご紹介した額装写真が出来上がりました。
早速、明日にでも届けようと思っています。(サインではなく落款にしました)
今回の写真は半切サイズ。
プリントは自家処理、マット仕上げです。
CANONの大型プリンターimagePROGRAFにて、ピクトリコプロ・ホワイトフィルムに出力しています。
特にこのピクトリコのホワイトフィルムは、ラボで使用するクリスタルプリントに匹敵するクオリティ。
値段も高いですがこのような時には必ず使用しています。
もちろん平面性を保つためにバックシート貼りはかかせません。
しかし、自家処理はこの半切サイズまで。
全紙以上のご注文は必ずラボにて前述したクリスタルプリントにて出力しています。
また、このサイズからはマット仕上げではなくアルポリック仕上げ。
アルポリックとは聞き慣れない名前ですが、樹脂芯材をアルミで挟んだパネルで平面性が極めて高い素材です。
この樹脂にプリントを直に貼り付ける仕上げで、もちろん職人さんでなければ作業できません。
マットにあたる白い部分を、このアルポリックの地が直接見えるようにしますのでより高級感が出ます。
最後に画題と撮影者の名前を入れたプレートを張り込んで(上の写真左上)、更に美術館仕様の額に入れて出来上がりです。
額装写真は高い、とよくいわれますが、これだけの仕上げをするとなるとかなりの経費。
是非、ご理解を。