美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

『球体を彩る形』 木目込みまり作り 

2015年02月06日 12時09分13秒 | 裾花中 美術の授業の時間です
長崎です。

1年生の3期の題材,『球体を彩る形』のことを全然お伝えしていませんでした…。

この題材は,木目込みまりを作ります。
難しいのは(おもしろいのは)球体をどうデザインするか,というところ。

なんとかデザインが完成した生徒は,そのデザインを発泡スチロールの球に写していきます。
他のサイトなどでは,鉛筆で描き写しているところもありましたが,私はクレヨンを使っています。


といっても,デザイン画を見ながら表裏のバランスを見ながら少しずつ描き写していく…という方法しかないので,失敗してしまうこともありますよね。

そのときは,灯油(!)を使って拭き取ってしまいます!
ちょうど冬の時期なので,ポリタンクがたまたま美術室にあったということで…(笑)

次は,そのクレヨンの線にカッターで切り込みを入れていきます。


そして,布を木目込んでいくことになるわけですが…。


これ。
生徒が実際に制作している様子を見てわかったのですが,布の大きさは結構てきとうでも全然平気でした。

これまた他のサイトなどを見ると,1つの形を丁寧に写し取って型紙を作り,それより少し大きめに布を切り出す…という手順になっています。
たぶんこれは,高価な布を使っているからなのかもしれません。

私の授業では,だいたいこれくらい…ぐらいの感じで布を大きく切り出して,どんどん木目込んでいっています。
がんがん布が吸い込まれていきます。
きっと発砲スチロールの球だからなのでしょうか?


1時間でこんな感じになりました!

・『球体を彩る形』 木目込みのおもしろさ
・『球体を彩る形』 木目込みまり作り
・木目込みまり 1年生が挑戦!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。