台風一過、今回は偏西風の蛇行なのでしょうか?珍しく台風が南の海上に去っていきました。
ノストラダムス的な予言が思い出されます。
「世界の終末は、まず最初に空が異変を示すだろう」そんな一節があったような気がします。
我家の銀杏も50年以上経った木なのですが、今年初めて実をつけました。
危機を感じて、実をつけたのではないか?とみんなに行っていますが・・・
他にも、今まで、目を出さなかった木の芽が、庭で沢山芽を出しています。
まあ、用心はした方が良いです。
さて、そんな台風がそれた日曜の早朝からFさんから電話が入ります。
「よう、Kさんの裏の箱罠に、中型のイノシシが入っているよ」
Fさんはもう、85才になるのに、たぶんキノコ採りです。
昔から、暗いうちから懐中電灯で取りに行ったという猛者ですが・・・
・・・私も先を越されたと思いながら裏山に30分ほど入るとキノコがありません。
わずかにあるのは毒キノコばかりです。
3年ぶりにあった、花びらニカワタケは小さくてダメです。(TT)
温度環境もあるでしょうが、40m~100mの低山地帯は、最近の炭焼き用に木も切ることなく原生林になりつつあります。
低木が密生していた、子どもの頃のとは全く違う山になってしまったように感じます。
そんな山で、力強く生きているのがイノシシです。
今年の捕獲はすでに300頭を超え、補正予算の請求が出るようです。
《イノシシの母》
今日、捕まったのは30kgの牝イノシシで、昨年生まれて出産を経験したイノシシのようです。(町の従事者談)
「こいつは、3頭子どもが生まれたようですよ!乳首が3つ大きくなっています」(乳首は10個ありました)
やはり、観察力が違います。
そして、近くで畑をやっている翁が言います。
「こいつはメスだから、悪さをするイノシシが少しは減るかも・・・」
どこかのブログで「かわいい」とか「話せばわかる」というコメントもありましたが、話せばわかるという人は翻訳機を作って貰えませんか?
この翁は畑を荒らされたり、荒地とはいえ、田んぼ・ご先祖様のお墓や行く道をぼろぼろにされているのです。
当面、イノシシも人間も苦悩が続きます。
※タイトル画像はカタツムリが角!を出していました。