幡豆石というのがあって土木用材(石積み、港湾工事用捨石など)に使われている。
一般的には花崗岩と呼ばれてきて、白黒ごま塩状の模様で、墓石や石造、石垣に頻繁に使用され身近な石だ。
しかし幡豆石は墓石、石像の様にきれいな細かい加工には向かないようで、そういうのにはそれ用の花崗岩の産地がある、墓石などは外国からも輸入された石材もありと。
最近この幡豆石は花崗岩の仲間に含まれる「トーナル岩」と分類されることを知った。このトーナル岩が名古屋城の石積みに使用されているとか、奈良明日香村の石舞台古墳(蘇我馬子埋葬?)がトーナル岩だとか、地質学会が「各都道府県の石」というのを認定して、神奈川県の石がそれだとか。
岩石の種類を決めるにはそれを作っている鉱物の構成を調べてとか、なかなか難しいんですが狭義の花崗岩より
トーナル岩は「石英が20-60体積%で、かつ長石のうち斜長石に分類されるものが90-100%である岩石」と定義される。・・・・ のだそうです。
とにかく幡豆石の採石場跡を見た。
これは海岸寄りの採石跡地で表面はかなり風化している。
これは別の採石場跡です。
みごとな岩盤で 採石場跡地はため池になっている。
採石場跡の傍に神社があった。
神社の急な階段はあ好きだなあ。
これはまた別の採石場跡。変電所が出来ている。岩盤はピカピカだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます