さて、春の京都でお花見散歩中のベコです。
次に訪れたのは大原野の正法寺。
勝持寺に通じる道すがら、大原野神社のはす向かいにあるお寺です。
お、あれが正法寺でしょうか。
おー、迫力のあるしだれ桜がお出迎えです。
これはすばらしい桜ですね。
菜の花との共演も素敵です。
さあ、それではお参りしましょう。
ベコ 「極楽橋を渡るべこ!」
川にかかる極楽橋を渡ります。
するとそこには、
小さな二重の塔に、鮮やかなピンク色の桜です。
ほー、これはなかなか。
そしてこちらにも鮮やかなピンク色が。
ベコ 「不動明王だべこ!」
お不動様も満開の桜にご満悦ですね。
てくてくと境内を進みましょう。
灯篭と桜もなかなか絵になります。
こうしてみると、正法寺はピンク色の桜が多いのですね。
そして、お寺の入口に到着です。
ベコ 「たのもうだべこ!」
さっそく中に入ってみると…
ベコ 「石の庭だべこ!」
枯山水の立派なお庭です。
正法寺は、しだれ桜とともに石の庭が有名なのだとか。
そして、この庭の隣には、
出たー!
枯山水の庭にピンクのしだれ桜です。
おー、これは絵になる1本です!
孤高の一本桜ですね。
ワサワサです。
そして、この桜の向こうに見えるのはなんと京都中心部。
東山の山並みなのだそうです。
いやー、これは素晴らしい眺めです。
なるほど、京都と大原野はこういう位置関係なのですね。
ふむふむです。
こじんまりした桜の庭園で、しだれ桜をしばし鑑賞。
はー
ほー
雲ひとつない青空に、鮮やかな桜がいい感じです。
しっかりお手入れされたお庭も見ごたえあり。
ちなみにふと気が付くと、桜の後ろに背の低い桜の木がありました。
子供の桜でしょうか?
背は低いですが、やはり鮮やかなピンクが印象的でした。
さあ、そろそろ時間です。
大原野の里での散策はここまで。
人出も少なくて、のんびりお花見を楽しめましたね。
次は意を決して京都中心部に向かいましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
正法寺
大原野の里にあるこじんまりしたお寺。入口の極楽橋には巨大なしだれ桜、そして境内のあちこちにピンク色のしだれ桜が咲いています。
なにより感動なのは、石を配した枯山水の庭園に、たった1本だけ優雅に立つしだれ桜。彼方には京都市内と東山の山並みが広がっておりまさに絶景。広間の縁側に座ってしばしお花見です。
訪問した3月末はちょうど見頃。境内にある桜の本数は正直ちょっと少ないですが、ピンク色のしだれ桜がとても映えるお寺でした。なお、庭には降りることができないため見学時間はそれほどかからず、20分もあれば十分でしょう。
ちなみに、枯山水の庭園にある石は、様々な鳥獣を表しているのだそうです。日本全国から集められた石は鳥・ペンギン・兎など15種類もの動物に似ているため「鳥獣の石庭」と呼ばれるのだとか。そういわれてみれば、そう見えなくもないような…。