怒りの言語化を試み、身体で受けとめる・・・

2022-11-15 16:08:14 | 日記
怒りへの対処は文字どおり腹部でつきあうこと。つまり、目を閉じて片手を胃のあたりに当てる。脳ではなく、身体を使うというかんたんな動作がそのとき感じていることを知るのに役立つ。自分の感情とつきあうという習慣はほとんど知られていない。現代人は身体で感じるということを忘れてしまっている。わたしたちは理性と感情を分けようとする。理性に支配させることに慣れすぎているので感情やからだのことを忘れてしまう。怒りは、受けた傷に自分がなんの対処もしていないことを知らせるシグナルである。傷をためこみ、それに注意をむけないでおくと怒りは成長する。怒りの感情とともに生きることに慣れすぎてしまい、それが自己の一部だとおもいはじめる。つまり自分をダメな人間、わるい人間だとおもいはじめるのだ。怒りがアイデンティティの一部になる。自己の善性をおもいだし、真の自己をおもいだすために、怒りを手放す必要がある。アンガーマネジメントで知られているのが“6秒ルール”、怒りが生じたらまず6秒間、ジッと耐えることで怒りに連動する行動をコントロールする。そして怒りの言語化を試みる。具体的には、入浴時に怒りの気もちを言葉に出すことだ。それから自然に触れ、解決と忘却に時間を要して、耐えることなども効果的だと。きょうの楽しかったことは、○落語(桂ごにんばやしの会 吉弥・紅雀・ひろば・米紫・まん我)を堪能できたこと、○Amazon配信『阿修羅のごとく』向田邦子作品に病みつきだこと、○久しぶりの健康食(納豆+焼き魚)、おいしかったことだ。(10,480歩)