コロナ禍でのコミュニケーションのあり方・・・

2022-11-06 19:35:42 | 日記
後期の第1回講演会が今日行われた。講師はジャーナリストの柳田邦男氏、演題は「この国を変える『2.5人称の視点』」だ。概説すると、この一人称の生と死の視点とは「わたしの死」、本人の選択する視点からのコミュニケーション手法。二人称の生と死の視点とは介護・ケアする人の視点からの思考。三人称の生と死の視点とは専門家、かかわる医療者の視点があると説かれた。わかりやすく言えば当事者(本人)とのコミュニケーションのあり方を論じている。三人称の視点はややもすると専門家として問題のみにフォーカスしてその解決策を何よりも優先的に論じて、情実面は後回しとなりがち。当該者の問題への想いやら希望やら生きがいなどといったその人全体の生命観をも含めた人間としての全体的視点で論じ判断することを忘れてしまいがちとなる。二人称の視点では当該者に対しての家族としての愛憎感情が先行しがちで冷静さに欠けてしまうことがまま起こり得る。そこで、この二人称と三人称の中間の視点こそが人間関係での寄り添いとして必要となってくると予見された。きょうの出来事としては、○現在はまさに時代のターニングポイントと論じられ国の危機管理について強調されていたこと、○Amazon配信『ELVIS&NIXON~写真に隠された真実〜』(米2016年 コメディ)面白い組み合わせのドラマだったこと、○八戸ノ里駅前の焼肉店、秋の定食を食べたことだ。(16,520歩)