本日も青山さんの水曜アンカーは充実していました。内容まとめは以下の通りです。お時間の無い方は概要を
読んでいただいてご自身でよく考えてみてください。そして、お時間のある方、青山さんのファンの皆さんは是非
動画をご覧ください。もしかしたらすぐ消されるかもしれません。消されないバージョンがアップされたら差し替え
1.飯島訪朝の「一番深い部分」
先週水曜日、古谷圭司拉致問題担当大臣が突如、「第2回日朝首脳会談9周年の拉致問題担当大臣談話」という
よくわからない談話を突如発表した。これは北朝鮮に向けた暗号のようなメッセージである。その中の一文には、
「また、我が安倍内閣においては、拉致被害者の無事帰国の実現なくしては、いかなる人道支援をも行わないことを
改めて確認いたします。」
という一文があった。拉致被害者の無事の帰国、すなわち「拉致被害者全員の無事の帰国」とはなっていない。
これは意図的に「全員」の文字を抜いているもので、北朝鮮への明確なメッセージである。
2.飯島訪朝は前政権の交渉を引き継いだもの
そもそも、飯島訪朝は昨年10月~11月にかけて、野田総理大臣(当時)が政治家だけで北朝鮮に接触して交渉
していた、その交渉を引き継いだものである。“政治家だけで”というのは、そもそも拉致問題は刑事事件で警察の
捜査が行われている事案なので、警察に隠していたというのも異常で、さらには外務省にも情報を上げずに政治家
のみで秘密裏に行われたという意味。
3.野田総理時代の交渉内容
野田総理大臣は朝鮮総連本部ビルの競売を止めて欲しいと言う北朝鮮のとんでもない要望を、選挙目当てで
飲もうとした。つまり、国を売ろうとした!朝銀や北朝鮮系信用会社などが倒産した後、独立した司法の裁きの元、
朝鮮総連から630億円余りを返還させること、そのために朝鮮総連ビルを競売にかけることが命じられ確定した。
そこで、野田総理(当時)は金融庁の大臣を変えて、司法で出た命令を無理やりひっくり返し、「和解」に見せかけて
朝鮮総連本部ビルの競売を止め、北朝鮮に恩を売って拉致問題の進展という見返りを得て、選挙を有利にしよう
と画策していた!
4.安倍政権の交渉の行方は?
とんでもない前野田政権から引き継いだ形の交渉であるとはいえ、安倍総理は朝鮮総連本部ビルの競売を司法の
判断を無視して止めるというような要望にはNo!という答えを出した。飯島訪朝時、飯島参与は整理回収機構の書類
などは持って行っていなかった。ただし、古谷拉致問題担当大臣が出されたメッセージを見れば、拉致被害者の帰国
は「最初は“全員”でなくてもよい」と示唆している。ただし、談話の最後の文章には「拉致被害者全員の救出」と明記
されているので、あくまで「最初は」全員でなくてもいい、ということ。
5.北朝鮮は政府認定拉致被害者を無視する可能性も
北朝鮮側は古谷拉致問題担当大臣の談話を逆手に取り、政府認定拉致被害者を無視して、これまで日本政府が
把握しておらず、日本国民が誰もしらない拉致被害者数名を返すことで取引しようとしてくるかもしれない。この、
第二次安倍政権の「最初は」全員の帰国でなくてもいい、という方針を支持するかどうか国民一人一人が考えるべきである。
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