芥録 一冊目

Macやゲームが中心の、日記とコラムのブログです。二冊目→http://livrevie.blog58.fc2.com/

一つの勉強法

2006-06-06 22:37:19 | 日記
勉強法といってもピンキリあります。
ノート見直すとか、授業内容纏め直すとか、練習問題をひらすら解くとか、色々です。

その中でアリだよね、と思うのが「人に教える」と言う方法です。


他人に教える。これをやろうと思うと、
○自分が理解している
○分かりやすく説明できる
と言う二点が必要になってきます。

特に、二点目は重要です。
自分の頭で分かっていても、それを他人が分かるくらいの明快な言葉で説明できないと、自分が本当に理解できているのかどうか定かではありません。

この一週間、つまりテスト週間、何度かそういう機会に恵まれました。
しかも、微積分・物理・統計学と言った、言葉による説明が不可欠な科目ばかり。
これ幸いと、説明するついでに自分の中で復習していました。

中でも統計学は良かったです。証明問題を説明したので、証明の内容が頭の中で整理されていくのがよく分かりました。

また物理では、自分でもイマイチ分かっていなかった場所を質問されたりしました。
その時も、質問されてからちょっと考え、自分でもしっかりと理解できました。

このように、少なからず他人に助けられた形で勉強してきました。
その効果は絶大です。
一度説明した部分に関してはそれ以後の復習はほぼ不要でした。


さて、今日の昼、同級生からメールが来ました。


静電誘導は、帯電体を近付けたときに起こる+-電子の動きのことで合ってる?帯電体と異種の電荷が近くに来て、同種は遠くに行くねんな?(内容は一部修正&省略)








えっと、教科書どこだ。(;・∀・)





質問文の意味が分からないと言う窮地に立ちましたが何か?




それでもどうにか何について言っているのか理解。

で、どう説明したらいいか模索。

大体纏まり、メールを打つ。



同種が遠くにいくと言うより、とにかく電子(-)の動きを基準にした方がいい。
帯電体が+なら、異種である-の電子は遠くからも近付いてくるし、帯電体が-なら、同種だから近くにある電子は遠ざかる。
+は絶対に動かないから、-の動きによって+の性質が表われる。(普段は+1と-1で±0になっているって考え方)
そのため帯電体の近くには異種の性質が出て、遠くには同種の性質が出てくる







なんていうか、ゴメン。




上では改行してますが、本当は改行もしてませんでした。携帯のメールですから……。

しかしこの四分後、「分かった」と言うメールが。



理解力が高い人で良かった。ホントに。( ´Д`)





この勉強法、相手の理解力の高さにも助けられるってことですね。





て言うか何より、アレで理解してくれてマジありがとう。ι(´Д`υ)