芥録 一冊目

Macやゲームが中心の、日記とコラムのブログです。二冊目→http://livrevie.blog58.fc2.com/

egwordが・・・

2008-01-29 17:38:35 | パソコン
パッケージソフト事業終了のお知らせ



使い始めてから一年弱という新参ではありますが、私もegword愛用者です。それだけにこの発表はショック。
egbridgeも、Leopardでのバグこそ色々あれ、使い勝手がとてもよかったんですけどね・・・。
差し当たり問題が出ない限りは、egwordを使い続けようと思います。






Appleサポートに関する追記:
今日サポートセンターから電話が来たので、解決した経過と、結局何が問題だったのかの報告をしておきました。
・・・本当に、サポートの丁寧さだけなら不満がないんですけどね。つくづく残念。
まあ、修理サービスに関するアンケートにも回答しましたので、後はこれからの話。今回の件には終止符が打てました。
重ね重ね、Makyu様には感謝です。






遠くの味方より近くの敵

2008-01-28 23:50:31 | パソコン
・・・という言い回しは非常に語弊がありますけども。



今日、急遽Makyu様に来ていただき、Macの不調は解消されました。本当に感謝です。
結局、「Mac本体」と「iPod本体」と「繋いでいたUSBハブとの相性」のそれぞれに問題があったりなかったり、というのが原因らしいです。
サポートでは、これら全てに関しての対処法を言われたんですけどね。
それぞれが単発だっためか、効果はなかったということでしょう。

今回の件では、結局最後まで、サポートは「原因を消去法で突き止めるための一助」くらいにしか役に立ちませんでした。
複合的な原因に対処する、というのは電話サポートの限界を超えているということなのですかね。
だとすればなんと中途半端な存在なのでしょうか。
サポートセンターってのは、客の問題を解決してこその存在。
どんな問題だろうが、それこそマニュアル外のことが起ころうが、解決してなんぼな存在です。
客商売の基本中の基本。そして同時に最も大切なことでしょう。

Makyu様のお陰でサポートとのラストバトルは回避できましたが、サポートにとって、これはある意味で最悪の結末です。
結果として、サポートによって解決したのであれば、一応はサポートの仕事も達成されるわけです。
しかし結局それも無いまま、「サポートはこの問題を解決できなかった」という、不手際の記録だけが残ってしまいました。
少なくとも私は、今回の経験を一つの参考例として忘れないつもりです。

それから、これは明らかな不満なのですが、わざわざ修理に出した結果が
「ハードウェアには確実に問題がありません」
だけってのは如何なものか。
確かにハードウェアには問題がありませんでした。
しかしこれは、単にAppleの修理センターのハードウェアテストが確かであることの証明に過ぎません。
繰り返しますが、サポートってのは解決してなんぼです。
もう少し解決のために手は打てなかったのか、と。

結局、こうした不測の事態で最も頼りになるのは、確かな知り合いなんですね。
身を以てそのことを学びました。
では最後に、一連のAppleの対応について、批評をまとめておきましょう。


  • サポートの丁寧さ→○(そこはさすがというべきか)
  • サポートの手際→全体的には×だが、人によっては◎(対応する人間の技能の差が歴然)
  • サポートの人間同士の連携→△(引き継ぎが中途半端で、同じことを繰り返すことも多かった)
  • 対応にかかる時間→全体を平均して△(迅速な時もあったが、とにかく電話で待たされた)
  • 修理センター→×(解決のために修理する、というより、与えられた仕事だけをやる、という感じ)





  • クレーマー宣言

    2008-01-27 21:17:26 | パソコン
    MacProが修理から帰ってきました。
    「ハードウェアの問題なし」というメッセージとともに帰ってきました。
    問題は何も解決していませんでした。
    もう一度サポートセンターに電話しました。
    今まで12時間色々と突き合わせた末修理に5日待たせているというのに、その上で最も手間のかかる「クリーンインストール+手動データ移行」をやるしかないと言われました。
    とにかくクリーンインストールをしました。
    ダメでした。
    現在もう一度クリーンインストールをしています。
    現時点で、トータル15時間以上私は時間を空費しました。

    明日、もう一度、完全なるクレーマーとしてサポートセンターに電話しようと思います。


    ※コメントへの返信も明日しようと思います。とてもそんな気分になれませんので・・・。






    テレビの無い生活

    2008-01-26 21:18:48 | コラム
    「私の家にはテレビがない」




    テレビの未来





    テレビの無い生活。
    少し前なら、貧乏の婉曲表現ととられていたかもしれません。
    しかし今はそれ以外にも、寧ろ積極的にそれを選択している可能性があります。

    現状でそれを行うというのは、少し極端かもしれません。
    テレビでしか得られないコンテンツもまだまだ存在していますから。
    しかし少なくとも、そういう流れは存在している。
    「何もしなくても、日本人はテレビを見るよ」
    という認識は、既に通用しなくなっていることも考えられます。

    実際、上のコラムを書いている方は、テレビが自分の生活に娯楽も情報も与えてくれないと感じているのです。
    情報という点で言えば、まず間違いなくテレビの優位性は落ちています。
    それはコラムでも触れられている通り、テレビというメディアそのものが受動的なものだからです。
    「こんな情報がほしい」という要求に、テレビは応えられません。
    応えられることもありますが、インターネットや専門誌の方が遥かに大量且つ良質な情報をもたらしてくれます。

    悪い言い回しかもしれませんが、消費者というものはどんどん贅沢を求める存在です。
    それと同じ話で、今は「自分の見たいものが見たい」という欲求が増えているのでしょう。
    この流れは疑いがないように思います。
    そうなると、「テレビは20世紀を代表するメディア」という呼び名は、これからの時代にそぐわないことを反映した名前のようにも感じます。
    繰り返す通りテレビは本質的に受動的なメディアですから、能動的な要求には応えられるわけがないのです。
    (今後何かのブレイクスルーにより、テレビが能動的な性質を持つならば分かりませんが)

    しかし、少なくとも現状が続くのであれば、テレビが消滅することはありえないと思います。
    ダラダラとテレビを見る、という欲求も消えないでしょうし、見かけ上はタダですから、見られるのなら見たいというのも自然な話。
    そう、現状が続くのであれば。

    対応チューナー搭載テレビ+対応アンテナ+配線工費まで払って地デジに乗り換えたくない、という人はどれだけいるのでしょうか。
    結構多いかもしれませんよ。
    「何もしなくても、日本人はテレビを見る」
    という認識は、もう通用しないかもしれないんですから。
    いい機会ですから、これをきっかけにして、「テレビが無くても大丈夫な世の中」の形成が加速しても面白いかもしれません。






    テンション上がってきた(悪い意味で)

    2008-01-24 16:56:59 | ゲーム
    今日、クラブニンテンドーからスーパーマリオギャラクシーのサウンドトラックCDが届きました。
    プラチナ会員特典の2枚組のやつです。最高。横田さんも近藤さんも最高。
    ある意味メインBGMといえる「天文台」の音楽が近藤さん作曲だったことに、驚きつつも納得です。
    この曲はゲームを進めるごとにパートが増えていき、簡単にいえば曲が豪華になっていくのですが、その編曲が絶妙でした。
    こうした工夫は今でこそ当たり前のように見られる工夫ですが、その開拓者は他でもない近藤さん。
    流石というべきでしょう。


    そして一方、スマブラXも新CMやら対戦PVやら色々な映像が出回ってきました。
    特に対戦PV、あれのせいでテンション滅茶苦茶上がってしまいました。(ニンテンドーチャンネルで見ることができます)
    本来なら今日発売だったんですよね・・・。いやホント、ある意味で延期になってよかったと思います。
    ただ一方で、対戦PVを見て触発されている自分もいます。手先がうずく、とでも言いましょうか。


    何はともあれ、泣こうがわめこうが悶絶しようが、スマブラの発売は来週で、それまでに二つのテストを終えなければならない事実は変わらないわけです。
    さて、上がってしまったテンションをどうやって抑えましょうか・・・。






    「元」社長が訊く

    2008-01-23 22:24:06 | ゲーム

    Wii.com JP - 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』



    昨日から連載が始まり今日も連続更新されたので、おそらく発売まで毎日更新されるのでしょう。
    思えば、岩田社長と桜井さんという取り合わせは面白いですね。
    両方とも元々はHAL研究所の人間ですから。(しかも「元々」という点まで同じ)
    お二人の関係について、詳しくは記事の中に書いてあるのでそちらをご覧ください。

    いやーそれにしても、いよいよ発売ですか。
    発売間近にして発売が一週間延期されたのには驚きましたが、31日なら大学のテストも終わってますのでむしろ好都合です。
    参戦キャラに関して公式動画で微妙なネタバレがあったそうですが、まあそういうこともあります。(現在は修正済みなので確認不可)
    とにかく、楽しみです。






    結局修理へ

    2008-01-21 22:48:10 | パソコン
    今日、MacProのピック&デリバリー修理の手配をしました。
    確定とは言えませんが、おそらくはロジックボードの問題だそうです。
    午後の手配だったので集荷は明後日、つまり木曜日。修理自体に最低1日、返送に1日かかりますので、どれだけ早くても帰ってくるのは土曜日です。
    普通は一週間弱を見積もるべきですので、まあ来週になるのを想定すべきでしょう。
    しかし、そんなことを言ってられないのです。業務が滞るんです。洒落にならんのです。
    向こうには、くどいまでに「日曜までに確実に戻ってくるようにしろ」と要求しました。
    これだけ釘を刺しておけば対応も変わってくるでしょう。

    当然ですが、向こうの立場としてはそんな保証をするのは不可能です。
    修理してみなければ、何がどうなっているかなど分かりませんしね。
    ですが、私としても今回の件には通算で12時間以上の時間を割かれているわけです。
    向こうの事情を承知の上で、敢えて要求を変えませんでした。

    本当は、本体の新品交換を要求したかったんです。
    これだけトラブルに付き合わせているんだから、それ位してもいいでしょう。
    しかし、この要求を通そうと思うと相当に時間を浪費しそうでしたので、やむなく断念しました。

    さて、直った後はどうしましょうかね。
    解決の報告と、一連のサポートに対する不満でも改めて電話しましょうか。




    å

    遅ればせながら

    2008-01-20 22:57:28 | パソコン
    先週、MacProを購入しました。
    2.8GHz4コアXeon×2・メモリ2GB。標準構成です。
    ディスプレイには23インチAppleCinemaDisplayを購入しました。
    当然のごとく、クレジットカードの限度額と銀行の残高が悲鳴をあげております。

    環境が整わなかった関係上MacBookProとの併用で一週間やってきたのですが、大体の移行が完了したので、そろそろMacProへの全面的な移行ができそうです。
    残る問題は一つ。
    iPodとiTunesの同期ができません。
    しかも、これが相当に厄介なんです。
    Appleのサポートセンターにこの件で最初に電話をかけたのは先週木曜。
    一回あたり1~2時間の電話を今日までやってきましたが、それでも解決できませんでした。
    電話をかける前には、当然色々試みました。
    iPodのリセットとか復元とか、MacBookProでの同期だとか、MacProのあらゆるUSBポートを使ってみたりだとか。
    日を改めてサポートを受ける場合、その日の晩にはハードウェアテストも自主的に行いましたよ。
    それでも無理なんです。

    最初からこっちはMacの方の問題だろうと思っていたのでMac窓口に電話したのに、早々にiPod窓口へ回されしかも最終的にMac窓口へ戻されたりもしました。
    受付番号を言えば、前回のサポート内容を引き継ぎできるはずなのに、やけに伝達が悪かったりもしました。
    所詮サポート窓口なんてそんなもんです。

    ただ、「私の手には負えませんので、より専門のスタッフに回します」といって回された専門スタッフは流石でした。
    こっちの質問に対する返答も的確だし、処理もスムーズ。
    最初に応対するオペレーターもあのレベルだったら、サポートの質は相当向上するでしょうに。

    で、現在OSのクリーンインストールを終えたところです。
    TimeMachineバックアップから環境設定なども復元し、一度MacBookProに避難させていたiTunesライブラリを現在転送中です。

    もしもこれで解決しなければ、ピックアップ修理になるでしょう。
    正直これが一番きつい。InDesignの仕事もこちらで行えるように整えていたので、もし修理となると仕事が滞りかねないのです。
    (MacBookProで使っているInDesignの有効期限も後10日ほどなので、修理から帰ってくるのが先か、期限が先かという際どい状況)

    というか、明日から後期テストなんですよね。木曜から通算して10時間近くもこの問題に時間を割いています。
    解決した暁には、Appleから粗品の一つでももらいたい気分です。





    Air総括

    2008-01-19 01:10:01 | コラム(パソコン・デジモノ)
    MacBookAirについての雑感を、この記事でまとめたいと思います。



    これは私個人のこだわりですが、「デザインが機能を上回ってはならない」ということに尽きるでしょう。
    デザインをこだわるのはよい。というかAppleがそこを捨ててはならない。
    しかし、MacBookにしてもiMacにしてもiPhoneにしても、デザインの裏には必ず機能が付随してきました。
    MacBookやiMacのコストパフォーマンスが群を抜いて秀逸なのは周知の通りです。
    そして、iPhone(iPod touch)のあの小さく薄い筐体に、最先端のテクノロジーと最高の使いやすさが詰め込まれているのもご存知の通り。

    そういった機能面での感動に、Airは欠けます。
    I/Oポートの不足もそうですが、最小スペックで20万円を超すその価格は、やはり納得できません。
    この20万円という数字は、ウインドウズのモバイルノートと比較すべきではない。
    何故なら、比較するにはあまりにも長所と短所が違うからです。(ウインドウズのモバイルノートは軽さや小ささにも注力していますが、Airは薄さとフルサイズキーボードなどに拘っていますので)
    ですので、あくまでAppleの製品マトリクス内で考えるべきです。
    そう考えると、やはりAirは非常に割が悪い。
    性能的にはMacBook>Airなのですから、MacBook+3万円くらいが限度ではないでしょうか。


    デザインが機能を上回っている製品は、意外と多くこの世に存在します。
    Windows Vista然り、最近の携帯電話然り、Rolly然り・・・。
    では、そのデザインが自分たちに何をもたらしてくれるのか?
    デザインによって犠牲になった機能を補ってあまりある何かをもたらしてくれるのか?
    悲しいことに、Airにも同様に、そうした疑問を覚えています。
    この疑問こそが、私がAirに対して抱く不満の象徴なのでしょう。
    製品は、デザイナーや技術者の自己満足であってはならないのです。






    MacBookAirという存在

    2008-01-17 23:08:46 | コラム(パソコン・デジモノ)
    昨日の記事を投稿してから、「MacBookAirもハードウェアなんだよな」と感じました。
    本当の革新はソフトウェアによって起こされる。堂々とそんなことを書きましたが、そう考えるとMacBookAirはどうなるんだ、という話です。

    「革新的なハードウェア」というものは、確かにこの世に存在します。
    一昔前であればそれは「ウォークマン」であり、割と最近の話だと「iPod」、去年の話ならば「iPhone」でしょう。
    しかし、よくよく考えてみれば、これらはどれもソフトウェアが付随するからこその存在です。
    ウォークマンは、カセットに録音された音楽を持ち歩けるようにする、というアイデアがそのまま具現化したハードです。
    iPodは、タッチホイールという新しいインターフェースも重要な要素ですが、iTunesを使うことによるオンライン音楽配信サービスという革新があったからこそここまでの成功を収めました。
    iPhoneも、あのマルチタッチを様々な形で活かすソフトウェア(ユーザーインターフェース)を作ったからこそ意味ある存在になれました。
    革新的は革新的でも、その革新的な「何か」が活かされなければ、その「何か」は宝の持ち腐れとなり、その製品は独りよがりとなってしまいます。

    そういう意味で、MacBookAirは非常に危うい製品です。
    確かに薄い。世界一薄い。その上でデザインも妥協していない。機能も、モバイルパソコンとしては充分なレベルに達している。
    しかし、中身が見えてこないんです。
    この製品は、サブパソコンとしての位置づけが強い製品です。(以前私が期待した形とは些か異なりますが・・・ 参照:裏切りを期待しての期待 - 芥録
    では、本当にそれに相応しいかというと色々と微妙です。
    フルサイズキーボードにこだわった結果の13インチワイドディスプレイ。(モバイルノートなら、11~12インチでも充分です)
    大胆に削ぎ落とした拡張性。(USB×1というのはさすがに・・・)
    軽いとはいえ、1kgを超える重量。
    そして何よりも、その値段。
    学割によって最小スペックを買っても20万円を超えます。
    それだけあれば、MacBookを相当に贅沢な構成で買うことができます。
    それならいっそ、MacBookという選択肢も「アリ」でしょう。
    重量こそ1kgくらい重くなりますけれど。


    将来的に、あの筐体でも交換可能なバッテリーが誕生し、SSDが標準搭載できるようになり、ディスプレイが有機ELになり、それでいてあの値段なのであれば、それなら「買い」です。
    まだ一歩届いていない製品だと、Airを見ていて感じました。

    元々私は、今回発表される予定だった「Appleのモバイルノート」を買うつもりでいました。
    しかし現在予定を変えようと思っています。
    製品自体は魅力ですが、どちらかというと「将来が楽しみ」な製品です。
    次にノートパソコンを買い替える時、改めて購入を考えようと思います。