今回は、うごメモのこの機能についてです。
うごメモシアターで公開されている「うごメモ」は、自分のうごくメモ帳にダウンロードすることができます。 ダウンロードした「うごメモ」は編集することができる(※)ので、続きを書き足したり途中を改変したりして、新たな作品を作ることができます。編集した作品も、うごメモシアターに公開することができます。 ※公開時に「創作者ロック」がかけられている「うごメモ」は編集できません。
(うごくメモ帳:うごメモシアター より)
これ、実は結構凄いことです。
「続きを書き足したり途中を改変したり」する行為を認める、少なくとも、その方向性を前面に出しているわけですから。
こうした二次創作行為は、動画投稿サイトでは普通に行われています。
ただ、この行為は著作権法に当てはめると、グレーなのが実際のところ。
著作権の中には、「自分の著作物を無断で改変されない権利」を含む、「著作人格権」という権利があります。
そして、著作権はオプト・イン形式、つまり、特に拒否しない限りは自動的に発生する権利です。
権利者が特に許可しない限りは、二次創作という「改変行為」はこの権利に抵触してしまうのです。
しかし、そうした行為が「グレー」であるのは、「まあいいんだけどさ」というお目こぼしや、「全然そんなの気にしないよ」という寛容さなどに因るところが大きいです。
むしろ、二次創作によってその作品の認知度がグンと上がるということもネット上ではよくあることなので、「法律がこうだから」とがんじがらめにするのは良くないでしょう。
「ハンドルの遊び」と同じく、多少融通の利く方がいい結果をもたらすものです。
ではここで、うごメモの場合を考えてみましょう。
うごメモの場合、基本スタンスとして「他人の作品に書き足せる」というものがあります。
つまり、投稿する側も「誰かがもっと面白くしてくれるかもしれない」という期待を抱きます。
しかし先述しましたとおり、他人の著作物は、おいそれと改変するわけにはいきません。
そこでうごメモはてなが採った方法は「制作者ロック」でした。
これは言わば「改変して欲しくない」という意思表示です。
そして注目すべきは、この意思表示が標準では「オフ」であること。
自分自身でその意思を示さない限り、それは「改変していいよ」という意思表示とみなされます。
このオプト・アウト形式によって、改変する側にとってもされる側にとっても、やりやすい環境が作れるのではないでしょうか。
関連リンク:
Touch-DS.jp - うごくメモ帳
Touch-DS.jp - 社長が訊く『ニンテンドーDSi』
うごメモシアターで公開されている「うごメモ」は、自分のうごくメモ帳にダウンロードすることができます。 ダウンロードした「うごメモ」は編集することができる(※)ので、続きを書き足したり途中を改変したりして、新たな作品を作ることができます。編集した作品も、うごメモシアターに公開することができます。 ※公開時に「創作者ロック」がかけられている「うごメモ」は編集できません。
(うごくメモ帳:うごメモシアター より)
これ、実は結構凄いことです。
「続きを書き足したり途中を改変したり」する行為を認める、少なくとも、その方向性を前面に出しているわけですから。
こうした二次創作行為は、動画投稿サイトでは普通に行われています。
ただ、この行為は著作権法に当てはめると、グレーなのが実際のところ。
著作権の中には、「自分の著作物を無断で改変されない権利」を含む、「著作人格権」という権利があります。
そして、著作権はオプト・イン形式、つまり、特に拒否しない限りは自動的に発生する権利です。
権利者が特に許可しない限りは、二次創作という「改変行為」はこの権利に抵触してしまうのです。
しかし、そうした行為が「グレー」であるのは、「まあいいんだけどさ」というお目こぼしや、「全然そんなの気にしないよ」という寛容さなどに因るところが大きいです。
むしろ、二次創作によってその作品の認知度がグンと上がるということもネット上ではよくあることなので、「法律がこうだから」とがんじがらめにするのは良くないでしょう。
「ハンドルの遊び」と同じく、多少融通の利く方がいい結果をもたらすものです。
ではここで、うごメモの場合を考えてみましょう。
うごメモの場合、基本スタンスとして「他人の作品に書き足せる」というものがあります。
つまり、投稿する側も「誰かがもっと面白くしてくれるかもしれない」という期待を抱きます。
しかし先述しましたとおり、他人の著作物は、おいそれと改変するわけにはいきません。
そこでうごメモはてなが採った方法は「制作者ロック」でした。
これは言わば「改変して欲しくない」という意思表示です。
そして注目すべきは、この意思表示が標準では「オフ」であること。
自分自身でその意思を示さない限り、それは「改変していいよ」という意思表示とみなされます。
このオプト・アウト形式によって、改変する側にとってもされる側にとっても、やりやすい環境が作れるのではないでしょうか。
関連リンク:
Touch-DS.jp - うごくメモ帳
Touch-DS.jp - 社長が訊く『ニンテンドーDSi』