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SS-301Xの修理(6)

2023-05-30 | SS-301X
YouTubeで、SS-301Xは、同期整流で、ハイ側のTRが、
吸い込み時に破裂したのは、容量負荷としてリグを複数台接続
していたのが、致命傷だという位は理解出来たが、uPC494cスイッチング
ICの解説をしてくれる訳では無い。
そこで、視点を変えて、uPC494cのデーターシートから追って行く
事にした。(回路図が無いので)
で、壊れてるのに(13.8Vが出ないのに)、
赤いプロテクションLEDが発光してるのはおかしいと思いませんか?
そうなんです、メインLINEの13.8Vと、IC駆動用の13.8Vは全く異なる
経路で作られています。その別系統の13.8Vは生きているので、
ちゃんとICにVCC(pin12)が来てるかどうかから、探索始めました。
リファレンス(pin14)の5Vも出力されてるし、
output enable(pin13)もHIGHになってる。
で、ん?と思ったのは、内蔵エラーアンプからのフィードバック電圧(pin3)
が、上がっている事。
これは、メインLINEの13.8Vが落ちてるので当然だと判明。
で、赤いプロテクションLEDをonにしてるやつを探索していくと、オペアンプ
の入力電圧がおかしい事が判明。リファレンス(pin14)の5Vを56Kの抵抗で分圧
してるだけなのに、なんか低い。という訳で続く...

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