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ICOM AH-4の修理失敗

2022-05-29 | AH-4
以前、ICOM AH-3の修理をしており、ICOM AH-4もなんとかなるだろうと思っていた。
で、やっと重い腰を上げて、修理にとりかかろうとした。
理由は、余り重い物を(痛むので)屋根の上に上げてくれるな、(でかいアンテナを上げるな)という家族からの要請である。
そこで、早速サービスマニュアルを落として中を見ると、あちゃ~、制御周りが全然違う。
そもそもCPUがNECからFujitsuに変更されており、それに伴い、CPU周辺の制御回路も変更が入ってる。
サービスマニュアルの後ろを見るも、アメリカ人がAH-4を使うはずも無く、それほど需要が無いのか、新リビジョンの情報が全然無い。
SMDの場合、トランジスタの型番が印刷されてる訳ではないし、TRとDIの区別も難しい(周辺から推測は出来るが)。
ので、回路情報、基板情報が無く、お手上げ状態(追えない・・・)。
という訳で、自分での修理は諦め、和歌山に頼る事に。
日頃、中華絡みで和歌山県を腐しているが、こういう時だけ、和歌山県に頼るダメなやつ・・・、Hi。
で、ICOM WEBの修理時の情報により、和歌山のサービスに送付。
10日程で返送されてきたが、リレー14個(予備交換含む)、TR 22個が交換されていた。
こんだけ、手間取らせて、1万強だった。(安っす)
ガラエポ両面スルーホールは嫌いで、リレー14個交換は面倒過ぎて、途中で投げる事確実。
1608のSMD トランジスタも、パターンを剥がしそうだし、リレーが邪魔して、コテ先入らない(から全交換なんだろうけど)。
し、CPUは通常時ノイズ源にならないように止められているというのも、修理が難しい理由・・・。
と、言う訳で、基板総替えをしなかったICOMサービスが神だった、という結論でした。

以下、Fujitsuに変更されている新しいリビジョンのAH-4の制御部。
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