バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

上のレベルを目指すために。

2010-09-07 10:50:00 | テニス留学
今朝は近くの森を約1時間走り、ステップトラックも走ってきました。

その後いつものラファのレッスンを受けています、同時にUSオープンから戻ってきたソフィーの相手をしているシンくんとマサのテニスを見ながら思います。
ソフィーがうちで練習をするようになった時期、まだUS2.5万ドルの大会に出ていた頃から今、ランキングがほぼ100位まで上昇し、世界のトップレベルの選手との試合も経験してきている、その選手の相手をするだけでなく、その経過を留学生たちは目の前で見ることができている、その世界を知るトニーローチさんの話を聞くことができる、すごい経験ができていると思います。(すごい以外のもっと違う表現をしたいのですが見つかりません。)

男女ともに世界のトップ100位に入らなくては生活は成り立ちにくいし、プロとして認められない世界。
その階段を少しずつ上っているソフィーと、そのために誰よりも多くの努力をしているトニーさんの近くにいられることは本当に恵まれているし幸せだなあとしみじみ思います。
決して緩やかで簡単な道ではなかったことも事実です。

誰もがそのレベルに達しなくては、という風には思ってはいません。自分ができる最高の力を発揮できれば、それはどんなレベルのテニスであってもいいと思います。イアンソープさんも「自分ができるかぎりのベストを尽くしたかどうか」それが一番大事で「順番は関係ない」と言っていました。
みんなも「自分ができる最高のレベル」に達するまでチャレンジし続けてほしいですね。


エピングボーイズハイスクール7年生ユージーンとジェフコーチ。