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バークレー友子のテニスアカデミー日誌

オーストラリア、シドニーで30年目になるテニスアカデミーでの様子を書いています。よろしくお願いします。

うれしかった感想文

2009-10-02 13:49:00 | ノンジャンル




曇り空です、でも過ごしやすい25度。千夏はメディバンクエイジ18歳以下決勝進出です。

メディバンクエイジに向けての練習、今日夕方から16歳以下男子、お昼から12歳以下男子のシングルスがあります。

午後は久しぶりにジャーミーがやってきて皆と一緒に練習をしました。

先日帰国されたノブさんからの感想文が届きました、とてもうれしい感想文です。
その2週間たって改めて気がついた、というところが特にうれしいですね。



ビンス・バークレーテニスアカデミーでの2週間は、私にとってとても貴重な体験でした。
まずテニスについてですが、ビンスの教える内容は日本のテニススクールで教えられているものとは一線を画していました。特にフットワーク、また練習の心構えや試合中の考え方などは、日本のものとは正反対とも言える内容で、初めは衝撃的でした。しかし実際にそれらを試してみると確かに理にかなっていることが分かり、日本のオーソドックスなテニスが時代遅れなものなのだと気付かされました。日本に帰って二週間ほど経過した現在だから分かるのですが、自分のボールの質(特にサーブとフォアハンド)が以前よりはるかに向上し、またボールに追いつくスピードも以前とは比べ物にならないほど速くなっていました。おかげで今まで勝てなかった相手に、この間ようやく勝つことができました(試合の重要なポイントではいつも頭の中で、ビンスの"Watch the ball!"という言葉が聞こえてきました)。
次にオーストラリアでの生活についてですが、オーストラリアの人たちはみんなとてもフレンドリーで、初対面の人でもにこやかに話しかけてきます。アカデミーの人たち(日本人留学生も含めて)もその例に漏れず、とても良くしてくださいました。特にレッスンなどで英語を理解できない、あるいは理解できても英語でうまく返答できないときなどは、友子さんや他の留学生に助けてもらいました。また休みの日には、オーストラリアに来たのが初めての私を気遣って留学生の皆がシティーを案内してくれたりして、とても楽しかったです。それから生活といえば滞在先はホームステイでした。ホストファミリーのマルコはユーモアあふれる方で、言っていることすべてが分かった訳ではないのですが、夕食のときはシドニーに関する様々の話を聞かせてくれたり、また週末にはシティーにドライブに連れて行ってくれたりしました。初めはホームステイというのは不安だったのですが、体験してみたら想像とはまったく違って楽しいものでした。
最後に、私は今回のテニス留学を通じて人生に関することも多く学べたと思っています。特にポジティブな思考をすると自分のパフォーマンスにすごく効果的な影響があるということは、とても印象的で、大いに活用していきたいです。他のアカデミーではこんなことは教えてくれなかったでしょう。そう考えると、ビンス・バークレーに行ったことはとても得難い経験でした。
ビンス、友子さん、アカデミーの皆  本当に楽しくて貴重な2週間でした! Thank you so much!