Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

ボッソウ日記2007 9月13日(アフリカ最後の夜)

2007年09月13日 | ギニア
2007年9月13日(木)

AM7:00から朝食
マリアドールの朝食はたいして美味しくないのに高い
3人で114,000FG。
朝食に関してはロシェの方が上である。
コーヒーも美味しくないし、パンも美味しくない

8:00にホテルを出る予定だったが、待ち合わせしているサコが来ない
スワは
「サコの家はすぐ近くだから」
と言うから迎えに行く。
どうやらスワがちゃんとホテルで待ち合わせであると伝えていなかったらしい

合流してDNRST へ行く。
竹元さん、大橋さんがタビノ氏に今回の活動の簡単なレポートを渡す
簡単な挨拶が交わされ9:10頃にDNRST を出る。

そして、現地のお金も淋しくなってきたからと換金屋を探す。
スワが案内した換金屋はレートが悪く(スワは同じだ、と言っていたがそんなはずはない・・・)、1USD=4050FGとか言っている。
それでは田舎のローラとかと変わらないじゃないか・・・
交渉してレートを上げていくが、最終的には4450FG で落ち着く。
竹元さんは他に行こうと、他の換金屋に行く。
すると、4500FG。
やっぱり・・・
スワと換金屋が連んでいるんだ。
換金屋から小遣いもらってたもんなぁ・・・

それから日本大使館に行って挨拶。
八嶋領事が河島医務官は昨日で退職して、お別れ会もして、もう日本に向けて発ちました、と。
予定が早まったのか・・・最後にあの医務官にご挨拶したかったなぁ・・・
残念・・・
「また、時間的に余裕があれば今晩夕食でも」
と以前お話して下さっていたけれど、
八嶋領事夫妻は休暇でパリに発たれるとのことである。
それも我々と同じ便で・・・。
もちろん彼らはエコノミーなんかには乗らずにビジネスである。
多分、お会いすることはないだろう・・・。
偶然にでも空港でお会いしたらサロンにでも入れてもらおうかなぁ、という淡い期待は抱いていますが・・・

挨拶が終わると隣のスーパーに行って買い物をする。
竹元さんはチーズ(旨そうだったけれど1kg 単位で売っているから、ボクは諦めた)とワインを買う。
ボクと大橋さんはビールを買って、外に出てすぐに飲む

そして、薬局を探す。
マラリア治療薬と虫下しを買うためだ。
日本ではなかなかマラリアの治療は難しいから、
自衛するしかないんです・・・
スワに大きな薬局に行ってくれ、というのに小さな薬局ばっかり寄る
らちがあかないので、
「この辺でとめてくれ」
といって歩いて大きな薬局に行く。
そこで、マラリア治療薬「Coartem(コアテム)」(河島医務官のお薦め品)68,000FG と虫下しの薬「Combantrin(コンバントリン)」28,900FG を購入する。大橋さんは既にマラリア治療薬のアルテスネイトを持っているにもかかわらず、
「新しい薬ってどんなのですかね
とさらにコアテムを購入。
まるで薬マニアのようである

買うものを買ったら昼食
12:55から中国酒家へ。
牛田先生達とコナクリを発つ日に時間をつぶすためにとやって来た中華料理屋であった。
メニューに日本語が導入されていて驚いた。
この前はこんなのなかったぞ・・・

クーチンサイの炒めもの、回鍋肉、麻婆豆腐、五目野菜炒め、白飯などとビール
(Skol と青島ビール)、そして中国酒。
日本語でメニューが書かれているが、メニューがわかりにくいときには筆談。
漢字はとても便利である。
世界を旅したいと思っている人は、まずは中国語、特に食べ物の名前を覚えていると世界各地で中華料理は食べられると思って良い。
世界中に中国人は進出しているし、店もある。
絶対にアジアの味に飢えることはないと思う。

しかし、本当にアジアの料理は偉大である。
日本料理ではないけれど、味のベースがやっぱり似ているのだろう。
ホッとする味で、大満足

この店、かなり前からあるらしい。
今は改装されてきれいになっているが(牛田先生と来たときは新装って感じだったもんなぁ)、10年ほど前には既にあったし、給仕をしてくれている3人娘は知
っていると言っていたなぁ・・・

それから、国立博物館へ行く。
ギニアに博物館があったのか・・・
知らなかった・・・
中にはいると展示物は・・・
「え、これだけ
という感じである。
竹元さん曰く、
「ま、展示物を売ってたもんなぁ。なくなったんでしょ。」
だって。
博物館が展示するもの売って、展示できなくなったら意味ないじゃないか・・・

案内のおじさんに薦められて「Guinea Today」(60,000FG)というギニアの案内本を買う。
すると奥から博物館の展示物の写真集を持ってきて、
「これもどうだ?」
と薦める。
「こいつら買うな・・・」
と思ったんだろう。
でも、ギニアに関する本というのはホントに少ないので記念として2冊買う(30,000FG×2)。
するとおじさん、調子に乗って
「他にもあるから」
と売店を案内するが、これは町中にもあるような木彫りなどが置いてある土産物屋。
「もういいよ
といって断る。
そして、暑いからと、博物館の敷地内にあるBar でビールを飲む
本当にこっちではよく飲む・・・

まだ時間があるからとインターネットカフェに行く
コナクリにたくさん開店したそうだ。
行くとたくさんのコンピューターが置かれていて、
たくさんの人がパソコンにかじりついている。
コナクリも変わったなぁ・・・と感じる。
しかし、ボクは日本でもインターネットカフェなんて行ったことがなかったから、コナクリで初めて、インターネットカフェを体験したことになる。
これもちょっと珍しいかも・・・。

1時間(5,000FG)してからインターネットカフェを後にする。
ホテルに戻って、土産物を探して町の中を散歩するが何もなく、
歩いただけで帰る(大橋さんはホテルの前の土産物屋で交渉の末、置物を買って
帰ってきた)。

16:45に部屋に入り、ゆっくりと風呂に浸かる
幸せのひととき

19:00から夕食に出る。
しかし、大渋滞に巻き込まれる
通勤ラッシュである。
なんとか1時間半ほどかけてベトナム料理「ハノイ」へ(飽きもせずに)。
Thai スープとカニの料理を楽しむ。
そしてビールとワイン。
帰りも大渋滞は続く

ホテルの近くの交差点まで来て、
「なかなか車が動かないなぁ」
と思っていたら交差点内から煙が・・・
事故か
車輌トラブルか
ガソリンの匂いがする・・・
通行人も
「逃げろ逃げろ
「車は下がれ下がれ
と叫んでいる。
こんなところで爆発事故に巻き込まれたくなんかない・・・
スワもクラクション全開で人と車を押し分けて煙から遠ざかっていこうとする。
そんな中、呑気に乗客をつかまえているタクシーもいたりしてイライラする
死んだら元も子もないじゃないか

しかし、無事にその現場から離れ、22:25にホテルに到着。
それから竹元さんの部屋でチーズとワインを23:55まで頂き、歓談
それから部屋で荷物をまとめて明日に備えて