Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

ボッソウ日記2007 9月2日(現場をみて愕然・・・)

2007年09月02日 | ギニア
2007年9月2日(日)

東屋の屋根を仕上げる予定だったけれど、
パンクを修理しないことには大変です

パンク修理が終わるのを待って東屋設置から取りかかるか、
残っているチューブの現場の調査を先に行うか・・・

迷った挙げ句に、9:20頃に出かけることにしました。
セリンバラ村民にチューブが倒されたという現場の調査です。
歩いていけるし・・・

ボッソウの住民のフォデイの畑だと言うから、
フォデイを呼びに行って一緒に出かけることになりました。

危うげな橋を3カ所も渡っていかなければいけないのですが・・・

去年の夏には流されてなくなっていた竹の橋が復活していて、
まずはそれを渡ります。
所々腐っていて、大橋さんはそこを踏み込んでしまって腰のあたりまで沈み込んでしまいました・・・コワイ
大事には至らなかったものの・・・

次には水没してしまっている橋。
水量が増えているので、橋が沈んでいるのです。
所々に手すり代わりに木の支柱が立てられているのですが、
どこまで信用できるか分からない・・・。
ぐらぐらしているし、
体重を預けてしまうと根元から折れそうです・・・

水没つつも揺れる橋と流水。
体のバランスを何とか保って渡っていきます。

最後にはあの底なし川に板が沈めてある沈め橋。
板がフワフワ浮いたり沈んだり、傾いたり・・・
バランスを崩すと泥沼に足を突っ込んでしまう・・・
(写真はその沈み橋)
川の底が泥で柔らかく、そのまま足を入れるとズブズブどんどん沈んでいくので、
沈まないように板が置いてある(人が乗っていないと浮いている)だけなのです・・・

それを越えていくとチューブの現場はすぐそこ。

たどり着くと様子は一変していたのです。
草が茂っていてチューブなんか見えない
畑だったはずだけど・・・

どうやら一回収穫したら放置されるので、畑にしても継続的に管理されるとは限らないようなのです
畑との併用植林もこうなると意味がないです・・・

ここで、
チューブを200本抽出して、生きているか死んでいるかを判定するが、たった
8%の残存

去年の末の段階で状態が良かったらしいところは、
ほとんどセリンバラ村民によってチューブがなぎ倒されていたのです
悲しい現実です

草刈りはされていない、防火帯は切るように依頼して金も払っているのに仕事がされていない
落ち込みますよ、そりゃ・・・

14:20、がっくり肩を落として歩いて研究所にかえりました。
昼食をどうするか迷うが面倒くさいので結局ラーメンを食べて、タイヤが修理から帰ってくるのを待ちます。

しかし、16:20になってもタイヤは帰ってこなかったので、今日はこれで終了とすることにしました。

18時過ぎに運転手のピエールが帰ってきました。
お疲れである。
昨日のこともあるし・・・

タイヤの交換をしてもらっている間に、ついでにエンジンルームの点検を行います。
ファンベルトがやや緩かったので締め直し、
冷却水を確認。
すると、水がほとんどない・・・
危うくエンジンが焼け付くところだった・・・
エンジンを壊すとこっちでは致命傷である。
危ない危ない・・・

19時頃お湯を浴びて、直後にザイケリンが夕食を持ってきて薬と飴をねだって帰っていきました。

しかし、こっちの人間の管理はいい加減だし、色んなことを頼んでもできない・・・
コリドーは、やっぱり小面積で高密度の管理を行って、徐々に、一歩一歩進んでいくことが最善の方法ではないでしょうか・・・
疲れた・・・