新年が始まった。
少し寂しげな田毎の月とキッスオブフロリア
そういえば若いときは、年賀状に今年の抱負のようなものを書いたが、最近は近況報告くらいかな。
それも、今年は年賀状すら出さずじまい。
まずは、孫をつれて氏神さまの神社に初詣。
小さな川が流れている橋を通りかかったとき、孫が
「川が光ってる!きれい!」と。
そんなにきれいな川ではないのに、よい天気に恵まれて、水面がキラキラ光っていた。確かにきれいだ。
孫の感性にうれしくなりながら、参拝の作法を教える。
お賽銭を入れて、鈴をならすことだけが
楽しみだが、今年は作法も真似てくれた。
先日、2週間滞在の東京から帰って来た夜、玄関先で強烈なよい香りがした。
この冬に何の匂いかと不思議だったが、夫が「山茶花の匂いだよ。」と。
これまで山茶花の匂いなんて感じたことがない。
匂いなんてあったのだろうか。木々に囲まれている我が家では、当たり前の匂いに鈍感になっていたのだろうか。
コンクリートの東京での2週間が、改めて香りを感じさせてくれたのだろう。
孫も自然がある中では、五感がより磨かれるかな。
今朝は、霜が降り、氷も張った。
さすがに咲いていたバラも、萎れたり、つぼみが開きそうもなかったりだ。
少し寂しげな田毎の月とキッスオブフロリア