若者たちは、日本の将来をどう考えるのか
最近、年金不足2000万円問題が、世間を騒がしている。しかし、さらに将来のことも考えなくてはならない。
下記の事実を、どう考えていくのか。これらは、将来的には、もっと大きな問題だと思う。
団塊ジュニアと呼ばれるロストジェネレーション世代、もしくは就職氷河期(大卒の1993年~2004年)を経験した30代半ばから、40代半ばまでの1,700万人の大きな世代の塊が日本にはある。
そんな環境で、次のような事態になっている。
1.高い未婚率
50歳まで一度も結婚したことのない「生涯未婚率」:男性で約4人に1人、女性で約7人に1人(2015年国勢調査)
大人と言える30~34歳の男女の未婚率 : 男性45%、女性34%
2.高い童貞、処女率の推移
18歳~39歳 1992年 → 2015年
女性の処女率 : 21.7% →、24.6%
男性の童貞率 :、20% → 25.8%
ざっくり言うと、4人に1人は、セックス体験がない
3.交際相手のいない割合:18歳~34歳 (2015年現在): 男性:70%、女性:60%
人口はさらに落ち続ける状態だといえよう。
これらは、今の若い世代が近い将来、直面する日本の姿を示していると思うのだが…。
国は、このデータを持っているが、根本の原因を解明して、手を打とうとはしてないようだ。
勿論、僕にも解はない。