バカ犬

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米中関係と日本

2005-11-21 | Weblog
アメリカ合衆国第50番目の州知事かのような、小泉さんと
ブッシュ大統領とのシャンシャン会談のコメントを聞いた耳では、
その後の中国首脳との会談後に発表された内容の持つ意味合いに大きな違いがあった。

簡単に言うと、アメリカはアジア戦略を考えるとき、日本はどうにでもなるが、本当にパートナーしての関係を確立しないといけないのは、中国だと見据えたことだ。

米中間にいろいろ表立った問題は存在する。
それを利用することまでして、話し合っていかなければ、将来のアジアにおける米国のプレゼンスは確立できないと考えているのだ。
問題がないと思われるところには、外交資源を投入する必要はないのだ。

米中に、韓国、インド、インドネシア、オーストラリア、フィリピンを
押さえておけば、後は日本と同様,いか様にでも対処できると信じているようだ。
北の大国、ロシアもちゃんと握手してあるし。
日本には、まあ適当にやっててよって感じだ。

現実は、まさしくその方向に向かって着々と進んでいる。
「井の中の蛙」ってのは、もしかして自己を客観視できない、
ほんとの自分を知らない日本そのものかも知れない。

「アメリカと強固にくっ付いてさえいればほんとに大丈夫」って、
まさか小泉さん本当には考えていないよね。



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