バカ犬

ちょっとバカ犬になって、本音を言ってみたいと思いませんか?

民主党に送ったメッセージ

2009-08-05 | Weblog
いよいよ衆院選挙ということで、与党と野党のつばぜりあいが激しくなって面白い。

でも、どちらのマニュフェストを読んでも、書かれてないことがある。
それは、私の主張し続けている、日本の将来の姿、ヴィジョンだ。
5年後に、10年後に、どんな日本を目指しているのかが書かれていない。

単に、この先4年間、こんな良いことをやりますよって、客寄せパンダみたいなことばかりを羅列している。
この国の有態をどうして行きたいのか、全く書いてない。ヴィジョンがあっての、マニュフェストだ。
マニュフェストは、行動計画で、目標ではない。だからこそ、各党が描く、将来の日本を知りたいのだ。

最近、鳩山さんは、「政権交代」の一言で、国民を説得しようとしているかのようだ。
しかし、一般的に言って、日本人は忘れっぽい。
何かあったとしても、「水に流す」の美徳だと思っているようだ。

欧米人のみならず、中国人、韓国人、みんな過去のことは忘れない。
過去があっての今日だからだ。
そういう意味では、それこそブレがない。

そんなことを考えて、民主党に私の考えていることを下記のように送った。

『件名 : 国民に、自民・公明のやってきた悪い政治を思い出させる!』

私は、いわゆる無党派層です。しかし、自民・公明より民主党の主張に近いとは思います。

今回の総選挙・キャンペーン、「政権交替」だけでは弱すぎます。

国民、投票者は、忘れっぽいものです。

小泉大勝以降の、自公政権のやってきた、たくさんの、それこそ覚えきれないほどの悪政を、国民はもうほとんど忘れかけています。

そこで提案ですが、自公政権のやってきた、悪政を今回の選挙で埋没させず、国民に一つ一つ思い出させてはどうでしょう。

厚生労働行政では、いっぱい、いっぱい問題がありました。
・年金問題
・記録訂正の未完了
・消えた年金記録
 はたまた、

・後期高齢者医療制度ー>今や、長寿医療制度なんて勝手に公式文書に書いています。

そのほかだって、
・定額給付金
・官僚天下り防止の未完
・子育て支援、少子化対策の完全な無策
・食料自給率の向上といいながら、減反政策の継続
・無駄な道路の国費による、継続建設

大臣のスキャンダルも、国民を馬鹿にした原因のものもたくさんありました。

ネガティブ・キャンペーンではなく、思い出させる「リマインダー・キャンペーン」をやってほしいのです。そして、政権交代を実現してほしいのです。
とにかく、国民が忘れかけている、悪い政治を列挙して、思い出させてほしいのです。

「風が吹いてる」なんて言っていても、何が起るかわかりません。
国民が投票の際、自公政権がどんな悪い政治をやってきたかを思い出して、怒りの一票を民主党に入れさせるエネルギーとしてもらいたいのです。

それから、メディアを使って、一日一回はでかい、ポジティブな民主党の活動、出来事、をぶち上げてほしいと思います。

「政権交代」だけのキャンペーンとマニフェストだけでは、自公政権に対する怒りを思い出すことは出来ません。

国民。一人一人に、自公政権のやってきたことに対する、フツフツとした怒りを思い出させてほしいのです。
 
以上が送ったメッセージです。

これに対して、民主党から戻ってきたメッセージは、決まり文句のみでした。

<民主党からのメッセージ>

 今こそ、官僚主導の政治から国民が主役の政治に改め、
税金のムダづかいを止めて、国民生活のために使う仕組みに
変えようではありませんか。

 そのためには、まず、政権交代が必要です。民主党は、
皆さんとともに、日本の大掃除をやり、「国民の生活が第一。」
の政治を、必ず実現します。

 ぜひ、各地域の民主党の代表に、一層のご支援をいただき
ますよう、心からお願い申し上げます。


この長い30日間、みんなが左にいったり、右にいったり、とにかく「浮動」なのだから、しっかり物忘れを直してほしいのだが…。

読者の皆さん、何も見ないで、10ヶ、自民公明の与党がやってきた、苦々しいことを挙げられますか?
きっともう忘れているんだと思います。もしかしたら、諦めてるのかも…

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