6月1日付毎日新聞なぜなぜ科学に患者 麻薬中毒にならないのは?と言う記事がありました。
癌の痛み治療ではモルヒネなど麻薬を使う。使っても患者は麻薬中毒にならない。
なぜか。
普通の人が麻薬を使うと、快楽が忘れられず再び薬が欲しくなる。これを精神的依存という。鎮痛の為モルヒネなどを投与される癌患者には、精神的依存が起きない。起きない理由はなぞだった。
星薬科大学の成田助教授と鈴木教授らは、解明に取り組んだ。
快楽を感じるのは、神経細胞から出る物質「ドパミン」が脳の快楽中枢で増えた時。「痛みがある時は、ドパミン放出にブレーキが掛かっており、モルヒネを打ってもドパミンが増えない」とネズミを使って解明された。
日本の鎮痛用麻薬の年間使用量は人口100万人あたり、約10㌔。米国322㌔、英国50㌔に比べ少ない。
医師の1割が精神的依存が生じると誤解し、麻薬使用をためらっているとの調査もある。鈴木教授は「恐れず使って患者を楽にして」と訴えている。
私の経験でも、術後の痛みを訴えたが鎮痛剤の投与を認めては呉れなかった。患者が痛みに苦しんでいても医師は我が身ではないから・・・「我慢せよ」と言う。
治癒の見込みのない病状で延命治療は望まないが、痛みや苦しみを楽にする治療を望んでいます。
どうぞ痛みの苦しみから患者を救ってください。
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(タグの復習をしてみました)
癌の痛み治療ではモルヒネなど麻薬を使う。使っても患者は麻薬中毒にならない。
なぜか。
普通の人が麻薬を使うと、快楽が忘れられず再び薬が欲しくなる。これを精神的依存という。鎮痛の為モルヒネなどを投与される癌患者には、精神的依存が起きない。起きない理由はなぞだった。
星薬科大学の成田助教授と鈴木教授らは、解明に取り組んだ。
快楽を感じるのは、神経細胞から出る物質「ドパミン」が脳の快楽中枢で増えた時。「痛みがある時は、ドパミン放出にブレーキが掛かっており、モルヒネを打ってもドパミンが増えない」とネズミを使って解明された。
日本の鎮痛用麻薬の年間使用量は人口100万人あたり、約10㌔。米国322㌔、英国50㌔に比べ少ない。
医師の1割が精神的依存が生じると誤解し、麻薬使用をためらっているとの調査もある。鈴木教授は「恐れず使って患者を楽にして」と訴えている。
私の経験でも、術後の痛みを訴えたが鎮痛剤の投与を認めては呉れなかった。患者が痛みに苦しんでいても医師は我が身ではないから・・・「我慢せよ」と言う。
治癒の見込みのない病状で延命治療は望まないが、痛みや苦しみを楽にする治療を望んでいます。
どうぞ痛みの苦しみから患者を救ってください。
(タグの復習をしてみました)