<■阿修羅展・太宰府散策■> |
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昨日は一か月ほど待ちわびた阿修羅展特別拝観の日でした。
途中で落ち合ってF様の運転する車で太宰府に向かいました。
お昼前には国立九州博物館に着き、早めに駐車場に入れて下さったので食事のために天満宮参道へ。
そこで太宰府名物焼きたての「梅が枝餅」をお土産に買いました。
再び博物館へ行き入館手続きを済ませ、いよいよ阿修羅さまに逢えると心弾ませました。
一般拝観した方々の話では「阿修羅像のところは何重にも人垣が出来て思うように見ることが出来なかった」と聞きましたが、貸切状態で展示台の周りを左に回り、後にまた右に回ったりゆっくり何時までも見ていました。
八部衆の沙カ羅像はホッぺがふっくらした幼子のようなあどけない表情が可愛らしかったです。
一回り観終わってもう1度阿修羅像のところへ戻り、そして漸く会場を後にしました。
折角太宰府まで来たのだからと言って、観世音寺へ行きました。
美術や歴史などに造詣の深いF様のご説明を聞きながら、遠い遠い大昔に思いを馳せ、愉しい散策でした。
道真公の耳に届いた音
都府樓纔看瓦色
[都府樓(とふろう)纔(わずか)に瓦色(がしょく)を看(み)]
観音寺只聴鐘声
[観音寺(かんのんじ)は只(ただ)鐘声(しょうせい)を聴(き)く]
見るものは都府樓の瓦の色、聴くのはただ観世音寺の鐘の声
今迄大宰府には何度も行きましたが、こんなに立派な重要文化財が沢山あるとは知らずに観世音寺や戒壇院は素通りしていました。
私はこの歳になっても知らなかったことを知る楽しみが人より沢山あって幸せです。
ですからF様には心から感謝しています、楽しい嬉しい1日でした。
「最後までお付き合い下さって有難うございました、お茶をどうぞ」