クワババの日記

いろいろな事に興味深々

合掌

2005年07月15日 | Weblog
96歳になる方がお亡くなりになり、御通夜にお参りしました。
何時もは庭や家の外回りなどの草取りを、まめになさっていらっしゃったそうです。
半月あまり前、転倒されて頭を打ったのでご家族は脳神経科に受診して詳しく検査を受けましたが特に異状は無いとのことでした。
しかし苦しまれるので内科検査をしたら肋骨が3本折れていて、その1本が肺に刺さっていたそうです。
骨折の経験のある私はどんなに痛かっただろうと思いましたが、ご本人は「痛い!」とは言わなかったそうです。
遺族の方は「初めから骨折が分かっていれば・・・」 と仰いました。
高齢で手術しても助かる見込みがないと医師に言われて「延命治療はしなかった」と・・・。
「最後の4日間看取るのが辛かった」としんみり話されました。
病気・怪我・不慮の事故など死に到るには色々な情況があって、どれも大変な苦痛をともなって旅立っていかれます。
「どうぞ安らかに」とご冥福を祈らずには居られませんでした。   合掌