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B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

シムソンズ

2006年12月31日 | 日本映画 評価5
2006年 佐藤祐市監督 加藤ローサ主演
『北海道の女子高生が憧れの先輩に近づくため、
 友達を巻き込んでカーリングをはじめる・・・』

満足度 5.0

テーマが地味なカーリングですがストーリーは定番。
無駄の少ない脚本と手堅いカットも好感度大。

そして何気に端々まで堅い出演者ですね。
先輩が田中圭、お母さんが森下愛子、コーチが大泉洋。
チームメイトが高橋真唯、星井七瀬、藤井美菜ですか。

劇中の「反則で勝つより正直者で負けること。」が良いです。
私も嘘つきは嫌いです。
嘘をついてまで勝ちたいかい?

ニライカナイからの手紙

2006年12月13日 | 日本映画 評価5
2005年 熊澤尚人監督 蒼井優主演
『沖縄の離島の郵便局長の娘は6歳の少女を島に残し東京で働いている。
 少女は1年に1回、誕生日の日に母から届く手紙を楽しみにしている。
 18歳になった少女は一度も島に戻らない母に会いに東京へ向かった。』

新評価 5.0

「虹の女神」の監督作品だし蒼井優出演なので見ました。
途中までの感想は沖縄のゆったりした時間の流れと、
東京の街の冷たさ慌ただしさの対比が上手いな~って位で、
しかも途中から結末が想像が付きはじめるので、
予想が的中したときは「ありきたり」映画の感でしたが、
それからの最後の30分の畳み掛けるような構成に、
正直まいりましたm(__)m。

“硫黄島”より“ニライカナイ”からの手紙の方が好感。

リリイ・シュシュのすべて

2006年11月12日 | 日本映画 評価5
2001年 岩井俊二監督 市原隼人、蒼井優主演
『子供の残酷さをこれでもかと描く作品。』

新評価 5.0

ひどい作品。内容ではなく描いたテーマそのものが。
監督の描く世界に揺さぶられます。

自分より劣るから、自分より優れているから、
自分と違うから、そして自分と同じだから、
理由は何でもよく相手を傷つける残酷な子供達。
ある人たちには何故か絶対に理解できない、
実在する子供の世界が撮られています。

音楽は小林武史で◎。
主演の2人の5年前の姿を見るのも◎。

サマータイムマシン・ブルース

2006年11月11日 | 日本映画 評価5
2005年 本広克行監督 瑛太、上野樹里主演
『ある猛暑の日の大学のSF研究会の部室に、
 何故か現れた無人のタイムマシン。
 でも部員がそれを使ってやろうとしたことは、
 昨日の部室に戻り今日壊したクーラーのリモコンを、
 取って来る事だった・・・。』

新評価 5.0

いや~、かなり馬鹿ばかしいストーリーで、
見ていて「バカだな~」って言いたくなりますし、
出演者もかなり楽しんで演じているようです。
監督はフジテレビの人気映画をよく作っている人ですね。
主役は・・・樹里っぺは主役なのか?

亀は意外と速く泳ぐ

2006年11月09日 | 日本映画 評価5
2005年 三木聡監督 上野樹里主演
『目立たない主婦が平凡な日常から脱出すべく、
 某国のスパイに就職するが、
 最初の任務は休眠スパイとして、
 目立たないように普通に生活することだった。』

新評価 5.0

ジョン・ル・カレの小説のタイトルみたい?ですが、
これも一応スパイ物。ただし緊迫感ゼロ。
平凡な主婦役に上野樹里。親友役で蒼井優。
普通に目立たないように生きることをテーマにした
コメディ映画です。爆笑シーンはなく、
ゆる~く笑いに誘ってきますが、監督の経歴を見て納得。

テーマ曲がレミオロメンの「南風」なのを始め、
共演者も平凡でないところが揃ってます。

虹の女神 Rainbow Song

2006年11月01日 | 日本映画 評価5
公開中 熊澤尚人監督 上野樹里、市原隼人主演。

岩井俊二プロデュースで、彼の色が強いですね。
ゆえに一見要らないシーンが有るように見えますが、
全てが意味の有る深いシーン割です。

それから主役の上野樹里の美味しいところを、
最後に蒼井優に持って行かれている
残念さが有りますけど、
優柔不断な役を演じた市原隼人はもちろん、
キャスト全てがいい。
(ところで鈴木あみはどこで出ている?)

新評価 5.0

これでもかと「泣かそう」とする脚本ではなく、
しんみりと余韻に浸れる作品です。
桜井亜美のノベライズ版よりいいかも?

地下鉄(メトロ)に乗って

2006年10月21日 | 日本映画 評価5
公開中 篠原哲雄監督
    出演 堤真一、岡本綾、常盤貴子 他

大人のための上質なファンタジー映画。
作り方が凝っているので、馴染めなかったり、
理解できない人も居るみたいですが、
ギリギリ破綻のこない脚本で見事な場面構成です。

新評価 5.0

懐かしい町並みが出てくるからと言って、
あの映画と同じじゃ有りません。
何故、人がそうなったかを肉付けするための、
大事な風景、景色なのです。

音楽が素晴らしいと思ったら小林武史でした。
岡本綾は今まで気付かなかったけど好いです!!
でも役が悲しすぎますよ。

バルトの楽園(がくえん)

2006年06月30日 | 日本映画 評価5
公開中 出目昌伸監督
    出演 松平健、ブルーノ・ガンツ、高島礼子 他

弱き者にいばらず、強きになびかず、
信念で捕虜への人間愛を貫いた一人の男の話です。
でも軍人で人間愛って・・・、そうか、これが武士道なのか。

新評価 5.0

感動した涙した(泣)。下妻以来の最高評価です。
それと中山忍も良いけど大後寿々花(オオゴスズカ)がいい!!
デビューしたての西脇千鶴を思い出しました。
坂東英二の配役も面白いですが、阿部寛も幅広い出演ですね。
意外なところで福本清三の姿も。

チケットを買うときに知らずに「ばるとのらくえん」と、
言っちまいました(恥)。

下妻物語

2005年10月03日 | 日本映画 評価5
2004年 中島哲也監督 
    出演 深田恭子、土屋アンナ、宮迫博之、
    篠原涼子、阿部サダヲ、小池栄子、
    矢沢心、荒川良々、樹木希林
『尼崎生まれの桃子は父親の仕事の都合で、
 父の実家の茨城県下妻市に引越しをした。
 彼女の生きがいはロリータ・ファッションだけ。
 そんな桃子の前に地元のヤンキー少女が現れる。』

新評価 5.0

以前から興味が有ったのですが、
遅まきながら本日スカパーで見ました。

まずは映画の構成が素晴らしい。
次に演じる新人の土屋アンナもいいのですが、
私はなんと言っても深キョソ!!
ドラマやフリートーク等では「大丈夫か?」との、
個人的に印象のある彼女ですが、
この映画ではそんな心配は無用です。オススメ。

原作者(嶽本野ばら)は男性だったのですね。

タッチ

2005年09月16日 | 日本映画 評価5
上映中 犬童一心監督 長澤まさみ主演
    共演 斉藤祥太、斉藤慶太

新評価 5.0 <泣けます(たぶん?)。

近所の映画館は金曜日の最初の回が、
1千円で見れるので、朝から行ってきました。

え~映画です。原作の雰囲気を壊していません。
南もタッちゃんもカッちゃんも良かったですが、
新田も原田もええ男が演じていました。
でもスポンサー様の社名や商標がわざと見える
カット割りはいただけませんよ。

冒頭の予告編は東宝の邦画の予告編ばかりでしたが、
今後も面白そうな映画が多いですね。