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B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

オリヲン座からの招待状

2008年10月06日 | 見た映画 評価2
2007年 三枝健起監督
    出演 宮沢りえ、加瀬亮、宇崎竜童、
    中原ひとみ、田口トモロヲ、樋口可南子、
    原田芳雄
『昭和25年に開館した京都の小さな劇場の
 オリヲン座も閉館の時期を迎えようとしていた。
 映写技師は最後の上映にむけて、
 常連のお客様に招待状を送り始める。』

新評価 2.0 (期待外れ)

引き続き浅田次郎原作作品。
日本版「ニューシネマパラダイス」かと期待しましたが、
館主が亡くなってから泥臭い話になってきて、
近所の子供との触れ合いも、
重要な展開の要素ではないし・・・。

もとが薄い小説だから厳しかったかな?

墨攻

2008年10月05日 | 見た映画 評価2
2006年 ジェイコブ・チャン監督
    アンディ・ラウ主演
    出演 アン・ソンギ、ワン・チーウェン
『紀元前370年、趙の巷淹中将軍率いる10万の大軍が、
 4千人ほどの小国の梁城を攻撃しようとしていた。
 梁城の王は墨家に援軍を頼んでいたが間に合わず、
 降伏しようとした時に墨家の革離が1人で到着する。』

新評価 2.0 (凡作)

日本の漫画が原作らしいですね?
墨家と言うのは防衛戦の専門家らしく、
見返りを求めず平和のために戦う集団らしいですが、
形を変えたウルトラマンみたいなもんでしょうか?

まぁそれにしても年寄りの梁城の王の権力の執着心と、
こころざしのある人への嫉妬心の強いこと。
それを煽る側近もまたひどいですが、
理想に生きる革離が人の嫉妬に気付かないと言うのも、
またよく出来た設定ですね。

Vフォー・ヴェンデッタ

2008年09月30日 | 見た映画 評価2
2005年 ジェームズ・マクティーグ監督
    ナタリー・ポートマン主演
    出演 ヒューゴ・ウィーヴィング
『第3次世界大戦後のアメリカの没落した世界で、
 イギリスは極右政権の国に変貌していた。
 ある夜に外出違反で秘密警察に捕まったイヴィーは、
 反体制の仮面の男Vに救われ・・・。』

新評価 2.0 (普通)

体制を恨み、たった一人で暗殺と破壊を繰り広げるV。
抑圧されていた民衆は最後に彼と一緒に立ち上がる。
と素直に感動するのは脳天気すぎませんか?

不安な現状から逃れるために、自分の頭で考えることを止め、
嘘つきで独占欲の強い男に自由をあずけた民衆が、
犠牲の大きさに根を上げ、今度はVの言葉で自由を煽られる。

自分の頭で判断せずに、人の話に流されるような自由なら、
国会議事堂と一緒に吹き飛ばされれば良いのでは?
と誰かを皮肉っている様に見えました。

ウォンテッド

2008年09月26日 | 見た映画 評価2
公開中 ティムール・ベクマンベトフ監督
    出演 アンジェリーナ・ジョリー、
    ジェームズ・マカヴォイ、
    モーガン・フリーマン

予告は良かったんですが・・・。

新評価 2.0

監督はロシア人ですか。

頭骸骨を突き抜ける弾丸のスローモーション満載で、
ドキドキしながら見たのは事実ですが、
さえない会社員が変身願望として大量殺人を行う。
つまりロシア的な残酷な死ね死ねムービーですね。

パブロフのイヌ爆弾でなくネズミ爆弾ですか。
相変わらずな国民性・・・。

死に花

2008年09月21日 | 見た映画 評価2
2004年 犬童一心監督
    出演 山崎努、宇津井健、青島幸男、
    谷啓、長門勇、藤岡琢也、松原智恵子、
    星野真里、森繁久彌
『高級老人ホームで寿命を全うした一人の老人は、
 銀行に地下道を掘り17億円を盗む計画書を残していた。
 彼の友人たちは残された人生の楽しみにと、
 近くの銀行に向けて穴を掘り始めだす。』

新評価 2.0 (普通かな?)

公開時のCMで面白そうと印象があったのですが、
見てみて正直微妙。犬童監督ですよね?
超ベテラン俳優ばかり扱ったせいか、
いつもの雰囲気と若干違いました。
でも今回のスポンサーはビール会社ですか(笑)?

この物語に出てくる老人は戦前戦中世代で、
戦争を生き延び日本の復興を主導した世代でも、
高級老人ホームに入れる社会の成功者という設定。
ならば穴掘りをして、もう一旗上げようと
妙に元気なのは分かりますが、
「リストラの報復」のキーワードは違う気がするな。
それは団塊の世代のキーワードだよ。
穴を掘る本来の目的は違うわけだし。

青島幸男氏と藤岡琢也氏の遺作です。

リジー・マグワイア・ムービー

2008年09月05日 | 見た映画 評価2
2003年 ジム・フォール監督
    ヒラリー・ダフ主演
『ドジな女の子リジーも無事?に中学校を卒業。
 高校入学前にクラスメートとローマへ卒業旅行に。
 街でイタリアの人気歌手パオロに声を掛けられ・・・。』

新評価 2.0 (普通)

テレビドラマ『リジー&Lizzie』の映画化です。
まずこのドラマを知らないとアニメなども交じって、
取っ付き難いと思いますが、
まぁ金髪の可愛い女の子(当時16歳?)のアイドルで、
映画の中身も・・・まぁアイドル映画です。

主役のヒラリーは日本ではディズニー・モバイルのCMで、
妙なミッキーソングを歌っていた印象しかないですが、
アメリカのティーンの間では大統領候補だった
ヒラリー女史より有名な存在らしく・・・、
えぇ映画の見所は彼女の可愛さだけです。

ポイント45

2008年06月21日 | 見た映画 評価2
2006年 ゲイリー・レノン監督
    ミラ・ジョヴォヴィッチ主演
    出演 アンガス・マクファーデン
『ニューヨークでくらすキャットはアルの愛人であり、
 アルの拳銃と盗品の売りあげで暮らしていた。
 ある日、キャットはアルに内緒で銃取引を行うが、
 アルの怒りを買い激しく殴られてしまう。』

新評価 2.0

映画紹介では「DV被害者の復讐劇」とされていて、
その視点からのレビューが多いですが、
それ違ってませんか?

キャットはアルの庇護の下、自身も拳銃ビジネスに意欲満々。
ところがアルとは事業方針の違いから次第に邪魔になり、
あえてアルが怒る事をして家庭内暴力に仕向けて、
周囲の同情をひき支援者の手によって、
自分の手を汚さずにアルを排除する話では??

序盤のキャットの紹介で囮捜査に捕まりそうになったり、
中盤のアルが忌み嫌う人種への拳銃売却などから、
全てが巧妙に仕組まれた罠、そんな気がしますが???

揉めごとの種を自分で蒔いて、相手に先に手を上げさし、
被害者面で同情と仲間を集める話。有りますよね~。
私もそんな話を“とてもよく”知っています。

ランボー 最後の戦場

2008年05月26日 | 見た映画 評価2
公開中 シルヴェスター・スタローン監督
    シルヴェスター・スタローン主演
    出演 ジュリー・ベンツ

ひさびさにつまらない映画を見ました。
いや~戦闘シーンだけなら、過激さ満点なんですけど。

新評価 2.0

今回の敵役は国名を勝手に「ミャンマー」に変えて、
首都名も「ラングーン」から「ヤンゴン」に変えるどころか、
占いで場所まで変えてしまった軍事独裁国家でして、
当然、欧米はそんな怪しい国名を認めず、
映画の中でも国名は「ビルマ」とはっきり言っております。

そう、あの水島上等兵が残った国です。
何故か日本は軍事政権に多額のODAを与えており、
かの国を「ミャンマー」と呼んでおります。
自国の国民(ジャーナリスト)が殺されたのにね?

そんな軍事政権は少数民族のカレン族と内戦・・・
もとい民族虐殺をしている(らしい)ですが、
映画でこれ以上悪い奴がいるかと言うくらい非道ぶり。

そんな場所に神様だけを頼りに米市民グループが、
薬箱と本を持って出かけて行きます。
武器も要るはずなのですが彼らは頑固否定。
ボートの運転手のランボーが止めるのも聞かず、
ミャンマー入りします。諦めたら映画にならないしね。

案の定捕まり、救助の傭兵が送り込まれます。
ボートの運転手としてついて行ったランボー、
5トン爆弾は吹っ飛ばすわ、対戦車銃で人を撃つわ、
兵士としては素人同然のビルマ兵相手に撃ちまくり。
もしかして今までで一番弱い敵かも・・・。
最後は敵味方ほとんど殺されちゃって、
でもランボーは久しぶりに故郷に帰る・・・。

次はダルフールですか?チベットですか?

長州ファイブ

2008年03月12日 | 見た映画 評価2
2006年 五十嵐匠監督
    出演 松田龍平、山下徹大、北村有起哉
『江戸末期に幕府の渡航禁止令に背き、
 命がけでロンドンに技術留学に赴いた
 5人の若き長州藩士を描く。』

新評価 2.0

冒頭の生麦事件から英国公邸焼き討ちまで、
緊迫感のある期待のもてる展開でしたが、
残念にもテレビで見るには画面が暗すぎ。
光の使い方が悪いのでは?

編集も象徴的なショートカットの切り継ぎで、
物語の展開としてはどうかと思う。
しかも途中から話の軸が変わっているし・・・。
物語の趣旨は素晴らしいが、映画の出来は別物。

時をかける少女

2008年02月27日 | 見た映画 評価2
2006年 細田守監督
『筒井康隆原作「時をかける少女」のアニメ化』

新評価 2.0

キャラクターデザインの嫌いなアニメなので、
劇場で見る気は無かったのですが、
ある映画評では高評価なので気になり鑑賞。

筒井康隆の小説と違うな~と思いながら見ていたら、
大林宣彦版の実写映画の約20年後の設定らしく、
それで納得。
しかし分かりやすい内容の映画だ。