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B-scale fan's log

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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

宇宙戦艦ヤマト2199 第二章「太陽圏の死闘」

2012年07月03日 | 日本映画 評価4
公開中 出渕裕監督

新評価 4.0

近くの劇場では上映していないので、
またなんばパークスまで遠征。
平日の昼間に見に行ったのですが、
そこそこの人のいりでしたね。

すいぃ臭いの人sがいたけど勘弁して。

料金が前回より上がっていて1500円。
!と思いましたが別に財布は大丈夫。
あとで分かったのですが、
今回は4話分だったんですね。

前回は2話分で1000円でした。

今回のおさらいはヤマトの初ワープから、
初波動砲、そして冥王星の激闘。
太陽系での名シーンを漏らすことなく、
一気に見ることが出来ました。

ワープ・シーンのお楽しみも再現です。(笑)

くわえて謎解きがいろいろと有りました。
シュルツやガンツが青い皮膚でない理由や、
反射衛星砲の存在理由だったり。
そうそう新デスラー総統も初登場です。

ビジュアル的にはGacktみたいだった。

ガミラス帝国軍人の矜持だったり、
新しい女性キャラだったり、
そんなこんなでそれなりに楽しめたので、
きっと第3章も見に行くことでしょう。

群青 愛が沈んだ海の色

2012年05月09日 | 日本映画 評価4
2009年 中川陽介監督
    出演 長澤まさみ、福士誠治、良知真次、
    佐々木蔵之介、田中美里、洞口依子 他
『沖縄の離島の漁師と本土から来た女性との間に出来た娘。
 やがて女性は病で娘を残して亡くなるが、
 娘は同じ年に生まれた島の男の子2人と兄弟のように育つ。
 そして高校卒業、島には男の子1人だけが残ることに。』

新評価 4.0

長澤まさみの低迷期の作品。周りから過度の期待をかけられ、
その割にはつまらないメジャー映画にばかり出て落ち込み、
ちょっとマイナー系に振れてたころなんで、
近所のシネコンでは見れなかった作品です。

南方特有の映像の青色がきれいだなぁと見ていると、
この作品の監督は「真昼ノ星空」の人でしたか。
脚本にも参加しているようなので、
ああ、このストーリーは有りなんだと納得。

まぁ人が死んでストーリーが進むわけですが、
携帯小説的な話しの展開のために人が死ぬわけではなく、
必然性をもってそうなっているわけで、
逆に人って簡単に死なないって話なんだよね。

これを見た後に「カフーをまちわびて」も鑑賞。
この辺の沖縄系映画は当たり。中には酷いのもあるけど。
そうそう最近の仕事な話の中に、
小禄に行く噂もあるから身近な話だわ。

“群青”言うたら谷村新司やんね。

君に届け

2012年04月24日 | 日本映画 評価4
2010年 熊澤尚人監督
    出演 多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、
    夏菜、桐谷美玲、ARATA 他
『名前が爽子なのに見た目が暗く黒髪ロングヘアーのため、
 周りから「貞子」と呼ばれる女子高生は、
 クラスメートから避けられてもいた。
 しかしクラスの人気者の男子は彼女のことが好きで。』

新評価 4.0 (甘く)

少女漫画が原作でも気にせず劇場で見るのですが、
今、大ヒット上映中の「僕等がいた」は、
監督・キャストに興味がないのでパスしてます。
では、この映画はと言うと・・・。

熊澤尚人監督に、多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子出演。
もちろん、原作の漫画は手に取ったこともなくても、
こりゃ見たいと思いましたが、近くの劇場では上映なく、
暇もないので今まで見過ごしていました。

主人公の名前の様に実に爽やかに物語です。
ま、実際のところ爽子は軽いいじめ状態なのですが、
実にけなげで、しかも周りの友達に恵まれて、
控え目ながらも次第に幸せな学園生活になるという・・・。

ま~夢物語なんですけど、そんな夢もいいかと。
はすっぱな少女(蓮佛美沙子、夏菜)が実はいい奴で、
美人で人気者(桐谷美玲)が腹黒いなんてのも、
あ、これは男でもよくある話だ(笑)。

とにかく多部ちゃん好きなら必見の映画。
でも熊澤尚人監督好きには・・・、
へ~こんな職業監督風にも撮れるんや的な、
ちょっと物足りない作品でした。

ノルウェイの森 エクステンデッド版

2012年04月21日 | 日本映画 評価4
2010年 トラン・アン・ユン監督
    主演 松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子 他
『映画「ノルウェイの森」で劇場公開時に上映されなかった
 未公開の16分間を含むエクステンデッド版』

新評価 4.0

すでに劇場で見た作品ですが気に入っているので、
エクステンデッド版があると聞いたので再鑑賞。
あ、「地獄の黙示録」とか「ニューシネマパラダイス」の、
ディレクターズカット版は退屈だったな~。

でも今回の本作に限って言えば、こちらの方が正解。
16分延びたうえにカット割りも入れ替わってますよね?
こちらの方が小説に近くて随分と分かりやすい。
と思うのは既に一度見ているからか。

先に出来た本作が上映時間2時間30分では長すぎて、
16分の短縮版が上映されたのが裏ネタの様ですが、
なんなのでしょうね?
2時間13分なら1日の公開回数が増やせるのかい?

「1Q84」の映画化はあと何年待つのだろう。

風が強く吹いている

2012年01月10日 | 日本映画 評価4
2009年 大森寿美男監督
    出演 小出恵介、林遣都、ダンテ・カーヴァー、
    中村優一、水沢エレナ、津川雅彦 他
『無名に近い大学陸上チームに所属する元天才ランナー。
 彼はひそかにマラソンに適性のある学生を、
 自分の元に集めて箱根駅伝に出場を狙っていた。
 そんな彼の前に今は陸上を離れた新入学生が現れた。』

新評価 4.0

関西に住むので箱根駅伝は全然興味がなくて、
マラソンも苦手ではなかったく程度で、
物語にあまり興味はないのですが、
林遣都と小出恵介に興味を持って鑑賞。

どうも孤高の天才役が多い気のする林遣都。
今回もちょっと陰のある天才役で、
団体競技の出来ない個人プレーヤー。
そんな彼に駅伝なんて出来るのか?

と言う事でチームプレイのスポ根映画。
結構、この手のジャンルが好きなのですよ。
脇のあまり有名でない?役者達の演技も、
サイドストーリーもしっかりしているし。

ワンクールの熱い連続ドラマにしても良いのでは?

食堂かたつむり

2011年03月13日 | 日本映画 評価4
2010年 富永まい監督
    出演 柴咲コウ、余貴美子、ブラザー・トム 他
『片田舎で生まれたシングルマザーの娘。
 口さがない田舎に辟易して祖母を頼り東京に出るが、
 恋人に騙され貯金を失い、その失意で言葉も失う。
 田舎に戻った少女は食堂を開く決意をする。』

新評価 4.0

いろんな映画のパクリっぽい部分もありますが、
ただの癒し系の映画ではなかったので、
個人的には満足ですが、みんなは評価低いのですね。
ファンタジーしているのがそんなにダメかな。

ちょっと不思議ちゃんな少女が、お婆ちゃんや
自習によって奇跡的な料理スキルを身に着けて、
その料理を食べた人すべてを幸せにしていく。
いやいや、有り得ないことだらけですよ。

でも母親との亀裂や、それでも娘を思う親心なんて、
いいエピソードに満ちていると思うのですが・・・。

まぁ人の意見なんてどうでもいいや。

太平洋の奇跡―フォックスと呼ばれた男―

2011年02月18日 | 日本映画 評価4
公開中 平山秀幸監督
    出演 竹野内豊、唐沢寿明、井上真央、
    ショーン・マッゴーワン、山田孝之、中嶋朋子、
    岡田義徳、板尾創路、光石研 他

新評価 4.0

左ねじな人が見たら戦争賛美と言うでしょうが、
少し前までの日本人にあった誇りを描いた物語は、
見事な人間ドラマで、ちょっと時代劇みたく・・・、
最近はそんな日本人少ないですからね。

太平洋戦争末期、サイパン島の山に潜む日本軍の巧妙な活動から、
米軍は敵の指揮官をフォックスと命名した。という話ですが、
映画ではいまいちその巧妙さは描かれていません。
と言うか、それに時間を割きたい物語ではないですから。

フォックス=大場大尉のリーダーシップのおかげと、
いくつもの幸運が重なって助かった多くの日本人の命。
本当にあった話なのでエンタメな展開ではなく、
私も知らなかった戦場の奇跡を描く物語です。

思えば愚かな指導者のもと無駄に死んだ皇軍兵士や、
圧倒的な敵兵力の前に国民を救えなかった帝国陸海軍。
そんな多くの情けない事実に少しは溜飲を下げれました。
国民を守る軍隊というのはいいもんです。

アメリカ軍のおおらかさと言うか人間性もよかったですね。
山のふもとの日本人の収容キャンプの警備がゆるくて、
山の日本兵との往来が無理ではなかったとか、
そのことを民間人が米軍にペラペラ喋っちゃうとか(笑)。

CGも効果的に使われていて、海を埋め尽くす艦船。
空を飛びかう艦載機。観測機と艦砲射撃と割とよさげ。
戦車も不自然ながら散見されましたが、
何よりも途中でヘリが飛んでいたのは見間違えですか?

ノルウェイの森

2010年12月17日 | 日本映画 評価4
公開中 トラン・アン・ユン監督
    出演 松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子 他

新評価 4.0

原作の上巻だけ読んで下巻は未読のまま鑑賞。
映画の前半は小説をなぞりながら見て、
あれこれの省略が気になっていましたが、
未読の後半は小首は傾げたりは有りますが、
なかなか好きな終わり方です。

設定は40年前なので当時の風俗は知りませんが、
セット等はどこか懐かしい感じがしたのと、
主人公の学生運動への冷めた目に好感。
自分の悲劇で他に無関心なのでしょうが、
好きな人が変なら普通そうなるでしょうね。

私からしたら「まとも」な人なんてそうは居らず、
大半は自身の「おかしさ」に気づかないか、
気づかない振りをしているのですが、
この作品のなかでも「まとも」な人は居ないなか、
自身の心の異常に我慢がならないのが数人。

そんな人に手を差し伸べるのは困難で、
下巻は読まずとも粗く展開は読めるのですが、
主人公が東京の恋人に戻ったのは少し意外。
村上春樹は結構ずぶとい?
この時代の人の感覚としては普通なのか。

トラン・アン・ユン監督の映画は初見でしたが、
きれいな色で映像を撮っていたのと、
日本の風景風俗を上手く切り取ってました。
それは別として小説ほどエロくはなかったですね。
出来れば女優の裸もきれいに撮ってほしかった。

分かってはいてもタイトルはさっぱり不明。

カフーを待ちわびて

2010年11月26日 | 日本映画 評価4
2009年 中井庸友監督
    出演 玉山鉄二、マイコ、勝地涼 他
『沖縄の小さな島で小さな雑貨屋を営む青年。
 折しも島はリゾート施設の建設で揺れていて、
 青年は思い出深い家からの立ち退きを拒んでいた。
 そんな彼のもとに謎の女性が現れる・・・。』

新評価 4.0

多忙のため、後日にします。
きれいなラブストーリー。マイコもきれい。

大阪ハムレット

2010年11月25日 | 日本映画 評価4
2008年 光石富士朗監督
    出演 松坂慶子、岸部一徳、森田直幸、久野雅弘、
    大塚智哉、加藤夏希、本上まなみ、間寛平 他
『明るい母親と3人の息子が暮らす大阪の下町。
 そこへ死んだ父親の弟が転がりこむが、
 どうも本当は弟では無いようで子供たちは悩む、
 しかし、それ以外にも子供たちは悩みを抱えていた。』

新評価 4.0

多忙のため、後日にします。
なにげなく見ましたが拾い物でした。