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B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

ラブ★コン

2009年09月22日 | 見た映画 NG
2006年 石川北二監督
    出演 藤澤恵麻、小池徹平、玉置成実 他
『身長が高くて振られてばかりの女子中学生。
 そして身長が低くて振られてばかりの男子中学生。
 そんな2人が同じクラスになってしまい、
 顔を合わせると漫才のような喧嘩ばかり・・・。』

新評価 1.0

予算の多寡に関わらず玉石混合の最近の邦画ですが、
間違いなく「石」側のこの作品。
原作は漫画らしいですが、その雰囲気そのままに、
妙にPOPな映像と変に割り込むクスグリ。

王道的なラブ・コメで見るべき所は多々あるので、
つぼに入ると面白く見れそうですが、
ここでは残念ながら「時間の無駄」と評しますが、
時間潰しで見たので文句はありません。

後で知ったのですが某映画掲示板では高評価です。
おっさんは見てはいけないと言うことで。

ワイルドシングス2

2009年08月14日 | 見た映画 NG
2003年 ジャック・ペレス監督
    出演 スーザン・ウォード、レイラ・アルシーリ、
    イザイア・ワシントン 他
『フロリダの裕福に暮らす女子高生。
 しかし彼女は母親の連れ子で母親は自殺。
 今は義理の父親と屋敷で暮らしていたのだったが、
 その父親も飛行機で事故死し彼女には莫大な遺産が、
 入る筈だったのが・・・』

新評価 1.0

前作との間には連続性はなくテーマが同じなだけ。
前作は有名な役者が出ていたりして、
私はデニス・リチャーズ狙いで見たりしたのですが、
今回は役者もお色気もいまひとつ。

つぎつぎと罠にはめられる登場人物。
最後のあっと驚く(?)どんでん返しが、
この映画の肝ですがプロットが弱いな・・・。
あちらの若手の登竜門みたいな作品でした。

ナンバー23

2009年08月11日 | 見た映画 NG
2007年 ジョエル・シューマカー監督
    ジム・キャリー主演
    出演 ヴァージニア・マドセン、
    ローガン・ラーマン 他
『保健所に勤める男性は自分の誕生日に
 野犬の捕獲に失敗し腕をかまれてしまう。
 同じ日に妻から“ナンバー23”という古本を薦められ、
 読み進むうちに男性は23という数字に取りつかれる・・・』

新評価 1.0

たぶん小説で読むと深い物語なのでしょうが、
映像で見ると恐ろしく浅い。
しかも喜劇俳優ジム・キャリーの演じる、
深刻な顔なんて・・・。

23に対する“こじつけ”がくどくて見ていて辟易。
こんな思い込みをするなんて精神障害ですね。
結局、最初に逃げた犬の役割はなに?
死んだ女性の霊魂なのかな~。

まぁ劇場で見なくてよかった。

深呼吸の必要

2009年07月23日 | 見た映画 NG
2004年 篠原哲雄監督
    出演 香里奈、谷原章介、成宮寛貴、
    金子さやか、久遠さやか、長澤まさみ、
    大森南朋、北村三郎、吉田妙子 他
『沖縄の離島にサトウキビ刈りのバイトに来た、
 本土の男女7人の若者達。
 誰もが何かを悩みを抱えているようで・・・。』

新評価 1.0

篠原監督なので見てみましたが、
地味に仕事こなしましたって感じですかね。
こんな予定調和な脚本で癒しを演出されては、
ため息のひとつやふたつじゃ済まないです。

炎天下の肉体労働を舐めているんじゃなかろうか?
いくらおじいに「なんくるないさ」と言われても、
収穫日程やノルマはプレッシャーになるし、
チャラチャラとか手際の悪い奴はしめたくなるけど、
沖縄ならそれが全てチャラなのか?

疲れた都会の人間を癒すために、
地方は農業をしている訳じゃない。
・・・なんて視点で見ちゃいけませんね。
背水の陣で頑張っている人は見るべきか。

真夏のオリオン

2009年06月15日 | 見た映画 NG
公開中 篠原哲雄監督 玉木宏主演
    出演 北川景子、堂珍嘉邦、
    平岡祐太、黄川田将也、吉田栄作
    鈴木瑞穂、吹越満、益岡徹

新評価 1.0 (もったいない)

監督は「地下鉄(メトロ)に乗って」の篠原哲夫。
あの映画の満州の戦闘シーンが泣けて好きなんです。
そして脚本は「ローレライ」でSF+潜水艦+美少女、
という奇妙な作品を作った福井晴敏。

予告を見ると真っ当な戦争映画に見えましたが、
見てびっくり。これじゃ恋愛漫画ですよねぇ?。
「Uボート」や「眼下の敵」と同じジャンルではなく、
戦闘シーンはあんな嘘やこんな嘘で萎え萎え。

しかも嘘っぱちの戦闘シーンに時間を使うので、
恋愛映画としても大失敗。
いかにもスポンサー系列的な思想を、
江田島の兵学校上がりの艦長に言わすなよ。

この艦長の口癖の「もったいない」はこちらの台詞。
せめて最後の海上対決は互いの誤解から、
撃ち合いが始まって伊77の艦橋が吹っ飛ぶ・・・、
くらいの戦争の無駄さをアピールできないのか?

これだけのキャストでもったいない。
いまのところ21世紀で一番出来の良い潜水艦映画は、
反戦映画という視点から見ても、
佐々部清監督の「出口のない海」じゃないかな。

ブロークバック・マウンテン

2009年02月09日 | 見た映画 NG
2005年 アン・リー監督
    出演 ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、
    ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハサウェイ
『1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで
 羊番の仕事を始める見知らぬ2人の若者。
 2人以外誰も居ない、山の過酷な環境の中で過ごすうちに、
 いつか2人には友情以上の感情が・・・。』 

新評価 1.0 (受け付けない)

内容が嫌いなジャンルだということも知っています。
でも話題作でしたし、評価も高い作品なので、
見なければ損をするかも知れない。
と言う訳で鑑賞・・・・・・したけれど。

物語の切なさや映像の素晴らしさ、
音楽のよさには唸るものが有りますが、
やはり受け付けられない。
ゴメン。

東京大学物語

2009年01月21日 | 見た映画 NG
2006年 江川達也監督 三津谷葉子主演
    出演 田中圭
『冬のスキー場からヘリで搬出される女性。
 彼女の意識は過去にさかのぼり、
 周りから突出しないように意識していた頃や、
 高校3年で出来た恋人を思い出していた。』

新評価 1.0 (なんで映画に?)

脚本は遥の視点で一途な悲しい物語なのに、
原作者自らがメガホンを取ったこの映画は、
仕上がりがまるでロマンポルノ風。
マンガを描くのに忙しすぎて、
ほかに映画を見たことがないのだろうか?

しかも主役以外の女性はバンバン脱ぐのに、
三津谷葉子はバストトップはNG。
それなら違うアプローチも有ったろうに。
イメージは合っていたので残念。

このマンガがいけるなら誰か赤裸々に、
「軽井沢シンドローム」を映画化しないかな。

いちばんきれいな水

2009年01月17日 | 見た映画 NG
2006年 ウスイヒロシ監督 加藤ローサ主演
    菅野莉央、カヒミ・カリィ、
    南果歩、田中哲司
『勉強熱心な小学6年生の夏美の家には、
 病気で11年間眠り続けている姉がいる。
 ある日、両親が出かけて2人っきりの晩に、
 姉の愛が突然目を覚ます。』

新評価 1.0 (残念)

物語は小説なら素晴らしいのでしょうが、
ほとんどが姉妹の二人芝居なので、
映像化する際には若い2人の女優のキャストが、
映画の出来を左右する最重要なのに失敗。

姉の役は年齢は19歳だが心は8歳のままの設定。
加藤はビジュアル的にはベスト・チョイスですが、
本来、演技派の女優が必要だった筈では・・・。
妹役の菅野は演技は年相応ですが華がない。

姉妹の叔母さん役が誰かと思っていたら、
カヒミ・カリィ!!
唐突なキャストはなんでだろ?
監督の知り合いですか?

茶々 天涯の貴妃(おんな)

2009年01月02日 | 見た映画 NG
2007年 橋本一監督 和央ようか主演
    出演 寺島しのぶ(小督)、富田靖子(はつ)、
    余貴美子(北政所)、原田美枝子(お市の方)、
    中林大樹(豊臣秀頼)、黄川田将也(真田幸村)、
    谷村美月(千姫)、中村獅童(徳川家康)、
    渡部篤郎(豊臣秀吉)、松方弘樹 (織田信長)
『徳川の数十万の軍勢に囲まれ落城まじかの大坂城。
 天守閣から燃え盛る大坂の町を見下ろす一人の女性。
 そこへ戦火をかいくぐり彼女の妹が訪ねて来た。』

新評価 1.0 (失敗作)

織田信長の妹の長女、茶々こと淀君の生涯を、
宝塚の元男役トップスター和央ようかで描いたのですが、
まずそこが失敗だったかな・・・。
発声法や立振る舞いが宝塚そのもので、
いくらきれいな着物を着ても馴染めていない。
武者姿が一番似合っていたくらいです。
凛々しい茶々が見たいならそれも良しですが。

物語もはしょり過ぎで描ききれていない。
浅井の落城から豊臣の側室になるまで僅か30分。
秀頼誕生から成人まで数分ですよ・・・。
その他、ミスキャスト多し。

榴弾砲のように城壁を吹き飛ばす破壊力の大砲や、
ライフルのような精度の火縄銃。
自爆した!大坂城の木っ端微塵シーンも、
なんだかねぇ・・・淀君は爆死ですか・・・。

僕は妹に恋をする

2008年11月28日 | 見た映画 NG
2006年 安藤尋監督
    出演 松本潤、榮倉奈々、平岡祐太
『双子の兄妹のヨリとイクは幼い頃に結婚の約束をした仲で、
 高校3年生になった今も同室で過ごす2人だったが、
 最近、兄が妹に急に冷たくなり・・・。』

新評価 1.0 (駄作)

これもおっさんの見る映画じゃないのは承知ですが、
少しの興味と空き時間があったので鑑賞。
近親相姦を描く漫画が原作らしいのですが、
アイドル映画なのでAVの様な過激さを、
期待してはいけません。

と言っても物語は淡々と流れるし、
映像的に“ぬるい”。
平岡祐太はよく頑張ったというだけです。