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B-scale fan's log

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最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

舟を編む

2014年05月01日 | 日本映画 評価3
2013年 石井裕也監督
    出演 松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、
    池脇千鶴、小林薫、加藤剛 他
『出版社に勤務する男は所属の営業部ではパッとせず、
 人手不足で辞書編集部に配属され、
 新しい辞書の編さんに従事することとなる。
 そんな彼が下宿の大家の孫娘に一目ぼれをし・・・。』

新評価 3.0

のちほど

オカンの嫁入り

2014年04月30日 | 日本映画 評価3
2010年 呉美保監督
    出演 宮崎あおい、大竹しのぶ、桐谷健太、
    絵沢萠子、國村隼 他
『大阪の京阪電車沿線で母一人子一人で仲良く暮らしていた家族。
 ある晩、酔っ払った母が若い金髪の男を連れて帰ってきて、
 彼との結婚を宣言する。突然の事態に戸惑う娘は、
 母の幸せを素直に祝う気になれずに・・・。』

新評価 3.0

のちほど

永遠の0

2013年12月21日 | 日本映画 評価3
公開中 山崎貴監督
    出演 岡田准一、三浦春馬、吹石一恵、
    井上真央、吹雪ジュン、夏八木勲 他

新評価 3.0 (いい映画)

ずいぶん前に書店で「店員が薦める本」とあったで、
戦史好きとして手に取ったものの、そっと戻した小説。
映画化で話題なので図書館で借りて読みましたが、
やはり好みでは無いが、いい小説です。

ま、小説はラノベみたくもあったり、
あの時代に詳しい人には説明過剰ですが、
戦争を知らない人に分かりやすく書いてあるのは、
今の時代にとても必要な事ですからね。

そんな小説がどう映画化されたか気になって、
初日の映画館に行ってきました。
2回目の上映はやや年配のお客さんで7割の埋まり具合。
出来るだけ多くの人に見てもらいたいものです。

さてその映画もやっぱり何かちがう感が。
小説と違うなんてバカなことはいいません。
左翼系インテリ新聞社の変節記者なんていらんし、
生き残りたいパイロットを非難する気もないです。

特に映画では特攻の意味や有効性の話のない中で、
ただ家族のために死ねないと言う主人公に違和感が。
確かに多くの若者が家族のために死ぬなか、
戦い続けるために死なないパイロットは有りです。

それがあの最後では心神喪失で自殺ではないか。
たとえ前途有望な若者たち、
自分が死に方を教えた若者が成果なく死に、
そこに絶望や責任を感じたとしても。

そして映画館で泣いている方が沢山いましたが、
この人たちはなんで泣いているのかと・・・
戦争で特攻隊で人が死んでかわいそうだから?
映画の中では彼らの死は無駄死にだし。

感動したという意見もありますが、どこにだろう?
大石さんの生き方、みんなの宮部さんの記憶?
非合理的で作戦と言えない命の無駄遣いに、
死を強制させられた特攻隊の若者に対してでは無さそう。

NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ!

2013年08月01日 | 日本映画 評価3
公開中 内田秀実
    出演 山本彩、渡辺美優紀、横山由依、
    山田菜々、小笠原茉由、小谷里歩、
    ケンドーコバヤシ、田中律子、丘みつ子 他

新評価 3.0

ストーリーはほどよくまとまっていて、
吉本発の映画らしく笑いもあります。
アイドル・お笑いに演技力を問うほど、
野暮じゃありません。

お目当ての人がいるなら見にいくべき。
初日初回の劇場はほぼ満席でしたね。
ほぼアイドルのファンでしょうけど・・・。
そんな場所も楽しいものです。

才能のない自分を認める。
的な深いセリフがありましたが、
なかなかそれが難しいねんで。
頑張れば、努力すればなんてね。

才能と努力は掛け算。
最近なおさらそう思います。

サイドウェイズ

2013年02月24日 | 日本映画 評価3
2009年 チェリン・グラック監督
    出演 小日向文世、生瀬勝久、
    鈴木京香、菊地凛子 他
『大学時代の親友の結婚式にアメリカにきた
 シナリオスクールの教師。
 式に使うワインを探しに来たワイナリーで、
 2人は旧友と出会う。』

新評価 3.0

オリジナルの洋画があるようで、
それは見ていないのですが、
キャスティングの年齢設定は、
これで良かったのでしょうか?

40代のおっさんの結婚式は良いとして、
結婚前にやりまくろうとするおっさん。
20数年前の老けたマドンナとの再会、
シナリオライターの夢を諦めないおっさん。

しかも何故かアメリカ西海岸で?
せめて30代の設定なら分かるけど、
なんでこうなったのでしょうね。
これが大人のラブストーリーなんでしょうか。

四十にして惑わず。でしたか。

DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?

2013年02月05日 | 日本映画 評価3
公開中 高橋栄樹監督

新評価 3.0

AKBグループに何名居るのか知りませんが、
かなり多いのでしょうね。と言うのも、
友人、知人の娘さんがメンバーだなんて事もあって、
見に行くこととなりました。
ほとんど映っていなかったけど。

前作はAKBと一般社会の関わりを感じさせましたが、
今回はAKBのインナー・スペースだけの話し。
次期センターは誰がなるのか。
そして恋愛禁止の罪と罰。
この2本を軸に進んでいきます。

AKBに入った子は全てがセンターを目指すそうで。
そして映画では3人にスポットを当てています。
ちゃくちゃくと経験を積んできた者、
ダンスの才能と覇気あふれる者、
前センターの雰囲気と幸運を持つ者。

しかしセンターと言うのはかなり重圧らしく、
例えて言うなら城塞のごとく、
あらゆる砲火を浴びながら、
なかの味方を守り、敵を打ち破る存在。
メンタリティーの強さと周りの支援が必要です。

この映画でもセンター候補と言われた少女が、
思うような成果を出せず、
集中砲火を浴びて自分に自信を無くし、
繊細さゆえに、落ちてしまった城が出てきます。
中学生にはかわいそうな経験です。

そして恋愛禁止。自分たちの決め事とは言え、
バレたら解雇なのは年頃の娘さん達には厳しい。
それでも恋するのは、禁断の恋の類でしょうか。
アイドルするだけが人生じゃないけれど、
アイドルは若い今しか出来ないか。

堅いドキュメンタリー映画でしたね。