仙谷氏「自らの政治生命か、日本の沈没かというぐらいの決意だったのでは」
仙谷由人官房長官は6日午前の記者会見で、菅直人首相が消費税を含む税制と社会保障制度改革に「政治生命を懸ける」と発言したことについて「財政への危機感の深さで発言したと思う。自らの政治生命か、日本の沈没かというぐらいの決意だったのではないか」と述べた。・・
ふむ。わかりにくい「解説」。多分「私(菅さん)の政治生命が維持されるか,または,日本が沈没する」という意味だろう。論理学の法則によれば,これは「もし私の政治生命がなくなれば,日本は沈没する」と同じ。すると,日本の沈没を防ぐため,私の政治生命を維持しなくてはいけない,ということになる。つまり支持率1%になっても政権を維持しなくてないけない。どう見ても勝手な理屈。菅内閣と日本は運命共同体だ,片方が沈めば他方も沈む,というわけだから。勝手な抱き合い心中は迷惑。日本を巻き添えにしないでもらいたい。大体「政治生命」など大したことはない。賭けるのならもっと重要なものを賭けてもらいたい。