くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

串かつ 武蔵

2011年09月29日 19時32分38秒 | グルメ
昨日は友達と「串かつ武蔵」に行きました



信楽ラバーズなら、誰でも行く「武蔵」

九州から帰ってきて、友達と待ち合わせの場所です


ここの、お父さん、お母さん、あっこちゃん、みんないいファミリーで、いつもほっとします


まずはじめに頼むのが、「えびしそ」



ころものサクサク具合とえびのプリプリ具合としその風味が最高に美味しい

大好物の一品です



かえるの口に串をいれていきます


「武蔵」でビールを飲んでいると、やっぱり信楽に帰ってきたなぁ・・・って思います

そのうち、お客さんが増えてきて、見る人見る人、わりと知ってる顔ばかりで・・・やっぱり信楽に帰ってきたなぁ・・・



「むさる」=武蔵に行く。

信楽ラバーズ語です。


部会のあとや、宴会のあと、必ず立ち寄ります。

大勢で行ったり、遅くからおしかけたり

いつも「武蔵」には迷惑かけっぱなしです ごめんなさいね

けど、みんな「武蔵」が大好きです

楽しく語りあったり、ふざけあったり、時には喧嘩したりして・・・

たくさんのことを話し合います。

信楽ラバーズ御用達のお店「串かつ武蔵」

ここにいけば、信楽ラバーズに出会えますよ


ただいま



本日のくらしのうつわ

鯛のポアレ 黒のうつわ by Salon du グータン


忍者飯グランプリ 終わりました

2011年09月28日 00時59分21秒 | JC
先日9月25日(日)に行われました、「忍者飯グランプリ」多数の市民の皆様のご来場により、無事開催終了しました。

私は、実際この目で見たわけではありませんが、本当にたくさんの人出で、どこも大盛況だったそうです

盛況ぶりは、友人や家族の声、そして fece book からも遠く離れた小倉まで届いていました

参加出来なかった悔しさもありましたが、小倉優先です

JCとして、市民として、ブログでしかお伝えできませんが、「忍者飯グランプリ」を通して、たくさんの人が繋がったのではないでしょうか


私が、ひときわ加担していた、「餃子屋 琵嬪波」さんはびわ湖放送特別賞を受賞されたそうです

みなさんの努力が実りましたね


出店されたみなさんは、このイベントに向けて、本当にたくさんの知恵と努力と時間を費やしてきたんでしょう。

全員に、「特別努力賞」ですね。

それぞれの方にそれぞれのドラマがありました。

また、次回に向けてのドラマが始まりますね


もっと詳しくお伝えしたかったのですが、リンク先でお楽しみください


餃子屋 琵嬪波 ~びびんば~ 」

びびんばさんの強力助っ人「海のさち」さん

水口青年会議所「忍者飯グランプリ


本当に皆さん、お疲れさまでした

行きたかったなぁ~




本日のくらしのうつわ

マカロニグラタン by Salon du グータン

西日本陶磁器フェスタ 終わりました

2011年09月26日 22時49分48秒 | 炎の味がま
9月21日~25日まで開催されていました「西日本陶磁器フェスタ」無事、終わりました。

今回もたくさんのお客様にお出会いすることが出来ました

初めて来てくださった方々、去年来てくださった方々、毎年来てくださる方、期間中何回も足を運んでくださる方、本当にたくさんの方に感謝しています。

去年来てくださった方の中には、「去年買ったうつわが使いやすくて、また来ました」と、本当に嬉しいことを言ってくださる方もいらっしゃいました。

今年で3回目。

初めて2年前、一人小倉に行ったときは、どうしようもない不安でいっぱいでした
まわりに知り合いもいなくて、接客も全然慣れてなくて・・・
梱包するのも、ブースの奥に一人でこそこそとするのが関の山でした。
前の年まで父が行っていたので、来てくださる人はみんな父の顔を見に来る方ばかり・・・

去年はそれが、だんだん減ってきて、今年になるとだんだん私の顔を覚えてくださる方が増えてきたかな・・・

本当にありがたいことです。

うつわと人が繋がる。そんな気がします。

「人柄」まではまだまだ売りには出来ませんが、うつわが「人柄」を伝えてくれる。
そんなうつわ作りをしていきたいです

本当は小倉に一人、心細くて仕方ありませんでしたが、今ではたくさんのお客様や九州にお友達まで出来て、とても楽しい小倉での1週間でした。

昨日、信楽に帰るの、本当は少し嫌だなぁ・・・とか思っていたのですが

信楽の友達の声を聞くと「やっぱり帰ろう」

開催が終わり、車に荷物を積み込みました。

私は門司港や下関の景色がとても好きなので、門司まで行って九州の景色を目に焼き付けてからいつも帰ります。
 
「また来年も来よう」

そして帰路に着きました。


最初は、帰りたくてしかたない九州一人行商だったのに、今年はこんな気持ちになるなんて・・・

ちょっとは成長したのかな。

これも、九州の温かい人の心に支えてもらったおかげです。


小倉はまた来年。博多へは3月に行きます。

九州のみんな、また待っててくださいね



本日のくらしのうつわ

かまど名人でたいた赤飯 by Salon Du グータン

忍者飯グランプリ 明日開催です

2011年09月24日 18時46分30秒 | JC
いよいよ、明日9月25日(日)、水口青年会議所主催の「忍者飯グランプリ」が開催されます。

甲賀、湖南地域の地元の食材を使って、ご当地グルメバトルです

私がお世話になっている方も出店されます

聞くところによると、この忍者飯グランプリのために、そして今後の甲賀の地場産業発展のために、何年もねかせた案が、いよいよお披露目されるそうです。

もと、中華料理店の娘ならではの味わい。秘伝の味がたっぷりの「餃子屋 琵嬪波~びびんば~」の黒い餃子、ぜひご賞味くださいね

強力な助っ人、「海のさち」のさちさんもお手伝いに行くそうです。

生地作りから、こだわりの一品です


他、多数の知恵と技を生かした店舗が「忍者飯」を競います。

おなかをすかせて、行ってくださいね


私は一人、小倉で「西日本陶磁器フェスタ」最終日、がんばります

本来ならば、JCメンバースタッフとして、「忍者飯グランプリ」を盛り上げるべきなのですが・・・

歯がゆい思いで、このイベントの成功を祈っています。


「忍者飯グランプリ」に行かれる皆さん、出店者の皆さん、そしてJCメンバーの皆さん、おおいに盛り上がって楽しんでくださいね




本日のくらしのうつわはお休みします

小倉 魚仙みやはら

2011年09月22日 23時03分14秒 | グルメ
小倉に来て3日目の夜。駅前の祇園太鼓の銅像の前で待ち合わせ。


小倉に来たら、必ず立ち寄るお店があります

「魚仙みやはら」

名前を来たら、信楽の方はピンとくると思いますが、このお店は小倉出身のご主人、宮原さんが、縁あって、かつて信楽の「魚仙」で修業され、故郷の小倉に帰って一旗あげられたお店です


のれんをくぐると、馴染みのある狸とカエルのお出迎えです。


信楽からこんな遠く離れた場所でも、きとんと信楽焼たちはお仕事しています


ほっとしながら、宮原さんのお料理がはじまります。

まずは、玄界灘でとれた新鮮なお魚のお刺身です。

関門たこ、玄ちゃんあじ、はたはた、いか、さんま

どれも、今朝・・・今?とれたてのおいしい魚です
さすがっ。ご主人の選び抜かれた素材のこだわりのものばかりです。

次に出てきたのは、「かれいの煮つけ」
城下かれいと言って、ふわふわの身のつき具合

そして、ご主人ご自慢の「とうもろこしのてんぷら」

このとうもろこしの身をつなぎ合わせててんぷらにする技術がものすごく難しく、このお店の看板料理です

ちなみにうつわは、私の父作です




次は「しゃものびしゃ漬け、自家製たまご豆腐添え」
びしゃというのは、合わせ味噌という意味だそうです。


そして「長いもまんじゅう」
ぼーたんいもとえびをすり合わせて、山椒が添えてありました。

最後は「稲庭うどん」
イモ豚とよばれるぶたの冷しゃぶとうどんを、ていねいに根昆布でだしをとられたおつゆでいただきました


大満足 おなかいっぱい、最高においしいお料理をいただきました

なにより、ここのご主人の宮原さんの気持ちでいつもおなかがいっぱいになります。

お料理に対するこだわり、丁寧さ、おもてなし、そして、お料理が大好きだという気持ちが、伝わってきます。
いつも最高のお料理で、お客さまをお迎えして、最高のおもてなしをしたいとう気持ちでいっぱいだと思います。


小倉でいつも予約でいっぱいのお店「魚仙みやはら」

今年もここへ来れました




宮原さん、いつも最高のお料理、ありがとうございます

何を食べても、本当においしい


また来年・・・  



本日のくらしのうつわ

とうもろこしとだるまかぼちゃの天ぷら by魚仙みやはら



西日本陶磁器フェスタ開催

2011年09月21日 21時54分10秒 | 炎の味がま
福岡県北九州市小倉にて、「西日本陶磁器フェスタ」が開催されています。

フェリーにゆられること約12時間

昨日の朝に北九州小倉入りして、昨日夜までかかり店づくりをしました。

本日から、25日の日曜日まで、西日本総合展示場で開催されます。


今日は、初日ということもあり、まずまずの人出でした


お客さまの中には、私が出したDMを持ってきてくださったり、去年最終日に来たせいであまり選べなかったからと、今年は初日に来てくださった方とかいらっしゃいました。

一年ぶりに出会う方。

お話をしてみると、何を話していたか、何を買われたか、だんだん思い出してきます。

大事に使ってくださったりする話を聞くと、本当にうれしくなります


使い手と作り手の顔が見える距離。


信楽の小倉は離れているけど、近い距離だと思いました。



私、接客は苦手です・・・

けど使ってくれる方がいると、そんなこと、言ってられません。

また来てもらえることの嬉しさは、苦手な気持ちを消してくれます。

今日、出会ったお客さまとまた出会えるかどうかは、自分次第です。

一人でも多く、二回、三回と、出会えるように、明日も頑張ります


明日も素敵な出会いがありますように・・・



本日のくらしのうつわ

鯛のポアレ(海のさち)by Salon du グータン






Salon du グータン うつわの提案

2011年09月20日 23時56分18秒 | うつわ
先日行われた、Salon du グータン 。

信楽焼の土鍋を使ってお料理をして、信楽焼のうつわでお料理をいただくお料理教室です

お料理教室の流れも出来てきて、いよいよ信楽ならではの、うつわからお料理の提案です。


今日は少しうつわにクローズアップしてみます

まずはグラタン皿。

少し大きめで、たっぷりサイズです。

姉のサイズですが、幼いころからグラタンをたっぷり食べたかった気持ちがおおいに表れた一品です。

うけ皿が同じテイストでまとめてみたのですが、滑りやすくもう少し工夫が必要です。

具材がどんどん出来あがり、バターを塗って盛りつけて




チーズをまぶして、


オーブンへ

オーブンはもちろん、オーブントースターでも楽々入る大きさです。これならご家庭でも手軽にたっぷりグラタンが食べれます

一押しは焼き鳥皿ですが・・・

少々企業秘密のため、あまり口外できませんがっ


姉の生活の知恵ならではの提案でした


おなじみのかまど名人で簡単にお赤飯が出来ることを教えてもらいました

家庭で気軽にお赤飯。ちょっとした家族のお祝いにすごく心に残る一品だと思います。




そして、さちさんの鯛のポアレ

黒のうつわと白のうつわ


白のうつわはバジルソースの色が映え、ランチ風。
黒のうつわは、トマトの赤が映え、ディナー風。

などなど、いろいろな意見が・・・


今回の試みは本当に勉強になりました。

とことん、うつわと向き合ったグータンになりました。

なかなか、自分が作ったうつわを家族以外の人に目の前で使ってもらえる経験って出来ません。

評価が表情や空気で感じる距離。

自分に向き合う大切な貴重な時間です。

褒めてもらったときは何よりの自信に繋がります。


講師の方々は、自分の料理を食べてもらうときほど、どきどきすることはないっておっしゃいます。はたから見て自信ありそうで完璧な人でも、怖い時間はあるものです。

だったら、私も自信ないけど、自信あるふりしてみようかな・・・
少しは自信のあるかっこいい女性に見えるかも・・・

みんな、自分の課題に一生懸命です。


それぞれ、乗り越えるべきものがある・・・

また、明日も頑張ろう

明日から、九州小倉にて「西日本陶磁器フェスタ」開催です。



本日のくらしのうつわ

マッシュポテトと鯛のポアレ



















Salon du グータン 5回目

2011年09月18日 23時59分09秒 | グータン
今日は、2ヶ月に一回の、Salon du グータン の日でした

信楽焼の土鍋を使ってお料理をして、信楽焼のうつわでお料理をいただく、お料理教室です。

今年の1月から始めて、はや5回目を迎えました。

毎回毎回、違うテーマで開催しています。

なにぶん、お料理教室に関しては素人ばかりです

けど、信楽焼の良さを伝えたい一心で、頑張っています

今回はもうそろそろ、お料理教室の流れや雰囲気も慣れてきて、うつわをテーマにお料理教室を開催することになりました。

うつわをテーマに・・・ずいぶん悩みましたが、炎の味がまは「くらしのうつわ」です。

毎日のふだん使いを提案してみようと、姉(毎回参加してくれています)といろいろ話し合い、姉宅の定番お料理をテーマのうつわにしてみました。

うつわから、メニューやレシピを考えてもらう。新しい試みです


提案したのは、

グラタン皿、焼き鳥皿、たきおかずの盛り鉢、ごはん茶碗、そしてさちさんのお魚料理の白と黒のうつわです。



ここに、どんなお料理が出来てくるのか・・・

とても楽しみです


うつわが指定されてからの、お料理。 講師の方々にはご苦労かけてしまったと思いますが・・・
ここは しがらき Salon du グータン です。
いよいよ当初からの目的、料理と信楽焼の調和が始まります。


そして始まったグータン。



いつものように、次々とお料理が始まります。

今日はお天気も良くて、焼き鳥は、T家直伝のたれに漬け込んで外で炭火で焼きます




みんなとっても楽しそう


こんな感じでどんどんお料理が出来てきます






そんなこんなで、わいわい楽しく出来上がりました

お料理とうつわに関する、それぞれのエピソードは山ほどあり、それを語ると今日のブログが終われそうにないので、追々アップしていきたいと思います。

お楽しみに

さちさんのお魚料理。試行錯誤のうえの一品です。
白と黒のうつわにお料理が映えます
この日のために、私はうつわを焼き、この日のためにさちさんは毎日お料理を研究してくださいました。

鯛のポアレ 海のさち


さちさん、本当にありがとうございました

そして今日のお料理です。



グラタン、焼き鳥、肉じゃが、赤飯、お魚料理

どれも美味しくいただきました

うつわも生き生きしていて、うれしそうです


今回も、うつわをテーマに・・・の新しい試み。

いろいろ大変だったけど、何かをやれば何かが生まれ、本当に毎回毎回、新しい発見の連続です。

今日もグータンやってよかった

進化し続けるグータン。一度体験してみてくださいね



本日のくらしのうつわ

ゆりちゃんからの差し入れのフルーツ







西日本陶磁器フェスタ

2011年09月17日 22時49分47秒 | 炎の味がま
9月21日~25日まで、北九州市小倉、西日本総合展示場・新館で「西日本陶磁器フェスタ」が開催されます。


九州地方をはじめとする西日本各地の陶器産地から、約200のブースが出店します。

うちの「炎の味がま」も、今年で11回目の出店です。

当初は、父と母が二人で楽しく行っていたのですが、世代交代と言いますか、時代のうつりかわりと共に、私一人でいざ九州へ

一人行商に今年で3回目です。

最初はフェリーの乗り方すら知らなかったんですが、今では少し慣れてきました

今までは、行くだけで精一杯でしたが、今年は少し自分らしい店作りに挑戦してみようかなと思っています。
・・・これがまたまた大変でっ

ま、地道に頑張るつもりです。


東京から帰って1週間足らず・・・本当に時間が足りません

小倉に行ってしまったら、信楽に帰るころには、9月も終わってしまいます・・・

全然仕事出来てないですやん

ま、何とかなるかと思いながら、九州で一人頑張ってきます。


毎年、小倉に行くころに肌で秋を感じるようになります。

またこの季節がやってきました

去年来てくださった方とまた会えるかな・・・小倉には毎年、このフェスタを楽しみにしてくれている方も大勢いらっしゃいます。

道中や、期間中、本当に大変だし時に寂しい思いもするけど、小倉で出会うお客様にいつも救われています

また、今年も頑張ろう

あさっての晩にはフェリーです

台風・・・心配です


西日本陶磁器フェスタ 9月21日~25日

お近くの方はぜひお越しくださいね




本日のくらしのうつわ

たきおかず



のぼり窯焚いてます

2011年09月15日 19時39分37秒 | 工組青年部
信楽陶器工業協同組合 青年部、一年に一回の「のぼり窯焼成事業」しています。

9月13日から、点火して約4~5日の予定で焚きます

滋賀県立陶芸の森で行っています。


窯当番が組まれ、夕方から夜中から朝まで、青年部が交代で窯焚きです



火袋とよばれるところから、ゆっくり温度を上げていきます。

耐えず、みんなで夏の間に割った薪をいれて温度をキープしながら、ゆっくり上げていきます。

少し気をゆるめたりすると、すぐに温度が下がってきます

窯の感じを見ながら、窯に合わせて薪を入れます。

初日の夜に行ったんですが、この時の温度がまだ500℃くらい。

何とか、作業にも余裕がありました。



一日たって、昨日の晩に行ったら1000度くらいまで上がってました。

もう、熱くて熱くて

けどやっぱり気を緩めると温度は下がります。



昨日とは全然違う炎の勢いです。

かなり気を引き締めて作業にかからないと

薪で焚くって言っても、温度計があったりして、わりとスムーズにいきます。

温度計のない時代は、どうしてたんだろう・・・

先人には本当に頭の下がる思いです。

炎の勢いや匂い、火のひき具合なんかで見てたのでしょうね。

いろんなことが便利のなったこの時代は、すべてにおいて鈍感になってしまったのかも知れません。

五感を鍛える

きっと、何かが見えてくるはずです。








青年部の窯焚き、17日の早朝までやってます

気軽に見学に来てくださいね。一般の方も大歓迎です

場所 滋賀県立陶芸の森



本日のくらしのうつわ

さばの味噌炊き